小泉総裁の圧勝と自民党の行方


 自民党総裁選挙は、小泉現総裁が圧勝しました。党員票では、特に全体の7割近くの支持を集めたことになります。
 私は亀井静香候補に投票したものですが、自民党員は今後もこの小泉総裁のもとで、その行動を行ってほかありません。人によっては臥薪嘗胆の人もあるでしょう。
 いずれにしても、我々地方議員は、自前で組織を作っていくほかありません。

 なお、この記事は、私のHP議論掲示板の物を利用しました。その間の相手の方の書きこみ部分は割愛しました。
 
<見出し>
自民党総裁選、終盤近し 09/15-09:31
亀井静香候補に投票 09/18-21:20
小泉圧勝、今後の自民党はどうなる 09/20-16:31
小泉圧勝の投票数数値 09/20-17:33

自民党総裁選、終盤近し

 自民党の総裁選は、9月20日に行われることになっています。そのため、われわれのように一般党員は、その前日までに投票用紙(往復はがきの、返信ハガキで投票する)を必着させないといけません。

 もう既に、その投票用紙を送付した党員もあるようです。メディアでは、国会議員と党員投票の両方で「小泉純一郎現職総裁」が過半数を制し、第一回目の選挙で当選するとその見通しを報道しています。

 私は、まだ投票していませんし、小泉候補に投票する意思もありませんが、これはあくまで少数意見です。

 既に、「勝負はついた」というのが、メディアの一般的な考えです。

亀井静香候補に投票

 今回の自由民主党総裁選挙で、私は亀井静香候補に投票しました。(公職選挙ではないので、党員個人のこうしたPRは全て自由です)
 
 町田市議議員で、亀井静香候補に投票したのは、私一人かも知れません。郵便投票ですので、そのハガキを示し、同僚議員にも案内しました。結果は、非常にさめた目で見られています。

 とにかく、投票締め切り、開票まであとわずかに迫りました。

小泉総裁圧勝、今後の自民党はどうなる

 メディアの予測通り、第1回目の開票で小泉総裁が再選されました。予想通りに橋本派の藤井候補は惨敗しました。他の候補にしても、亀井候補が善戦したと言えるほどの得票でもありません。高村候補は以外に支持を得たようです。

 さて、こうした戦いをした政治家を今後の続けていけるのか、幾人かはこれで政治生命が絶たれるという事態もあるかも知れません。

 あとは、総裁選の公約がそのまま保持されていくのは、「この程度の公約は、守らなくともたいしたことは無い」と言うことになるのか、あくまで小泉総裁=総理の考え一つにかかっているでしょう。

 党内の反主流派は、しばらく沈黙するほかありません。

小泉総裁圧勝の投票数数値

 20日午後に行われた自民党総裁選の結果は、小泉総裁が圧勝で再選しましたが、その数値は、下記の通りです。

 自民党総裁選は所属国会議員の投票が行われ、同日開票された地方票と併せ、小泉純一郎首相が圧勝、再選された。新総裁の任期は06年9月までの3年。

 今回の投票では、議員票(計357票)、地方票(計300)となっていた。
 小泉総裁の得票は、合計399票(議員票194票)、地方票205票)獲得。
 2位は亀井静香候補で計139票(議員66票、地方73票))、3位は藤井孝男氏で計65票(議員50票、地方15票)、4位は高村正彦氏で計54票(議員47、地方7票)だった。

 その結果、第1回目の投票で、小泉総裁が再選される結果となった。

 あとは、それぞれ森派をはじめとする主流派(山崎派など)の人脈や、参議院青木幹事長派、橋本派小泉総裁支持派、堀口派の派閥議員の大臣配分が注目されます。

 その後、国政の動向では、特別国会が開催され、テロ対策特別法を延長する法案を通して、国会解散に向かうようです。


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