中曽根元総理も立候補排除さす、小泉総裁の意向

<前書き>
 小泉総理による、自民党衆議院議員の比例代表選挙候補者の年齢の立候補制限は、ついに中曽根元総理にまで及びました。党内には、その世代交代を歓迎する意志もあり、その時々の状況で、どのルールが優先するか解りにくいところが、わが党の特徴でしょう。

 しかし、今回のように、相手は自分のことを「よく理解してくれている」と言う中曽根元総理的名発想は、木っ端微塵に吹き飛ぶことになりました。「勝者が正義」の原則は、またしても一貫していたようです。

 今回の事態をじっくりと観察することが、わが党の真実の姿でしょう。小数に転落すると、相手のペースで物事が進行する典型を見ることが出来ました。

<見だし>
中曽根元総理もはずす小泉総理 - 10/24-22:05
2001年4月30日の関係記事 - 10/25-09:21


中曽根元総理もはずす小泉総理

 ついに、かの中曽根元総理もはずす意向を、小泉総理が本人に表明したとのことです。

 最終結果がどうあろうと、既に小泉総裁によって、自民党はぶっ壊された状態といえます。終局的には、中曽根総理も旧江藤・亀井派(現在の亀井派)です。そういう立場にありながら、小泉総裁に、自分は昔の約束で比例選名簿1位が維持されると信じた中曽根総理の方が、愚かであると言えましょう。今回のシナリオの最後の仕打ちが、まさか自分に向いたものだとは考えられなかったのが限界です。

 私は一介の地方議員ですが、自民党総裁選挙でかの亀井静香候補に投票した立場上、あるいは上記のような手法にはとてもついていけません。万が一にも小泉総理に出会う場面が起きたとしても、あえてその機会を避けざるを得ないと考えます。

 それが、党総裁選挙で小泉総裁を選ばず、亀井静香候補を選んだ私の相応しい態度と考えています。


投稿時間:2003/10/25(Sat) 09:21
投稿者名:吉田つとむ
Eメール:master@j-expert.com
URL :http://j-expert.com/
タイトル:2001年4月30日の関係記事

 メールマガジン記事のバックナンバーに関係記事がありました。
 http://j-expert.com/mag/bac/01_04_30.html

 当時の山崎幹事長と、同じく帰省からの戻りで福岡からの飛行機中で出くわしましたが、その挨拶をしそびれたというくだりを説明した文章です。

 私にとっては、当時の心境と変わらぬものが続いています。
 どうぞ、ご覧ください。

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