保守新党の消滅と、町田市議会の所属会派分裂

<見だし>
保守新党が消滅 - ザトペック 11/11-22:22
保守新党二階幹事長について - 11/12-00:04
Re: 会派分裂 - 宮本 武蔵 11/12-22:35
前向きに考える会派分裂 - 11/13-19:05
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保守新党が消滅(投稿者名:ザトペック)

 自由党が民主党に吸収合併、保守新党が自民党に吸収合併
 と大きな党がドンドン大きくなり、二大政党の時代を迎えた
 と報道される。
 咋今の、重要法案が深い議論を経ず、すいすいと成立する状況を
 見ると、力と力の対決でしか物事が進まない状況が、より進んで
 しまうものと懸念される。少数意見の尊重が成熟した民主主義
 の基本である事を考えると、時代錯誤と言わざるを得ない。
 
 その意味では、町田市議会の会派が分裂して2つに分かれたことは
 問題点を顕在化する上で、良い事と考える。

保守新党二階幹事長について

 保守新党の二階俊博幹事長について

 この方は、大変印象深い思い出があります。阪神大震災の被災者救援の運動に際して、その被災者代表が国会陳情活動に耳を傾けました。しかも、自分がその話を聞くだけでなく、大勢の国会議員を会議室に招集して、その話しに聞き入ってくれ、国会の質問につなげさせたことがあります。

 内容は、被災で生命保険金が払えず、契約が失効しそうなものを延長させる手段を講じてもらいたいとするものでした。上野泰昭さんという人物が、仲間を集め、「そして神戸」というグループを組織し、厳寒の日比谷公園に野宿し、生死をかけて、連日国会に陳情したものでした。

 二階保守新党幹事長は、当時の野党である「新進党」の国会対策の責任者であったと思います。即座に議員に連絡を取り、小池百合子(現環境大臣)、青山丘(現職)、石井一(民主党副代表)、愛知和男(元衆議院議員)など10名ほどの衆議院議員を集めて、是認がその話を聞き入りました。その結果で上記のように、石井一衆議院議員がその質問をすることを手配しました。

 二階俊博幹事長と言う人は、華やかな舞台の影で、人を支える仕事をじっと続ける人であり、この保守新党でも、その役割を担っておられたようです。その二階さんは、平成5年の時、小沢一郎さんについて、自民党を抜けた議員の一人です。紆余曲折を経て、10年ぶりに自民党に戻ることになります。これからの行く末も、注目しています。

 町田市議会の自由民主党議員の分裂ですが、今もって、離脱された方は特別の発表を行っていません。いずれにして、今回の分裂が市民にとっては、どのような違いがあるか、そうした説明を避けつづけることは出来ないと思います。

 自分の良さを発揮できる側が、それからの難局に立ち向かえるものと考えます。

Re: 会派分裂(投稿者名:宮本 武蔵)

>  自分の良さを発揮できる側が、それからの難局に立ち向かえるものと考えます。

会派分裂は、総選挙後の中央の動きを睨んでの決断だったと思います。
中央は、数字の上では、自民党が単独で絶対多数を確保したわけですが
中味は選挙前と大きく変わったと思います。
それを象徴したのが町田市議会の会派分裂でしょう。
これにより、審議のスピードは遅くなるでしょう。しかし、徹底した議論
が必須となる結果、実行に移す局面でのスピードは今までよりも上がるでしょう。差し引きすれば、今までより早くなるのではないかと思います。
何よりも、誤謬が無くなることが期待できます。

前向きに考える会派分裂

 会派の分裂に対して、前向きの解釈とご披露いただき、目からうろこの思いがいたします。

 組織半減=勢力激減と言う考えが頭をよぎりますが、これはあくまで自分たち議員に取っての問題であり、町田市民から見てどのように写るのか、あるいは考えられるのか、そのように思い返さねばいけない事柄です。

 これによって、会議のあり方が改善される事態が起きれば、一歩後退、二歩前進ということになります。

 今まで以上に、「おかしいことはおかしい」と、問題点ごとにご指摘ください。

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