可児市議選候補者の電子投票広報状況(町田市議 吉田つとむ)
(03/08/15)作成 以下は、吉田の議論掲示板記事を引用。
候補者の電子投票広報状況 2003/07/24(Thu) 11:07

 今回は、市議選候補者の選挙で、この電子投票が広報されているか、その方法を具体的に取材した。(今回の視察が、公費負担の部分があるため、特に公式報告でもその点も考慮する)

 まず視察日程が、選挙戦の最終日となっているため、どの陣営にしても、有権者でもない人物の取材など受ける条件には、きびしいのが当然である。

 現地の日程で、午後3次から投票所の設置状況の見学を認めた個所があり、まずそこを詳しく見学した。その後、市内にコミュニティーバスが運行していることがわかったため、そのバスを利用して郊外にでた。

 その郊外で、一つの選挙事務所を訪問することが出来た。そこでは、模造紙に電子投票画面に合わせた候補者リストを大きく描いて、自分の候補者名を大きく描いていた。

 その候補者陣営では、郊外の戸建て住宅を地盤とする地域密着型の選挙運動が行われており、電子投票自体に対する広報は、行政機関の広報で幅広くその方法が知れわたっていたと判断する。その候補者は当選した。

 次に、モードサイドに事務所を構えた候補者事務所を見学した。大変若い候補者であったが、事務所に電子投票に関しての記載したものは一切がなかった。聞けば、選挙運動の中でも、電子投票に関しては特に広報してこなかったと言う。たまたま、最終番の選挙運動が行われていたが、電話掛けの際にも、その説明は一切なく、候補者の案内がなされていた。結果は落選であった。

 最後に、街中の候補者事務所を訪問した。いわゆる「選挙の打ち上げ=最終演説」の時間に遭遇した。

 大変、その陣営では後援者が終結しており、それぞれの挨拶もきっちりしたものであった.合わせて、事務担当者が、この電子投票のやりかたに付いて、詳しく説明をしていた.候補者の画面における位置、あるいは候補者名を選択するタッチペンの使用法まで十分に説明していた。比較的に上位の当選であった。

 上記の3名の候補者は、いずれも新人での兆戦であった。