六戸町の電子投票にあたって(投票の秘密の確保) その1

<目次>
  青森県六戸町の「六戸町町長選」 - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:26 No.3805
  町田市でも電子投票模擬選挙 - 吉田 つとむ(町田市議) 01/14-00:28 No.3806
  候補者は、新撰組? - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:32 No.3807
  電子投票のシャッフル機能につい.. - 吉田 つとむ 01/14-00:35 No.3808
  シャッフル機能でなく,ランダム.. - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:38 No.3809
  投票者個人の認証について - 吉田 つとむ 01/14-00:42 No.3810


  青森県六戸町の「六戸町町長選」 - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:26 No.3805
 
転載記事:笹山登生さんのHP掲示板記事を、私の文章と笹山さんの記事で関係部分を転載しました。

●5599 青森県六戸町の「六戸町町長選」は、『電子投票普及協業組合(略称:EVS)』のシステム 笹山登生 104/01/11(Sun) 15:41:11 削除
URL: http://www.duplo.ne.jp/products/products/evs/
平成16年1月18日に、期日前投票も含めた”全面的な電子投票”が、青森県六戸町の「六戸町町長選」 で実施されます。(期日前投票の電子化は全国初)
ここで使われるのは、『電子投票普及協業組合(略称:EVS)』のシステム 。

岡山県新見市の市長・市議選 広島市安芸区の広島市長選 福井県鯖江市の市議選 でも使われた。

システムの概要は、上記サイトのとおり。
スタンドアロン方式を採用。

別にトラブルを待っているわけではありませんが、気になりますね。
(以上、転載)

 町田市でも電子投票模擬選挙 - 吉田 つとむ(町田市議) 01/14-00:28 No.3806

 笹山登生さんのHP掲示板に書込みした記事です。

●5602 町田市でも、電子投票「模擬」選挙を実施します 吉田 つとむ(町田市議) 104/01/12(Mon) 20:48:18 No.5599へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 こんばんは 笹山登生さん

 この掲示板に、青森県六戸町の電子投票選挙の記事がありました。私は、17日(土)18日(日)・19月(月)の日程で、現地六戸町の電子投票の視察見学を予定しています。(月曜日は,単に戻り日程です)不在者投票も電子投票ができる期日前投票が見とめられた最初の選挙ですので、今回の取り組みに期待しています。

 ところで、この電子投票への興味が講じて,自分のイベントで「電子投票模擬選挙」を行うことにしました。1月31日に実施する計画ですが、現在その要項をHP掲示板に作成中です。あくまで模擬投票ですが、できるだけ「リアル」に実施する体制ですすめています。笹山さん、どうぞ,ご覧ください.
 なお、その協力メーカーは、今回の「電子投票普及協業組合」です。

  候補者は、新撰組? - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:32 No.3807
 
笹山登生さんのHP掲示板の転載です。

●5603 候補者は、新撰組? 笹山登生 104/01/12(Mon) 21:04:51 No.5602へのコメント 削除
URL:
吉田さん。
今回は、スタンドアローン方式ですので、やや、安心してみていられますね。
もっとも、期日前投票の秘匿性管理なんて問題もあるかも知れませんね。
シャッフル機能は、これにはあるんでしょうかね。
模擬選挙、興味しんしんですね。
候補者は、ひょっとして新撰組?

 電子投票のシャッフル機能につい.. - 吉田 つとむ 01/14-00:35 No.3808

笹山登生さんのHP掲示板に書きこみした記事です。
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi

●5608 電子投票のシャッフル機能について 吉田 つとむ(町田市議) 104/01/13(Tue) 11:12:33 No.5602へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 笹山さん こんにちは

 私は、1月17‐19日がこの電子投票取材で、青森県六戸町に出向いています。冬の東北ははじめてですが、その寒さは想像の世界の範囲です。最も、19日は帰りの日程に過ぎません.
 
 さて、電子投票の機種は、電子投票普及協業組合のものですが,その記憶は「ランダム」に行う方式とのことです。詳しく書いた資料は見つかりませんが、投票結果の全部を単一の記憶媒体に記憶させる方式ですが,実際に投票用紙を投票箱に投入するイメージで,投票するタイプとのことです。投票結果は、全部がコンピューターに記録されているが、投入した順序は記録されないというものです。それによって,投票者の秘密を維持するというのが、この電子投票普及協業組合の考えと解釈しました。

  シャッフル機能でなく,ランダム.. - 笹山登生 (転載記事) 01/14-00:38 No.3809

笹山登生さんのHP掲示板の転載記事です。(タイトルは、吉田が文章より判断)
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi

●5610 認識と秘匿性の融合は可能なのか? 笹山登生 104/01/13(Tue) 20:30:57 No.5608へのコメント 削除
URL: http://www.crypt.ss.titech.ac.jp/~wakaha/1br/lecture_1tubashi(2).pdf
吉田さん。
シャッフル機能-順序入れ替え機能―はないが、ランダム機能はあるというのですね。
上記サイトの25ページから30ページにかけてが、電子選挙の秘匿性保持の技術のようですが、この中に相当するものがあるのでしょうかね。
ランダム機能といっても、一定のランダムの法則はあるわけでしょうしね。
要するに、前段階で、本人確定の認識の過程があって、次に、ランダムにならなければならないというところに、セキュリティのむずかしさがあるような気がしているんですが。

  投票者個人の認証について - 吉田 つとむ 01/14-00:42 No.3810

笹山登生さんのHP掲示板に書きこみした記事です。
http://www.sasayama..or.jp/

●5613 投票者個人の認証について 吉田 つとむ(町田市議) 104/01/14(Wed) 00:10:10 No.5610へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 笹山さん こんばんは
 
 電子投票の説明において、笹山さんが引用された下記の記事を参照します。
http://www.crypt.ss.titech.ac.jp/~wakaha/1br/lecture_1tubashi(2).pdf
 
 笹山さんが「本人確定の認識の過程」とされる点は,有権者に郵送で送られた投票券の持参者=投票者本人としています。これは,今の電子投票制度においてもまったく同様です。持参者に身分証明書類の提示すら行いません。その精神は,今だ引き継がれていると言えましょう。(将来的には,住民基本ネットワークの個人認証カードが完備されると,そのカードを提示する方法があるでしょう。あくまで、その運用が普遍的になった場合のことです)

 その本人確認が終えた段階で,投票カードが渡されます。この方法で,二重投票の防止のチェックが行われます。そこで、その投票カードを用いて,無事投票となります。電子投票普及協業組合では,その機密保持を、コンパクトフラッシュにランダムに書きこむ手法=DRE(Direct Recording Election)直接記録式選挙理論とされています。
 ただし、この理論自体を説明した文章はまだ見つけていない状態です。