作業所の売上増加実績の記事=Cスクエアの事業

 この記事は、みんなの掲示板(Cスクエアあじさい=http://homepage2.nifty.com/c-ajisai/)に書きこんだものです。Cスクエアあじさいは、中途障害者の作業者ですが、こうしたHPと掲示板を使っての情報発信をやっています。

<目次>
  昨年度の売上を超えた 投稿者:天野  投稿日: 1月23日(金)13時40分20秒
  間違いの可能性は排除できない 投稿者:吉田つとむ(町田市議)  投稿日: 1月 9日(金)19時45分15
  責任感とプライド 投稿者:天野  投稿日: 1月 9日(金)18時18分28秒
  商品準備の手違いと作業 投稿者:吉田つとむ(町田市議)  投稿日: 1月 9日(金)17時38分25秒
  同じおかずが2つ 投稿者:天野  投稿日: 1月 9日(金)14時19分59秒
  今日の売上は20万円を突破! 投稿者:天野  投稿日: 1月 8日(木)14時37分20秒
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昨年度の売上を超えた 投稿者:天野  投稿日: 1月23日(金)13時40分20秒

おかげさまで、Cスクエアのお弁当事業が
今日で昨年度の年間売上額(1330万円)を突破しました。
明日からは、また新しい挑戦のはじまりです。

不況が続く中、
1年目 450万円、
2年目 960万円、
3年目 1330万円
そして、4年目(このまま行けば1600万円の見込み)と
順調に売上を伸ばしてこられたのも、
ひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

利用者の人たちも毎日、一生懸命がんばっています。
今日もこんなことがありました。

職員に頼まれて
パン(お客様の要望に応え、ご飯が苦手な方にはパンに代えている)を
買ってきたケイコさん。
弁当箱にセットしようとしたところ、賞味期限が昨日までであることを発見。
すぐに職員に知らせて、
その後、自分で取替えにいってくれました。
「いつも気をつけてるの?」と聞くと、
「ハイ」と自信に満ちた答えが返ってきました。

些細なことかもしれませんが、
しっかりと自分の役割と責任を自覚した立派な行動だと思います。
そして、そんな積み重ねが売上アップにつながっているのだと思います。

明日からもがんばります。
みなさんもまた、どうぞ、よろしくお願いします。
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間違いの可能性は排除できない 投稿者:吉田つとむ(町田市議)  投稿日: 1月 9日(金)19時45分15

商品の違いのことですが、弁当のおかずで同じものを「2個」入れたということは、ごくありうることです。

 先の男女セットの人形を入れるのに、まず薄い白紙で壊れないようにそっと包み込みます。それを詰め込む前の場所を区分けに両側におきます。男=みどり色、女=赤い色の紙に包んでいるので、一つの箱に同じ色の人形を入れるはずがありません。なのに、最後に同じ色の包みが入っています。そうした作業を、100個も同じくやっているうちに、色の区別もつかないことに状況になってきます。特に、作業に慣れた時間帯で、この間違いは起きてきます。

 解決方法としては、その作業を二人係とし、一人ずつ別の色の人形を詰め込むことです。さらに、その作業のライン上に、ふたをする前に確認の検査要員を配置することです。

 しかし、滅多におきない間違いの可能性を排除するため、そのした人員配置をするなど、果たして一般企業や事業者が取りうることが可能でしょうか。最新の工場・作業所では、そうしたライン的な製造作業を作業ロボットが行い、センサーで間違いをチェックしているでしょう。非常に効果的な方法を取ります。→それにはそれで、作業ロボットが故障する。センサーが動かなくなる。膨大な規格外商品が出来上がるなどのリスクも発生します。

 小さい事業者では、生産数が少ない段階で、間違いを発見できる足回りのよさがあるでしょう。
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責任感とプライド 投稿者:天野  投稿日: 1月 9日(金)18時18分28秒

吉田さん、ご自身の体験と照らし合わせた
暖かいご感想をありがとうございます。

「ものを売る」「お客さんに買っていただく」ことの大変さは、
どんな商売でも同じですね。
一番大切なことは、やはり「お客さんの気持ちになって」ということだと思います。
失敗をしたときには、あれこれ言い訳をしても何もなりません。
まずは、失敗をしないように注意すること。
失敗してしまったときには、素直にお詫びすることだと思います。

自分の仕事に誇りと責任をもつこと。
障害のあるなし、給料の高い安いに関係なく、
一番、大事なことだと思います。
失敗を繰り返さず、次にきちんと活かせるよう、
また、次の職場会議のときに、全体で考えてみようと思います。

しかし、不思議です。
複数のチェック体制をしいているのに、
なんで、同じおかずが2つ入っていることに、
誰も気づかないのか…。(フ〜…)
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商品準備の手違いと作業 投稿者:吉田つとむ(町田市議)b  投稿日: 1月 9日(金)17時38分25秒

 あじさい弁当の売り上げ高、20万円也の成果、おめでとうございます。スポットの増加も、これまでの信頼の蓄積でしょう。それらが定常売り上げとなって、さらに事業拡大につながるように願っています。

 さて、弁当のおかずに同じ品が入っているというのは、気の毒ですが笑いが生じてきます。それは、わたしにもどうような経験があるからです。

 最初の仕事の博多人形やさんでは、貿易もしていました。そうした輸出品では、同じ人形を100ダース、200ダースと出荷します。男女セットものが多く、「茶飲み老夫婦」と言う作品が最大のヒット商品でした。それを準備するときに、男女別にそれぞれ1個ごとに紙に包み、その紙の色分けによって、1セットをそろえ、1箱に収めます。順調に進めて見ると、なんと後、数個で終了となった時点で、その色の個数が合わない!という事態が発生することがあります。

 さー、大変。納期は迫っている。えーい!同じ色を入れちゃえー、てなことにするわけにはいきません。メイド・イン・ジャパンの信頼にかけて、やっていませんでした。全部の梱包を解いて、改めて、中身を全部確認していました。

 その点、小売店部門の仕事では、梱包の際に武家人形の刀を同封し忘れしたり、熨斗紙の名前を間違えたり、送り先と依頼主を逆に送ったりと、さまざまの間違いをしでかしたときがあります。

 結婚式にかかわる上記のような粗相の時には、先方まで謝りに行って交換するときもありました。今となっては、よき人生経験となっています。

 こうした人の失敗は、実感が伝わってきます。
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同じおかずが2つ 投稿者:天野  投稿日: 1月 9日(金)14時19分59秒

今日も170食を超える売上げでしたが、
昨日のインパクトがあまりにも強烈だったせいか、
余裕でこなせてしまいました。
人間の感覚って不思議です。

昨日の話に戻ると、
同じおかずを2つ入れてしまうというミスがありました。
まったく理解に苦しむのですが、
結構、このミスが多いんです。
ミスをした時は、もちろん、
「商品にならないので、代金はいただきません」と、
謝罪の電話を入れていますが、
今度からは、ミスをした人の給料からその分、
きっちり引いてしまおうかと思うくらいです。

今日は、まぁ、これはこちらのミスではないとも思うのですが、
留守のお客さんの玄関先にお弁当を置いてきたところ、
「ネコに食べられてしまった!」という電話がありました。
もちろん、この分も代金はいただけません。

ネコも喜ぶ「あじさい弁当」です。
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今日の売上は20万円を突破! 投稿者:天野  投稿日: 1月 8日(木)14時37分20秒
いや〜、今日は疲れました。
スポット注文の157食に、通常のお弁当を合せて、
332食の売上げになりました。

朝6時半から早朝出勤して、がんばりましたが、
最後、ご飯が足りなくなって、
あじさい第1、第2の人たちには
ずいぶんと待っていただくことになってしまいました。
「お腹空いた!」の声に、「ごめん、ごめん!」と謝ることしきりでした。

たくさん注文があるのは嬉しいことですが、
毎日これだと身体の方がまいってしまいそう。
でも、この不況の中で、そんなことを言うのは、
やっぱり贅沢ですね。
またのご注文をどうぞよろしくお願いします。

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