自民党内での意見募集と、私の意見書内容

<目次>
  自民党内での意見提案 - 吉田 つとむ 01/23-10:05 No.3871
  自民党内での意見書提出 - 吉田 つとむ 01/30-18:13 No.3901 new!
  1.自民党のアイデンティティの.. - 吉田 つとむ 01/30-18:14 No.3902 new!
  2.候補者選定プロセスの改善 - 吉田 つとむ 01/30-18:16 No.3903 new!
  3.友好団体等との関係再構築 - 吉田 つとむ 01/30-18:17 No.3904 new!
  4.政策立案能力の向上 - 吉田 つとむ 01/30-18:18 No.3905 new!
  5.広報改革 - 吉田 つとむ 01/30-18:19 No.3906 new!
  6.党内人事政策の改革 - 吉田 つとむ 01/30-18:20 No.3907 new!
  7.人材育成の強化 - 吉田 つとむ 01/30-18:21 No.3908 new!
  8.党組織の強化・活性化 - 吉田 つとむ 01/30-18:22 No.3909 new!
  9.「政治とカネ」の透明化 - 吉田 つとむ 01/30-18:23 No.3910 new!
 10.「無党派」対策の強化 - 吉田 つとむ 01/30-18:24 No.3911 new!

自民党内での意見提案 - 吉田 つとむ 01/23-10:05 No.3871
  
 下記の内容の提案をしてほしいという文書が、東京都連合会よりきました。地区レベルの役員や地方議員にも提案の機会を設定してくれているので、できるだけ提案をしていこうと思っています。
 さらに、内容は下記の通りです。今月末が締め切りで,提案はFAXでと言うのが味噌です。

 「党改革検証・推進委員会」検討項目

1.自民党のアイデンティティの再構築
2.候補者選定プロセスの改善
3.友好団体等との関係再構築
4.政策立案能力の向上
5.広報改革
6.党内人事政策の改革(「脱派閥化」)
7.人材育成の強化
8.党組織の強化・活性化
9.「政治とカネ」の透明化
10.「無党派」(都市部・若者等)対策の強化

 なお、この趣旨は,党の本部に、安部普三幹事長の院長として「党改革検証・推進委員会」が設置されたことにもとづくようです。こうした形で,我々下級の段階の意見を求めるのは、全国レベルのことでなく、東京都連段階の話であると思われます。

 結果として,自分が出した提案が,東京都連レベルで留まる可能性もあります。それはそれとして、せっかくの機会、提案を考えていきたいと思います。この内容については、全てHP内に残していきます。

自民党内での意見書提出 - 吉田 つとむ 01/30-18:13 No.3901 new!
  
平成16年1月30日

自由民主党東京都連合会 御中 

自由民主党町田総支部 
 町田市議会 自由民主党会派所属
  吉田 勉(議会名は、「つとむ」)

「党改革検証・推進委員会」検討項目に関する意見提出について、

  提起された項目に即して、つたない意見を記しました。

  是非、検討の際に、ご検討ください。

1.自民党のアイデンティティの.. - 吉田 つとむ 01/30-18:14 No.3902 new!
  
 自由民主党は、特定の階層や階級、あるいはそうした団体・グループの特定利害のためにある政党ではありません。わが党は、広く開かれた国民政党であることが特徴です。このことを、再度強調するべきです。

 次いで、その自由と民主主義を維持発展させるため、その専制的な国家や、自由民主主義を転覆させる武装勢力には、断固なる方針で望むべきです。基本的に、共産主義国家が解消、もしくは事実上の解体期にある時、今日、世界に存在する専制的な体制の国家に対する対応を、再点検して見直す時が来ているものと考えます。

 つまり、今回の自衛隊イラク派遣を期に、自由と民主主義の国家体制を揺るがす勢力の分析を、自由民主党としては再検討するべきです。

 他方で、国内における中央と地方の関係では、地方の独自性を発揮するべきだと考えるのが、その組織を連合組織とする自由民主党の特徴と考えます。今後は、地方自治体の発展を保障する財政システムに転換していくべき、リーダー役を自由民主党が担う必要性があります。

 日本国は、早く世界に活躍する存在をめざしてもらう存在になるよう、国の中央機関が地方にあまり口を挟まないようにさせるべきです。これも、自由民主党が旗振りをやるべきです。

2.候補者選定プロセスの改善 - 吉田 つとむ 01/30-18:16 No.3903 new!
  
 国会議員の場合を想定してのことと思われるが、現状で十分、公募もあり、内部の昇格立候補もあり、世襲もありで、はたまた天下り候補ありで、まさにこうした「ごった煮」の様相が、自民党らしいと考えます。

 と言うことで、これは意見でなく、感想でした。

3.友好団体等との関係再構築 - 吉田 つとむ 01/30-18:17 No.3904 new!
  
 一切、この分野への提案はない。

4.政策立案能力の向上 - 吉田 つとむ 01/30-18:18 No.3905 new!
  

 国会はともかくとして、一般市町村議員を対象とした、研究機関を設置することが必要と考える。議員が行政の付属物でないことを証明するにも、自前の機関が必要であろう。

 もとより、議会内においては、自由民主党会派の存在を高めるために、党本部、もしくは都道府県連が政策立案作成支援スタッフをそろえ、その議員活動を「知識的」、「情報提供」的に支援するべきと考える。

5.広報改革 - 吉田 つとむ 01/30-18:19 No.3906 new!
  
 党の機関紙は、他党の機関紙とその役割が違っているとしか思えません。他の党は、あくまで「党全体」の広報紙ですが、自民党のものは、中央の先生と中央選挙の候補者のPRにしか過ぎません。

 これでは、自民党が、そのトップの神通力に全てを頼った広報活動となります。

 もう少し、末端党員に関心を寄せさせる、記事を盛り込む必要があります。その分野に、地方の声を常時発信できる立場の人材を常任で置くことが必要です。

6.党内人事政策の改革 - 吉田 つとむ 01/30-18:20 No.3907 new!
  
 特に意見はありません。強いものが力をふるい、失敗すれば退くやり方が、自民党にはふさわしいのではないでしょうか。

 国会では、2世、3世の人材が幅をきかせているようですが、それはそれだけの能力があってのことと思います。こうした人事で「自民党」が国民に通用するのであれば、それがもっとも効率的な人事とみなせます。

 今の上層部が失敗した時は、たたき上げ派の復権する機会と思って、遠くから眺めています。

7.人材育成の強化 - 吉田 つとむ 01/30-18:21 No.3908 new!
  
 人材育成に付いては、<10.「無党派」(都市部・若者等)対策の強化>とも、一部重複する施策を提案と致します。

 この分野では、国会の偉い先生や有名人だけでなく、一般の市町村議員等を積極的に講師とするセミナーを、党機関が開催することを提案します。

 つまり、毎回が全議員を対象とするスタイルの講演会方式でなく、あくまで「人材育成」を目的にした、人を育てる機能を持った制度を導入すべきです。

8.党組織の強化・活性化 - 吉田 つとむ 01/30-18:22 No.3909 new!
  
 党組織の強化・活性化については、「党員」になることの意味付けが問われています。末端でアプリオリに党員を増やせと言われても、元来、国民が政党に興味を寄せない状況で、なかなか困難な話です。さらに、総裁が「自民党をぶっ壊す」という立場ですので、末端で自民党員を勧誘するのは、これまた至難の業です。

 党組織がそれ自体で強化・活性化するには、党組織独自の存在価値があらねばならないことです。少なくとも国会議員支部を増強するスタンスより、資金的に「支部」自体を優先する方針に切りかえることが必要です。党の機関の中で「総支部」の存在を、もっと目立つ状況にするべきです。どちらにしても、党員はその選挙区支部の候補者を応援する立場です。

 その策として、国会の選挙区支部に納入される党費を、できるだけ地域の「総支部」に振り分けることで、党組織の強化・活性化を図るべきだと提案します。

9.「政治とカネ」の透明化 - 吉田 つとむ 01/30-18:23 No.3910 new!
 
 これは、政治家が末端で、政治活動と個人の支出を区別することで、その糸口案を提案いたします。つまり、(一般市町)議員の活動が、挨拶行動から、広報活動に転換することで、政治資金として支出を明示させ、内容を政治資金報告書の中におり込む方法です。
 合わせて、下記の方法で、議員の政治資金が、個人献金主体のものとなって明朗化されます。

町田市議会は、平成13年12月議会において、「政治資金規正法及び公職選挙法の改正を求める意見書」を可決しました。この内容は、一般市町村議員の後援団体に対する寄付金にも控除を適用してもらいたいとする意見と、一般市町村議員の選挙でも「ビラの配布」を認めてもらいたいとする当然の要求です。その後、この内容と同一のものを全国市議会議町会の提案として、国にも送付されているものです。

政治資金のあり方を、個人献金方式に転換し、それを政治資金報告書で明細に記載することが、政治への信頼につながります。経団連が、政党への企業献金を復活させる方法ですが、そのことによって、党中央で活躍される方々は財政的に恩恵を受けるでしょうが、われわれ末端地方議員は、大企業の恩恵にこうむっていると言うあらぬ見方をされ、住民の信頼を少なくすることだけは間違いありません。

10.「無党派」対策の強化 - 吉田 つとむ 01/30-18:24 No.3911 new!

 小泉総理の神通力と、安部幹事長の新鮮さが全面的には通用しなくなったことを踏まえ、無党派を自民党にシンパシーを持つ存在にアプローチすることが必要です。

 そのためには、自民党が古臭い体質であるとか、一部特権的な集団グループの代表者であるスタンスであると見られることを改善することが必要です。かといって、そうしたことを内部的な組織構造で即座に期待するのは、10年も先のことでしょう。

 都市部で自民党(議員)が生きぬくには、組織的にIT(情報技術)分野にも十分に適用できると見なされることが必用です。IT(情報技術)に弱いと判定されると、自由民主党議員の将来に期待が持てなくなります。そこで緊急の課題として、IT(情報技術)部門を機関を独立して作り、人材と予算を手当てし、人的活動・個別情報の提供を見える形態で確保することが必要です。

そのための人材育成を内部的に図ることが欠かせません。
新しい人材登用の門戸を開き、地方議員に情報発信の場を確保することで、都市部自民党の評価は、必ず高まります。(この分野の実績では、民主党の後塵を排することは解消できます)

つまり、IT(情報技術)分野に強く、情報発信能力がある人材を、地方議員・一般党員の中から「登用する」ことが優先される課題です。 

   文頭に戻る 関係記事 一覧  HPメニュイー画面に戻る 吉田つとむHP