電子投票の東山区が投票率トップに躍進

 2月8日投票の京都市長選挙で、東山区は電子投票方式で行いました。
 電子投票への関心と、そのPRでおきたことか、この東山区では市内全域の投票率でトップに登場しました。しかし、東山区を含めて、全体で大きく前回投票数を下まわりのが実状でした。


期日前投票の投票人数

 すでに京都市長選挙は始まっていますので、不在者投票が行えます。

 今回は、期日前投票と言うことで、投票日以前の投票も同じ「投票日」の投票と同じ取扱になっています。ただし、以前に比べると立候補翌日からのカウントとなっており、1日分の不在者投票日数が減少した計算になります。

 さて、京都選挙管理委員会の話によると、前回の初日の不在者投票数は1,672人と言うことであり、今回は1,172人と言うことでした。その前回の開始日が日曜で、今回は(1日減るため)月曜日となった分、その投票人数が減っている可能性もあるとのことです。さらに1日、不在者投票期間が減少していることが、この先どのような影響を与えているでしょうか。

 なお、2日間の投票人数を見てみると、下京区では前回192人で、今回は121人となっており、かなりの人数で投票者の減少がみられます。他方、電子投票を行っている東山区では、前回で132人ですが、今回は152人に増えているとのことでした。

 他の区域でも、一般に投票数が減少しているようであり、東山区の増加が目立っています。この投票人数の推移がどのような方法に向かうか、大変興味があります。

タイトル:東山区は投票率が高くなる

 こうしてみると、今後の東山区の期日前投票の人数がどのように推移していくか、多いに興味を持って見つめてみたいと思います。

 つまり、電子投票選挙を導入したことでの、啓発行為にどのような成果が出たか、と言う意味合いです。

 「電子投票」自体への関心でも投票数の増加がでてほしい、と言うことには、どんな結果が出るでしょう。

 他区と比べて高い投票率を示し、更に前回の絶対得票率とでも比較しても、今回の東山区が最高であってほしいと願っています。

タイトル:昨日の期日前投票数

 昨日までの期日前投票は、東山区で409人、京都市全体では6852人となっています。

 なお、前回の日数計算では6811人ということで、日数が1日に短くなったなかでその分は若干増加しています。なお、東山区の前回統計は電話で確認した状態で、見つかりませんでした。次のレポートでは、その数字が教えてもらえるでしょう。

 電子投票設定地域の投票率がどのようになるか、注目をしています。

タイトル:東山区は、確実に増える

昨日の火曜日までの期日前投票は、東山区で940人(前回546人)、左京区で1990人(前回1846人)、京都市全体では18260 人(前回16126人)となっています。

 不在者投票の投票方法が緩和され、全域的に期日前の投票を行う人が増えている様です。さらに、全市投票を実施している東山区では、1.7倍にも増えています。

タイトル : 途中の投票率、トップの東山区 投稿日 : 2004/02/08(Sun) 16:09

 選挙では、その投票率が気になるところです。そこで、投票率の途中経過を掲載いたしましょう。

 今回の選挙の投票率は、午後2時現在で、電子投票を実施している東山区がトップになっています。(インターネットを自由に使えるところに移動するのに時間を要しました)

行政区投票数投票率前回投票数
京都市全区
201,230
17,74
20,48
東山区のみ
6,920
19,40
20,50

         
 投票率で言うと、東山区の午後2時現在の前回投票率は、上から7番目でしたが、今回はトップの数値となっています。ただし、投票率全体は減少しており、その傾向を上回るような影響までは出し切っていないようです。

タイトル:東山区は、投票率第1位

 昨日終了した京都市長選挙で、電子投票を行った東山区の投票率は、全区中で第1位をしめました。

 今回、電子投票の取材で視察に来た意味があったと考えます。前回の投票数では、中位の順位であったものが、トップの得票率になった意義はきわめて大きいと考えます。

 因みに、結果は次の通りです。

行政区有権者数投票者数投票率前回投票率
京都市全体
1,134,620
437,689
38.58
45.90
東山区
35,667
15,520
43.51
45.63


 ご覧のように、東山区の前回投票率は全区平均波でしたが、今回は全体の投票率が大きく低下するなかで、平均を5%も上回り、全区でトップの投票率を達成しました。

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