行政が主催する電子市民会議室の話題

 下記の内容を掲げましたが、実際には見学記であり、意見というほどの調査を記していません。次回の機会とします。

<目次>
電子市民会議室の話題 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2004/03/04(Thu) 17:32 No.3964
Re: 電子市民会議室の話題 聞きかじり - 2004/03/04(Thu) 22:26 No.3965
参加申し込みを完了 吉田 つとむ - 2004/03/07(Sun) 11:02 No.3971
申し込み受付の連絡 吉田 つとむ - 2004/03/09(Tue) 23:35 No.3973
電子市民会議室の話題 2 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2004/03/23(Tue) 00:22 No.4006
行政の電子会議室と議会 吉田 つとむ - 2004/03/23(Tue) 00:35 No.4007
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電子市民会議室の話題 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2004/03/04(Thu) 17:32 No.3964
 「参加と協働の新しいかたち」〜電子市民会議室のガイドライン〜と言う、シンポジウム開催の案内を受けました。こうした分野に関心がある方は、ぜひご参加ください。議員の参加も歓迎しているようです。

 私は、このシンポウムに何とか日程を調整して参加したいと思っています。その講師には、電子投票関係の友人である、杏林大学の岩崎正洋助教授も入っておられることがわかりました。

日時 2004年3月22日(月) 13:00〜17:00 (開場12:30)

 詳細は、下記に。なお、主催は、慶應義塾大学SFC研究所となっています。
http://www.riss-net.jp/inforum/2004/index.html
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Re: 電子市民会議室の話題 聞きかじり - 2004/03/04(Thu) 22:26 No.3965

>「参加と協働の新しいかたち」〜電子市民会議室のガイドライン〜と言う、シンポジウム開催の案内を受けました。こうした分野に関心がある方は、ぜひご参加ください。議員の参加も歓迎しているようです。

もう寝ようかというときに目にとまり、投稿します。

すでに数年前の札幌、国立など電子市民会議室で数々の閉鎖に追い込まれたのが慶応のシステムではなかったかと記憶しています。
システムや対応に間違いはなかったのですが、何故か定着しなかったその原因が私にも理解できない反面教師の感を抱いています。

三重県や藤沢市では、かろうじて続いているようですし、厚木市では積極的に参加された議員は落選しました。

議員・議会、行政、市民・有権者、相互に情報開示・相互理解の姿勢がなければ、その意義を見出せなくなるでしょう。

ポイントは、行政に情報の開示の姿勢があるか、議員・議会にその許容力があるか、だと私は感じています。

リアルでお聞きしたい、お話したい、できない自分が悔しいです。
それを吉田さんに託しています。票にはならないけれど。
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参加申し込みを完了 吉田 つとむ - 2004/03/07(Sun) 11:02 No.3971

 このシンポの参加申し込みは、ネットを通じた方法となっているため、その方法で申しこみを完了しました。

 講演される杏林大学の岩崎正洋助教授とお会いするのが楽しみです。
 
 また、このシンポの主催は、慶応大学のSFC(総合政策学部)とのことですが、ここは私の第1期インターン生である喜友名智子さんの出身大学です。今は、どんな学生さんがいるのでしょうか。

 自治体の電子会議室は、その運営がなかなか困難と聞いています。そうした中で、その困難さをどのよういに克服しているか、じっくり勉強してきます。
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申し込み受付の連絡 吉田 つとむ - 2004/03/09(Tue) 23:35 No.3973

 主催者より、申し込み受付の連絡をいただきました。

 うーん、シンポを聞く前に予習が必要ですが、間に合いそうもありません。
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電子市民会議室の話題 2 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2004/03/23(Tue) 00:22 No.4006

 慶応大学総合政策学部の「参加と協働の新しいかたち」〜電子会議室のガイドライン〜 のシンポジウムに参加しました。

 地方自治体が運営する掲示板サイトに、市民参加を求め、その議論の成長を見つめる企画でした。

 自治体では、これを主体的に進めてきた神奈川県藤沢市、及び神奈川県大和市、三重県の関係部門の方が報告されました。そのなかで、藤沢市では最もキャリアがあって、その参加者による意見交換が進んでいるとのことでした。

 大和市では、その場の議論のやり取りが、その後の行政で検討事項となり、行政施策に反映されているとのことでした。

 会場からは、数名の発言者が質問をする時間が足られましたが、私は場違いな発言になりそうなので、手を上げませんでした。

 杏林大学の岩崎正洋助教授の、e‐デモクラシーに関する講演もありました。

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行政の電子会議室と議会 吉田 つとむ - 2004/03/23(Tue) 00:35 No.4007

 こうした場への参加者の意見をどのようにとらえるか、という問題があります。

 そこに参加してくるのは、住民のごく一部であり、その議論の正当性をどの点に置くのか、インターネット時代の政治の根源的な課題です。

 バーチャルな場の発言や議論が、現実のリアルな問題に対して、その有効性をどこに置くのか、という議論につながります。

 現実に、その電子会議室で行われた議論に基づいて、行政施策が現実に進められ、その促進がない限り、行政の電子会議室の存在価値が問われます。

 そうすると、その役割と議会の存在はどのように関係するか、さまざまの問題を提起されてきます。議員が、ぼーと、見過ごすことは、議会の役割とはなにか、このような問題に的確に対応できる議員の条件とされるかも知れません

 議会の選挙に関心が薄れる(町田市では、市長・市議選が同時選挙で行われ、その投票率が49%であった)中、このようなインターネットを通じた市民参加を、どのように見るか、我々にとっても、見過ごせない課題です。
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