中学校給食の業者委託に関する町田市の回答(1社独占に向かいたい) この記事は、下記の記事に続くものです。 「町田市の中学校給食業者選定の動向(2004)」。 http://j-expert.com/ike/2004/05/23.html (04/06/16) 中学校給食のオープンな参入希望意志を表明した、Cスクエア http://j-expert.com/ike/2004/06/16.html <目次> 回答が届きましたが… - 天野 06/18-17:59 No.4543 回答にびっくりしています - 吉田つとむ 06/19-01:07 No.4545 Re: 回答にびっくりしています .. - 榎本 康夫 06/20-08:51 No.4549 4500食を前提とすること - 吉田つとむ 06/20-11:23 No.4554 -------------------------------------------------------------------------------- 回答が届きましたが… - 天野 06/18-17:59 No.4543 吉田さん、こんばんは。 11日に提出した質問書に対する回答書が本日、届きました。 質問数は全部で30あり、他の業者さんから出された質問内容とそれに対する回答もすべて掲載されていました。(但し、質問者の名前は記されていません) Cスクエアの質問に対する回答(のみ)を報告させていただきます。 1.委託業者の応募資格に、A「町田市立中学校給食実施計画」による予定数を調理し配送できること。とありますが、ここでいう「予定数」とは、最終的な予測数である「1日4500食」をさすものですか? (回答)⇒そのとおりです。 2.今回の委託業者募集は、初年度の3校1日700食の委託に限定したものですか? それとも、最終的な19校1日4500食の委託を想定したものですか? また、次年度以降の「委託業者募集」の予定はありますか? (回答)⇒後者を想定したものです。当面1者に委託しますが、今後の状況によっては、もう1者追加募集することもあります。 3.「調理後、2時間以内で給食できるように努めること」と説明がありましたが、町田市の地理的状況や交通事情を考慮すると、1日4500食を1箇所の業者で製造し、配送、配膳まですることはとても難しく思えますが、どのようにお考えですか? (回答)⇒今後の状況を見ながら、対応する予定です。 4.地域との密接なつながり(「つくる人」と「食べる人」のお互いの顔が見える信頼関係)や、小規模事業所の育成、また万が一、食中毒などの事故が発生した際のリスクを分散・回避するために、中学校所在地にある業者に、生産能力に応じた数を分散して委託することが望ましいと考えますが、そうしたお考えはありませんか? (回答)⇒貴重なご意見ですが、現段階では考えておりません。 う〜ん、なんか話が違うな?という印象と、リスクマネージメントの考え方がないのかな?という印象を受けましたが、どうでしょう? さて、こちらとしては、今後どう対応すればよいか? 来週の職員会議の議題にする予定です。 なお、業者の決定は9月上旬の予定ということです。 -------------------------------------------------------------------------------- 回答にびっくりしています - 吉田つとむ 06/19-01:07 No.4545 天野さん ご返事が遅れました。 問いかけにある内容ですが、1.と2.とを合わせた問題として、私には、まるで不思議に思える話です。 これでは、4500食を配食出来ない業者は、「締め出し」としているようです。また、状況によって2社目では、その状況判断が何によって行われるか不明です。 そんな話では、昨年の文教生活常任委員会での説明を無視した対応と考えられます。私は、この問題をどこかで再燃させます。 4.地域との密接なつながりの考え方を、町田市教育委員会は取らないことが判明しました。この課題は、「教育委員」レベルの話に繰り上げる方法で、誰の判断か確認することができると思います。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: 回答にびっくりしています .. - 榎本 康夫 06/20-08:51 No.4549 びっくり姿勢に賛意を述べさせてください。 この様な政策が 全国的なものとして 中央から降りてきて 大体に於いて それに相応しい企業が 既にセットされている事が ままあります。 それを 意識しつつではあると思いますが 吉田さんの姿勢を改めて尊敬いたします。言動に 市民を見つめて考える姿勢が見て取れるからです。いずれにしても 4500食の留意点こそ キーポイントですね。企業にとっては 魅力的な仕事なのでしようね。主食のお米から 惣菜の品々まで大量に動きます。これに呼応しているかは 定かではありませんが ある企業などは もう既に厨房の大改革を完了しているとのことです。商社もからんでいるそうです。この話が当てはまるのであれば これを裏スキームというのかもしれません。 国や自治体においては 何処で作っても同じなのでしょう。その観点からみれば 地方政治との対立点なのかもしりません。 私は 全ての仕事を 大企業が奪うことには反対です。小さくても努力する企業に経済が回るようにすることが 地方の政治の一つだとおもいます。 -------------------------------------------------------------------------------- 4500食を前提とすること - 吉田つとむ 06/20-11:23 No.4554 この中学校給食事業の導入は、全校に給食室を建設する自校方式では、とても財政的にもまかないきれないとの理由でした。 これは、大半の議員(委員)が同意していたことです。合わせて、それを外部委託する際には、「1社独占」にさせるのは好ましくない、というのは全部の委員の考えでした。 一時に中学校給食を始めるわけでもないのに、業者に4500食の供給体制を前提とさせるのは、市内を1社独占でやらせたいとする教育委員会の意向に変化しているのかも知れません。 ともかく、機会を見つけて、話題にしていこうと考えます。 -------------------------------------------------------------------------------- 文頭に戻る 関係記事 一覧 HPメインに戻る 吉田つとむHP |