生活支援センターの受注をめぐる議論の書きこみを転載 町田市が発注する、生活支援事業の委託をめぐって、その応募した当事者相互の議論が私のHP掲示板で行われました。そのやり取りを、今日までの段階で集約記録しました。 厳しい議論が行われていますが、それゆえ眼を話せません。 (全体として、長文になります) <目次> 生活支援センター企画書を無事提.. - 天野(転載記事) 06/13-22:41 No.4531 生活支援センター企画について - 吉田つとむ 06/13-22:44 No.4532 事業者として選定されました - 天野 06/29-19:59 No.4575 事業者認定おめでとうございます - 吉田つとむ 06/29-22:10 No.4579 Re: 事業者認定おめでとうござい.. - あすなろ小池 06/30-23:51 No.4582 疑問に関する答え - 天野 07/01-03:56 No.4586 Re: 疑問に関する答え - あすなろ小池 07/01-21:16 No.4590 議論の場とご利用ください - 吉田つとむ 07/01-22:24 No.4591 どうぞ、根拠をお示しください - 天野 07/02-00:46 No.4593 Re: どうぞ、根拠をお示しくださ.. - あすなろ小池 07/02-07:02 No.4595 オリジナリティーの問題 - 天野 07/02-09:49 No.4596 Re: オリジナリティーの問題 - あすなろ小池 07/02-18:25 No.4597 事業計画の具体化の作業に入りま.. - 天野 07/02-21:24 No.4598 -------------------------------------------------------------------------------- 生活支援センター企画書を無事提.. - 天野(転載記事) 06/13-22:41 No.4531 以下は、関係文と考え、私の議論掲示板に勝手に転載しました。 「Cスクエアあじさい」の掲示板 http://6629.teacup.com/ajisai/bbs 就労・生活支援センター企画書を無事提出 投稿者:天野 投稿日: 6月13日(日)16時14分5秒 7月に開設が予定されている 「町田市障がい者就労・生活支援センター」の 運営主体募集説明会が、5月28日に開催されました。 (当法人を含め、6団体の出席でした) 運営先については、プロポーザル方式によって選定されることになっており、 受託を希望する団体は6月11日までに所定の書類を町田市障がい福祉課まで提出とのことでした。 Cスクエアの経営主体である社会福祉法人ウィズ町田では、 今年度の法人事業計画において、当事業の募集について積極的に応募することを今年度第1回理事会において議決・承認し、 この間、準備をすすめてきました。 11日午後4時に、所定の応募書類を提出しましたので、ここでご報告します。 提出書類は、下記の通りです。 @応募申込書(様式1) A法人役員(理事・監事・評議員)名簿 B法人の事業経歴(法人パンフ、平成16年度事業計画書) C企画書 D法人登記簿謄本 E代表者(理事長)の履歴書 F施設長予定者の履歴書 G平成15年度決算書類および平成16年度予算書 H定款 なお、C企画書の内容については、下記リンクをご覧ください。 http://homepage2.nifty.com/c-ajisai/syuurousien.htm 最後になりましたが、 この間の作業所の動きの中で、正直なところ、提出を断念することも考えましたが、 皆様のご協力のおかげで、なんとか無事、提出にこぎつけましたこと感謝申し上げます。 結果が出次第、またご報告させていただきます。 -------------------------------------------------------------------------------- 生活支援センター企画について - 吉田つとむ 06/13-22:44 No.4532 上記の掲示板にある天野さんの記事に、私がレスを入れました。以下は、その転載記事です。 就労・生活支援センター企画について 投稿者:吉田つとむ(町田市議) 投稿日: 6月13日(日)22時38分11秒 天野さん こんばんは 就労・生活支援センター企画書を無事提出されておめでとうございます。こうしたコンペ方式で様々の構想が提出され、その中から町田市が適正と考えるものに事業が委託されるわけです。 こうして、「社会福祉法人ウィズ町田」さんの場合は、自分の構想をオープンに発表しました。他者の場合はどのように対応するか、誰しも注目しています。市政に対しても、同様だろうと考えます。 あとは皆さん、天命を待つのみということでしょう。(”一言”、天の声などで委託先が決定するような事は、町田市ではないものと信じています) -------------------------------------------------------------------------------- 事業者として選定されました - 天野 06/29-19:59 No.4575 吉田さん、こんばんは。 6月議会、ご苦労様でした。 吉田さんの一般質問の方は、ネットで拝見させていただきました。 いつもながらのノー原稿の質問ですが、お顔がはっきり見えるので、見ていても、迫力がありますね。 さて、就労・生活支援事業の件ですが、おかげさまで、6月25日付で 私ども「ウィズ町田」に事業委託を決定したという文書を健康福祉部よりいただきました。 明日30日に、今後についての打合せを所管の障がい福祉課と行うことになりました。 とても光栄にうれしく思う反面、この事業への関心や期待の強さを思うと、大きなプレッシャーを感じています。 事業の成功のいかんは、障がい者の就労を支援するネットワークをどう形成するかということに尽きますが、幸いなことに、この間、就労・生活支援センターの設置についての検討をすすめてきたハローワーク町田を中心とする「検討会」が、7月2日に開催されることになっているので、改めて、ネットワークづくりにむけての協力をお願いしたいと思っています。 それから、「中学校給食」の件ですが、現状では条件的なハードルが高く、事業への応募は実際のところ難しい状況です。しかし、この件についても、吉田さんからご助言いただいたことも参考にしながら、障がい者の就労・雇用の問題と併せて、ちがうかたちで提案していければと考えています。 取り急ぎのご報告と、引き続きのご理解とご協力をお願いしての書き込みとさせていただきます。 今後もどうぞ、暖かく、そして厳しい目で事業の進捗を見守っていただきたくお願い申し上げます。 -------------------------------------------------------------------------------- 事業者認定おめでとうございます - 吉田つとむ 06/29-22:10 No.4579 天野さん こんばんは 議会質問を見てくださってありがとうございます。前にも申しましたが、私は話が下手なので、ノー原稿と言う迫力で、一般質問の演壇に臨んでいる次第です。 さて、「ウィズ町田」さんが就労・生活支援事業を受託されたこと、まことにお目でとうございます。皆さんが、この事業を当初より自らの将来を見据えて取り組んでこられた、その成果が一つの芽を出したと言うことだと思います。 もとより、この事業を受注された瞬間に、「障がい者の就労」という取り組みに責任を負う立場をとらされます。 中学校給食事業の参加取り組みは、未完のうちに断念せざるを得ない雰囲気を文中に察しました。しかし、そうした「意欲」を行政に対してプレゼンすることは、必ずや将来への布石につながると思っています。 「中学校給食事業」全体がだめなら、食材の一部をその給食業者に供給する事業も開発可能かも知れません。格好は良くありませんが、事業の一部下請けも存在するのではないでしょうか。 それとも、中学校以外の給食事業が存在するのではないでしょうか。見渡せば、その事業・就労機会はまだまだ広がりを持てると思っています。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: 事業者認定おめでとうござい.. - あすなろ小池 06/30-23:51 No.4582 はじめまして あすなろ作業所の小池と申します。今回私もプロポーザル、コンペに 参加しました。非特定認定を受けました。今回の町田市のプロポーザル、コンペは、疑問点が多すぎます。ある自治体においては1点の疑問や疑惑が起きた時点でコンペは失敗だと言い切っているところもあります。 具体的に言えば、@広報の見逃してしまいそうな場所に掲示されていたこと。A障がい者就労、生活支援センター設立検討会の詳細な事情を知りうるメンバーの天野氏がコンペに参加し、本来公平な審査を行うべき同設立検討会が機能しなくなり、一般就労についてどれだけ知識があるかわからないしょう害福祉課のメンバーが評価をしていること、B提出企画書が2000字程度の条件がついているのに特定された天野氏の企画書は6000字を超えている。C非特定認定の場合ほとんどの自治体は、今後のために非特定理由を添えることとなっているのになにもないこと。D選考時に影響を与える行為があった場合、失格になる場合がほとんどですが、まだ選考中にかかわらずHPに企画書掲示したこと。 天野氏は、コンペに参加する場合、なんらかの形でけじめをつけてから参加するのが道義上必要なのではないでしょうか。また、2000字程度になぜまとめる努力をしなかったのでしょうか。 小規模作業所の仕事と一般就労の違いは、前者が障がい者に仕事をあわせるのに対して 後者は仕事に障がい者が努力してあわせなくてはいけないということです。 いままで町田市は、障がい者の一般就労の場合、零細企業が多く、困難でしたが事情が変わってきました。「障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律(平成14年法律第35号)」が平成14年5月7日に公布され、障害者雇用の一層の促進が図られることになりました。 親会社に係る要件 特例子会社に係る要件 子会社の意思決定機関を支配していること(支配力基準)。 注)連結決算の対象となり得る子会社が対象となります。 1 親会社からの役員派遣、従業員出向等、親会社の事業との人的交流が緊密であること。 2 雇用される身体障害者及び知的障害者(以下「身体障害者等」という。)が5人以上で、かつ、子会社の全従業員に占める割合が20%以上であるとともに、雇用される身体障害者等に占める重度身体障害者及び知的障害者の割合が30%以上であること。 3 身体障害者等のための施設の改善、専任の指導員の配置を行っている等身体障害者等の雇用管理を適正に行うに足りる能力を有していること。 4 その他、重度障害者等の雇用の促進及びその雇用の安定が確実に達成されると認められること。 このことにより町田は、都心へのアクセスがよいことと、福祉の町田のイメージでここ数年、数社から特例子会社の設立のため町田市に問い合わせが来ているが対応が悪いため ことごとく逃げられています。典型例が東急電鉄です。対応が良ければ、つくし野の車庫で8名の知的障がい者が今頃働いていたのですが相模原に逃げられてしまいました。 よってどれだけ知識があるかわからないと書かせてもらったのです。 特例子会社は、企業にとっても、障がい者にとっても大変魅力ある制度です。大手企業は、1 分1秒の判断の遅れが数千億円の市場を失うかも知れないという危機感で、オフィスも工場も、ある日突然朝出勤したらなにも無いということが多くあります。そんな中で障がい者を雇用することは不可能です。反対に機能性重視の本体とかけ離れて、環境の良い場所で特例子会社の中で障がい者を雇用するところが増えています。また、社会的貢献度のPRにもなり、一般株主に買ってもらう材料にもなります。景気回復する今年が最後のチャンスかもしれません。その当たり公開討論会を開いてもらって述べたかった。残念です。 最後に、天野氏の企画書の中で引っかかる点が一つあります。最大のポイント職場開拓の中で常用雇用65名以下の企業350社に障がい者の雇用の協力、連携関係を築き、広告料を得て云々というところです。すべての日本人は法の下で平等なのです。法を遵守していれば、束縛されることなく自由なのです。障がい者雇用義務の無い零細企業に数値目標を設定して町田市の委託において雇用を強要するのはいかがなものでしょうか。憲法違反といわれても仕方がないのではないでしょうか。もしこの文章を天野氏がご覧になっていれば、専門のハローワークの担当官に聞いてみてください。 最後に福祉に携わるものは、どうしても障がい者中心になって、いけいけどんどんの常識はずれをすることが多く、障がい者差別を生む一つの要因にもなっております。一般就労支援センターについては、社会モラル、道義性を十分踏まえてご活躍されることをお祈り申し上げます。 -------------------------------------------------------------------------------- 疑問に関する答え - 天野 07/01-03:56 No.4586 小池氏の疑問について、できる範囲でお答えさせていただきます。 >@広報の見逃してしまいそうな場所に掲示されていたこと。 ⇒「広報の見逃してしまいそうな場所に掲示されていた」とのご指摘ですが、説明会には、6団体が参加しています。また、障がい福祉課からも各障がい者団体との懇談会の機会などに、就労・支援事業の開始についてのインフォメーションが積極的におこなわれていたと思います。そういう面では、100%じゅうぶんであったとは言えないにせよ、最低限の情報提供は、なされていたと言えるのではないでしょうか? >A障がい者就労、生活支援センター設立検討会の詳細な事情を知りうるメンバーの天野氏がコンペに参加し、本来公平な審査を行うべき同設立検討会が機能しなくなり、一般就労についてどれだけ知識があるかわからないしょう害福祉課のメンバーが評価をしていること。 ⇒今回の事業者選定は、健康福祉部契約事務適正化委員会が審査をおこなっており、検討会は審査においてはまったくノータッチであり、「本来公平な審査を行うべき」立場にありません。また、「一般就労についてどれだけ知識があるかわからない…」という「障がい福祉課」に対する評価については、小池氏の主観的な評価であり、コメントしようがありません。 >B提出企画書が2000字程度の条件がついているのに特定された天野氏の企画書は6000字を超えている。 ⇒「企画書の字数については、2000字を下回っても、上回っても可。但し、簡潔にまとめるように」との指示が説明会でなされました。6000字を超える長文(正確には5350文字)となってしまったことは当方の文章力、構成力の問題であり、事業の前提(あるいは一般常識)とも言える障がい者雇用をとりまく背景や、事業者紹介パンフレットの内容とも重複する紹介部分に紙面を費やした結果、このようになってしまいました。 字数を大幅に上回ったことについては、当然、提出時に、「どうするものか?」「マイナス評価になるのではないか?」という迷いもありましたが、当事業へのこちら側の熱意を伝えることにウェイトを置き、敢えて、このかたちで提出しました。これを事業への熱意と捉えるか、あるいは「非常識」と捉えるかについては、審査する側の考え方に依拠するものであると思われます。また、企画書は天野個人が提出したものではなく、ウィズ町田として提出したものです。 >C非特定認定の場合ほとんどの自治体は、今後のために非特定理由を添えることとなっているのになにもないこと。 ⇒理由については、直接、健康福祉部障がい福祉課に問い合わせてみてはいかがでしょうか? >D選考時に影響を与える行為があった場合、失格になる場合がほとんどですが、まだ選考中にかかわらずHPに企画書掲示したこと。 ⇒HPに企画書を掲示した理由は、本来、この種の委託事業の選定においては、どのような団体が、どう考えて、事業に応募しているのかを広く市民に知らせるあり方が良いと考えたからです。就労・生活支援事業については、すでに検討会の初期の段階から、町田作業所連絡会の掲示板等で、随時、進捗状況を報告してきています。そうした一連の流れの中で、オープンにすべきと考えたわけです。もし、HPへの掲示が不適切であると考えられたならば、今回の決定がなされる前の段階で「異議申し立て」をされればよかったのではないでしょうか? >天野氏は、コンペに参加する場合、なんらかの形でけじめをつけてから参加するのが道義上必要なのではのではないでしょうか。また、2000字程度になぜまとめる努力をしなかったのでしょうか。 ⇒具体的にどんな「けじめ」のつけ方を「良し」とお考えでしょうか? プロポーザルに参加しないことが「けじめ」であるとは思えません。検討会においても、事業者選定については、常に公募の方式を取り入れることを主張してきましたし、相当の時間を費やして、必要な資料を整えて、提案することを心がけてきました。この間、検討に関ってきたものの責任として、法人理事会にも諮り、そこでの決定を受けて、プロポーザルへの参加を決めたものです。2000字問題については、努力はしたものの、至らなかった。その上で、リスクを承知の上で提出したということです。 >最後に、天野氏の企画書の中で引っかかる点が一つあります。最大のポイント職場開拓の中で常用雇用65名以下の企業350社に障がい者の雇用の協力、連携関係を築き、広告料を得て云々というところです。すべての日本人は法の下で平等なのです。法を遵守していれば、束縛されることなく自由なのです。障がい者雇用義務の無い零細企業に数値目標を設定して町田市の委託において雇用を強要するのはいかがなものでしょうか。憲法違反といわれても仕方がないのではないでしょうか。もしこの文章を天野氏がご覧になっていれば、専門のハローワークの担当官に聞いてみてください。 ⇒「障がい者雇用義務のない零細企業に数値目標を設定して、雇用を強要する」というのは、誤読ではないでしょうか? ここで述べているのはハローワークとも役割分担と、障がい者雇用を進めるうえでの企業とのパートナーシップをどのように築くかという問題です。パートナーシップを築くために、こちら側のメリットを追求するだけでなく、企業側のメリット(具体的には企業イメージのアップ)を提案しているもので、この提案を受け入れるか否かは企業側の独自の判断によるものです。念のため、件の箇所を下記に転載します。 「B職場開拓:企業訪問、広報活動、ホームページの開設などの積極的なインフォメーション活動をおこない、職場開拓をすすめていきます。ハローワーク町田との役割分担を考えた場合、センターの守備範囲は、常用労働者数56名未満の事業所が対象になると考えられます。既に障がい者雇用を実施している企業も含め、事業開始5年間で、市内の企業数の1割の350社との協力・連携関係を築くことを当面の目標と考えます。定期的に発行する機関紙やホームページ上に、障がい者雇用をおこなう企業の紹介や広告を掲載することで、企業側のイメージアップをはかるお手伝いさせていただくとともに、広告料を得ることで、職員の加配等、事業基盤の確立と支援体制の強化をはかっていきたいと考えています。」 >最後に福祉に携わるものは、どうしても障がい者中心になって、いけいけどんどんの常識はずれをすることが多く、障がい者差別を生む一つの要因にもなっております。一般就労支援センターについては、社会モラル、道義性を十分踏まえてご活躍されることをお祈り申し上げます。 ⇒「福祉の非常識」については、常々から、問題意識として持っています。(毎月発行している当事業所の機関紙にも何度かこの問題について書いています) 就労・生活支援センターの事業運営に関しても、十分留意しながらすすめていきたいと思います。 夜半の書き込みのため、誤字脱字等ありましたら、ご容赦ください。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: どうぞ、根拠をお示しくださ.. - あすなろ小池 07/02-07:02 No.4595 吉田先生。また投稿させていただきます。あすなろ小池です。世の中の 出来事は、原因があって結果があります。社会的人間は、定められた原 理、原則の中で生活しています。原理、原則が守れない人間がいると、 トラブルとなるわけです。 私たち日本人が、世界の中で尊敬を集め、世界に期待されているの は、明治という時代があったからです。明治時代の下級武士出身のリー ダー達は、武士道という厳しい自律をもち、様々な難題に怯むことなく 立ち向かい近代日本を創り上げて行ったのでした。「坂の上の雲」「ポ ーツマスの旗」「海は甦る」等や、最近では「ラストサムライ」に取り 上げられたりしています。日露戦争の勝利は、モラルの勝利ともいえま す。国際法を厳しすぎる程守り、戦争捕虜には寛大な待遇を与えました 。欧米列強から清や李氏朝鮮は奴隷のような扱いを受けていたことに比 べ、日本は、不平等条約を撤廃しアジアで唯一欧米列強と対等に付き合 えるようになったのです。 先月レーガン元大統領が亡くなりましたが、レーガン氏は歴史に残 る大統領という評価を得たのに対し、クリントンは、モラルに欠けた最 低の大統領という評価を得ました。 障がい者福祉に携わる人間は、社会によって支えられている自覚を 持ち、感謝し、モラルを持ち行動しなければ、障がい者が不利益を蒙り ます。障がい者を利用して私(わたくし) の名誉のため活動したり、特定者の利益のために行動したりすること は、えせ同和行為と同じです。 天野さん、障害者の雇用の促進等に関する法律をよく理解されてい ないのでここで説明させてもらいます。この法律が出来た背景は、大企 業は、多大な利益を稼いでいるので社会的責任を持つべきだということ で、障がい者雇用比率が算出され、特例子会社ができたり、さらに法定 雇用率に満たない企業が公表されているわけです。当然中小企業、零細 企業は、負担が軽くなるわけです。 天野さんの文書 <ハローワーク町田との役割分担を考えた場合、センターの守備範 囲は、常用労働者数56名未満の事業所が対象になると考えられます。既 に障がい者雇用を実施している企業も含め、事業開始5年間で、市内の 企業数の1割の350社との協力・連携関係を築くことを当面の目標と考 えます。パートナーシップを築くために、こちら側のメリットを追求す るだけでなく、企業側のメリット(具体的には企業イメージのアップ) を提案しているもので、この提案を受け入れるか否かは企業側の独自の 判断によるものです。> では、どういう法的根拠でセンターは、活動しようとしているのか 私には理解できない。 超法規的に活動するのか、常用労働者数56名未満の会社がどういう状 況かおわかりでしょう。町田市の名前で行く以上雇用主は、貴重な時間 をさいて話をきかなくちゃいけない。まして雇用、広告など不可能に近 い。目標値を設置した以上は、あなたまかせではなく、お願いするしか ないでしょう。まさか目標ということばを軽く考えてないでしょうね。 前ハローワークの特別援助部門担当のN女子は、「義務を持たない零 細企業に雇ってくれとは、いえない。」と言っていました。 最後に具体的にどんな「けじめ」のつけ方を「良し」とお考えでし ょうか。ということなので申し上げます。障がい者就労、生活支援セン ター設立検討会のみなさんを利用したのだから、人間として筋をとおし てコンペ参加まえに話をすべきだったのではないでしょうか。 -------------------------------------------------------------------------------- 議論の場とご利用ください - 吉田つとむ 07/01-22:24 No.4591 あすなろ小池さん こんばんは 「就労・生活支援センター」事業の受託と言うことに関して、私のHP掲示板が、その議論の場になっていることを歓迎します。 町田市にとって、新規事業を委託する事業所をどのようなプロセスで決定されたか、これらをオープンの場で議論されるか、これまた「開かれた行政」にとっても欠かすことができない政治課題です。 現在、町田市役所や町田市議会のHPに掲示板が開設されていない状況で、この種の議論が、私のHPで繰り広げられることは、HPを持つ政治家として、大いにその存在価値を発揮している証と考えます。 どうぞ、じっくりとご議論ください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ また、他の方も、下記の記事を含めて、関心がある方の書き込みも歓迎です。 「★ - 就労支援センター委託先選考につ.. - がきでか 07/01-01:03 No.4585 new! 」 http://j-expert.cn1.jp/wforum/wforum.cgi?no=4585&reno=no&oya=4585&mode=msgview&page=0 ただし、吉田つとむは明日から明後日と出張です。その間は、インターネット環境に対応できない可能性が高くなっています。 もとより、ここの場の登場人物の皆さんも、様々の時間帯で書き込みをされています。書き込みに対して、間髪を置かないレスも必要ですが、あくまで日常生活をこなしてこそのインターネットです。基本的には、議論は相互交流を求めたスタンスでお願いします。 最も、私が出張中ということで、その間、議論を停止してください、と言う「お願い」などは一切ありません。どうぞ、必要なご議論は、(このHPの主催者である吉田つとむが全部を読みこなせるかどうかにかまわず、)十分にお書き込みください。 では、よろしく。 -------------------------------------------------------------------------------- どうぞ、根拠をお示しください - 天野 07/02-00:46 No.4593 日露戦争から、ちょうど100年に渡る日本人のモラルについてのご教授ありがたく承りました。 「障害者雇用促進法」についても、改めて、勉強させていただく機会を得たと思っております。 「障がい者就労、生活支援センター設立検討会のみなさんを利用したのだから、人間として筋をとおしてコンペ参加まえに話をすべきだったのではないでしょうか。」の記述に関しては、甚だ遺憾に感じております。 「利用した」の根拠をどうぞお示しください。 また、「職場開拓」の件に関しては、当方の企画書内容について、いろいろとご批判をいただいておりますが、そちらのお考えがどのようなものであるかについては、まったくお知らせしただいておりません。吉田さんが書き込みをされている通り、ここは「議論の場」であるということですから、そのことについても書き込みをされてはいかがでしょうか? 今回の選考についても、いろいろとご不満があるようですが、明日(2日) 午後6時〜 ハローワーク町田 2階共用会議室において、「検討会」が開催され、町田市より今回の経過報告がなされる予定です。ハローワーク町田の方へお問い合わせになって、直接、その場で「疑問」を呈してごらんになってはいかがでしょうか? また、当方の掲示板でも関連する事項について、また別の議論を展開しておりますので、いつでもご参加ください。 -------------------------------------------------------------------------------- どうぞ、根拠をお示しください - 天野 07/02-00:46 No.4593 天野さんのご要望なので私の企画書を提示させてもらいます。 C職場開拓とフォロー [町田市の現状] 町田市は、東京都心のベットタウンとして発展してきたこともあり、 地場産業に勤務する人よりも都心に通勤する人のほうが圧倒的に多い。 よって事業所があっても零細企業が多い。 町田市内で、障がい者が働ける事業所は、構造上(別紙参照4)極めて少 ない。町田養護学校を卒業して一般企業に就職する場合は、ほとんどが 市外になる。市外に通勤出来ない人は、能力があっても、通所作業所に 就労することとなる。(別紙参照5) しかし、構造上の短所は、長所にもなる。都心へのアクセスが良く、 家賃も安いために、サテライトオフィスには最適である。東京都労働局 は、障がい者雇用未達成企業9000社の実名を公表した。(別紙参照6)さ らに、国が障がい者雇用控除率を10%引き下げたこともあり、本社と比 較的近い場所に、特例子会社を設置し、障がい者を雇用する会社も増え た。(別紙参照7) 町田市は、特例子会社を設置するには最適の場所である。 また、園 芸農業の盛んな都市であるが、高齢化が進み、深刻な労働力不足になっ ている。最近、知的障がい者通所授産施設「こころみ農園」から数人が 農家に就職している。町田市は、零細企業が多いためある業種について は、大手に対抗すべく企業組合つくり、懸命に努力しているところがあ る。町田市内の会社という意識が強く、説明すれば心情的に理解してく れるところが多い。(別紙参照8)同じ勤労弱者で構成されている町田市 シルバー人材センターは、町田市の業務委託も多く売上高10億円を突破 した。(別紙参照9) [障がい者雇用のキャパを拡げる] 特例子会社の場合、平均20〜30名の障がい者が働いている。身体障 がい者が多いが、清掃等肉体労働業務を行う特例子会社も現れ(別紙参 照10)、知的障がい者を雇用しようという動きが拡がっている。町田市 に4社の特例子会社を誘致すれば、100名の障がい者の雇用キャパが拡が る。あと農業、地域企業組合、町田市委託事業の拡大が大きな4つの柱 になる。 ●豊富な営業経験、人材ネットワークを生かし、特例子会社を町田に 誘致する。 ●また、地域農協、また農業振興課より情報を取り、労働力不足の農 家に農作業の出来る障がい者を斡旋する・ ● 町田市内の企業組合に働きかけ1名でも2名でも雇用出来るよう 働きかける。 ● 町田市に障がい者の出来る業務の委託をさらにお願いする。企 業及び福祉団体へ ● 精神障がい者雇用については、最も精神障がい者雇用に精通し ている福祉団体が仕事を請けられる様働きかける。 市役所に確認して、今日夕方、私がハローワークに行って良いという ことであれば、行きます。 利用した根拠をしめせということなので、NO4856のあなたのレスを紹 介します。 <検討委員であることと、プロポーザルへの参加の関係についても 上記のレスで触れていますが、今回の選定は、「検討会」でおこなった ものではなく、庁内の契約事務適正化委員会がおこなったものです。 この検討会自体も、当初は、障がい者雇用の促進を願う有志のメンバ ーにより、スタートさせたものです。天野はスタート時点からのメンバ ーでした。> 検討委員会の方々も、忙しい中議論に入り、その知識をあなたが、 吸い上げた。掲示板に記載されているものは、要点だけですべての議論 が提示されているわけではないでしょう。このメンバーは、有識者の集 まりとも言える。この会議をもとに企画書を書いた。利用したという以 外どう表現したらよいのか。 -------------------------------------------------------------------------------- オリジナリティーの問題 - 天野 07/02-09:49 No.4596 「利用する」という表現に関しては、2つの場合があると思われますが、小池さんの使用されている「利用」には、私が「悪意」をもって、検討会での議論を利用し、検討会の他のメンバーの方に「ご迷惑」をおかけしたというように受け取れますが、そう理解してもよろしいでしょうか? また4590の記事の中には、 「障がい者就労、生活支援センター設立検討会のみなさんを利用したのだから、人間として筋をとおしてコンペ参加まえに話をすべきだったのではないでしょうか。」という記述がありますが、 プロポーザルに企画書を提出する前に、検討会のメンバーの方に、参加の了解を得ることを怠ったというように理解してもよろしいでしょうか? もしそうであれば、今回のプロポーザルへの参加については、説明会が開催される前の検討会の場において、参加の意志を表明させていただいておりますので、もし、今日の検討会においでになるようでしたら、直接、ご確認ください。 また、企画書のご提示をいただき、ありがとうございます。 小池さんのところでお出しになった企画書に限らず、 これから情報開示請求の手続きをおこなったうえで、 すべての企画書について読ませていただき、 今後の事業に活かしていきたいと考えております。 今回提出した企画書の「オリジナリティー」の問題についても触れられているようですが、検討会で議論された内容ももちろん含まれています。 しかし、企画書の主要な部分となるエの「支援方法」に関わる部分については、検討会の中でも、今後の課題となっていたもので、具体的な支援方法については、議論の整理ができていなかったところです。 むしろ、検討会で主要なテーマとして話し合ってきたことは、 初期の段階では、町田市行政に就労・生活支援事業の必要性をどう理解していただき、事業の具体化にむけて、共に動き出していただくかという方法論であり、 昨年6月に、行政職員も検討会に出席していただくようになってからは、センターを中心とするサポート体制をどうつくりだすかというネットワーク論であり、 今回のプロポーザルで求められた具体的な支援内容や、センターの運営方法等のテーマについては、繰り返しになりますが、次の課題としてとどまっている段階でした。 したがって、今回提出した企画書の「オリジナリティー」は担保されているものと考えております。 最初に戻りますが、 「吸い上げた」「利用した」という表現は、天野個人のみならず、事業を受託した当法人や、また、検討会の他のメンバーの方の名誉を著しく傷つけ、今後の就労・生活支援センターの事業運営においても社会的信用度を損ね、支障をきたす恐れがあります。今後は、どうぞお控えいただけますようお願いいたします。 -------------------------------------------------------------------------------- Re: オリジナリティーの問題 - あすなろ小池 07/02-18:25 No.4597 あすなろ小池です。障がい福祉課長から、検討会の出席は、今回出席者 全員の了解をとれた後次回来てくれといわれたので理にかなっているの で可否の返事を待ちます。 また書きます。世の中の出来事は、原因があって結果があります。社 会的人間は、定められた原理、原則の中で生活しています。原理、原則 が守れない人間がいると、トラブルとなるわけです。トラブルを起こす 原理、原則が守れない人間は非難されて当然と考えます。 この考え方は終始一貫しています。 NO4582で私は、>天野氏は、コンペに参加する場合、なんらかの形 でけじめをつけてから参加するのが道義上必要なのではないでしょうか >という質問をし、天野さんは、勘違いをし>プロポーザルに参加しな いことが「けじめ」であるとは思えません。>と返答した。 私は検討会でのけじめをしたかどうかを求めた。一言も辞退しろな どと言っていない。 返答がないので再度、NO4590、NO4595でけじめをつけていないという 前提で答弁を求めた。やっと今回、<今回のプロポーザルへの参加につ いては、説明会が開催される前の検討会の場において、参加の意志を表 明させていただいております<という返答が来た。 最初にこの返事が来てなければ、反対に讃えられるべきで、天野さん が不快に思う表現はしない。このことについて私に責任は無い。勘違い した天野さんにある。 私は、感情論では無くおとなの議論がしたいと思っています。 さて説明会が開催される前の検討会は、いつだったのでしょうか? 教えてください。 企画書については、私に限らず他の事業所も、障がい者就労、生活支 援センター事業を取るつもりで書いています。企画書を提出し採用され たのなら、他者の企画書など無視して 自分の企画書にそって実行するのが、企画者というものです。他者を 参考にしなくてはいけない企画者は、恥です。私も情報開示を要求し取 得します。私もしくは、他者の企画書が引用されようものなら、私は天 野さんを最低の人間とみなし、この事業からの撤退を求めます。 -------------------------------------------------------------------------------- 事業計画の具体化の作業に入りま.. - 天野 07/02-21:24 No.4598 「けじめ」をめぐる問題については、 こちらの勘違いであったということで、謝罪します。 申し訳ありませんでした。 説明会が開催される前の検討会は、5月7日の検討会です。 この検討会でプロポーザル方式による事業者選定の方針が行政側より正式に報告されました。 これに対して、正式に法人としてプロポーザルに参加する旨、意志表明しました。 また、非公式なところでは、それまでに数名の検討会メンバーの方にご相談させていただいております。 本日、市政情報室やまびこで今回のプロポーザルに参加した団体の企画書について閲覧を求める情報公開請求をおこなってきました。 その趣旨は、他の団体が出された企画書の中から、すぐれた点については、今後の事業に積極的に活用させていただきたいと思うからです。 ちがった考え方やちがう角度から検討された企画内容を参考にすることを、私は「恥」であるとはまったく思っていません。 当方が考えていたことよりも優れたものがあれば、それを素直にとりいれていくことで、より素晴しいものができる。ひいては、事業を利用される障害のある方の利益になると思うからです。 ひとりの人間、ひとつの事業体が考えられることについては、もとより限界があり、その限界を超えて、より良いものをつくりだすためには、謙虚に他から学ぶことが必要であると思えるからです。 他の企画書を参考にさせていただくことは、決してコピー商品や偽ブランド商品をつくることと同じではないと思うからです。 したがって、他の企画書を引用(この言葉自体、企画書を提出する時点であればとにかく、現段階ではあてはまらないように思えます)もしくは参考にしたことで、天野を最低の人間とみなされることは、小池さんのご自由ですから反論はいたしません。 また、当方としては、今回の応募に関して、「事業を取る」という感覚にはありませんでした。 事業に対する公費の額をとってみても、この事業をおこなうことで、天野及び法人が金銭的な利益を得ることはまったくありません。むしろ、十分な事業をおこなうために、必要なお金を法人として、どう工面していけばよいかという悩みを抱えています。 結果的には事業者として選定されたわけですが、仮に選定されなかったとしても、私自身は、引き続き、検討会にとどまり、他の検討会メンバーの方とご一緒に、事業を受託された団体のお手伝いをさせていただく気持ちでした。 検討会の席で、この掲示板における「議論」についてもお話させていただきましたが、委員の方から「天野に利用された」というご意見はありませんでした。 以上、ご質問に対しては、これで十分にお応えしたと思いますので、 これから先は、事業の具体化にむけての検討や事業計画、予算づくりに、時間を割くことに専念するため、私としては、この掲示板への書き込みを終わらせていただきたいと思います。 -------------------------------------------------------------------------------- 文頭に戻る 関係記事 一覧 HPメインに戻る 吉田つとむHP |