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町田市と議会の情報公開度 -------------------------------------------------------------------------------- ＜見出し＞ 情報公開の効果 - ザトペック 03/19-00:02 No.5991 町田市は公開度が高い方 - 吉田つとむ 03/19-08:57 No.5992 町田市議会の公開度はより高い - 吉田つとむ 03/19-09:47 No.5993 -------------------------------------------------------------------------------- 情報公開の効果 - ザトペック 03/19-00:02 No.5991 本日１８日のマスコミ報道によれば、情報公開ランキングの上位に岩手県、宮城県が伝統的に選ばれ、最下位は福岡県だったと発表された。」 宮城県に情報公開条例が施行されたのが平成３年度、そして名実共に情報公開が推し進められたのは浅野県政がスタートしてからとされている。食糧費問題、カラ出張、官官接待と、オンブズマンの追及によって県庁内部の不正が明らかになった。この結果、宮城県の情報公開は全国でも群を抜いた様だ。 情報公開は、臭いものには蓋式な考え方が深く根付いている団体では、理解し、受け入れられものではないだろう。この点で、常に上位にランキングされる事は、その推進に並々ならぬ努力と精進があると考える。 東京都町田市の現状はどうだろうか -------------------------------------------------------------------------------- 町田市は公開度が高い方 - 吉田つとむ 03/19-08:57 No.5992 ザトペックさん おはようございます。 まず、今回の調査では、東京都が「圏外」に置かれています。その理由は、情報公開請求の資料閲覧に費用支出を求められるためです。つまり、そうした情報公開を求める側に、費用負担を求めることは情報公開の理念に反するととらえているのでしょう。 一方で、町田市は情報公開制度を導入した時点から、その住民でなくとも誰でも情報公開請求が出来、また公開請求の閲覧では当初からその費用を求めていません。その点で、東京都と町田市は情報公開に関するスタンスでまったく異なっているといえます。すなわち、町田市は東京都よりはるかに公開度が高いレベルとなっています。 さらに、以前は電磁データの公開を「紙」に印刷して公開するとしていたものを、映像などの情報公開請求には分量的にも現実に相当しないとの考えで、電磁記録媒体（ディスク類）に記録して公開する方法も取り入れました。 ＜参考記事＞ ● 一般質問：紙コピーから、ディスクコピーに換える意義 http://j-expert.com/gik/sit/01_01_31_01.html -------------------------------------------------------------------------------- 町田市議会の公開度はより高い - 吉田つとむ 03/19-09:47 No.5993 あわせて、町田市議会の情報公開度合いを記載したいと思います。 全般的に、その公開度合いでは上位の方に入っていると思います。 ● その理由１（会議の公開） 会議が全面的に公開されている。特に、議員全員協議会も公開しています。 ２３区部では、一部非公開であった常任委員会や特別委員会が、町田市議会では、以前から公開されていました。議会運営委員会も公開しています。 さらに、近年では、非公式の議案説明会の公開も制度化しました。 ● その理由２（会議の放映と議事録公開） 会議を公開するといっても、どこでも・いつでもの条件をどこまで取り入れているかで、現実的な公開度が計られるというものです。町田市議会はＴＶカメラを導入することでは、かなり遅れていました。平成１４年にインターネット中継方式のＴＶ中継を提案し、平成１５年１２月にそれを導入しました。 それ以前に、平成１３年には会議議事録のネット閲覧を導入し、平成１５年１２月には、検索システムによる議事録をインターネット上で閲覧できるように改定しています。 ● その理由３（政務調査費の明細公開） 多くの自治体議会では、議員（議会会派）政務調査費の費用明細がまったく公開がされずに支出が行われています。ただし、町田市では、その支出が条例化する以前の「調査研究費」名目の時代から、その費用領収書の原本提出が義務付けられていました。さらに、それが情報公開請求でも閲覧できる形態になっています。この制度では、全国でも最上位クラスの公開度合いです。 ● その理由４（公費視察の報告書提出） 平成１３年度の一部から、議員の視察報告書の個人報告文の提出を義務付けました。議会改革特別委員会で提案し、その導入を決めたものです。平成１４年より、全部の委員会でそれを義務付けています。他の自治体議会では、実施していないところも多数あります。（事務局報告で済ます例がある） ● その理由５（傍聴の資料閲覧） 一般に傍聴席に、議案などの資料を閲覧できる体制をとっている議会は少ない情況です。多摩市の例を紹介し、その導入を提案しました。平成１３年より、実施しています。 -------------------------------------------------------------------------------- 文頭に戻る 関係記事一覧 ＨＰメインに戻る 吉田つとむＨＰ |