議長の居眠り風の写真を掲載し、市が謝罪(東京都青梅市)

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2005年05月03日 市議会議長が市を提訴(青梅市)の記事
http://blog.livedoor.jp/expert1/archives/20763085.html

★ - 市が謝罪し、議長が告訴取り下げ - 吉田 つとむ 05/27-16:57 No.6317 new!
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2005年05月03日
市議会議長が市を提訴(青梅市)の記事

 5月3日の新聞記事(読売朝刊)のよると、東京都青梅市議会の議長さんが、市の広報紙に、自分が議場で目をつむって寝ているかのような写真を掲載され、肖像権の侵害で名誉を傷つけられたとして、青梅市を相手取り、損害賠償と広報紙の謝罪文の掲載を求めたとのことでした。

 その記事(読売5月3日朝刊)によると、下記の趣旨の内容となっています。

 その内容は、市長が演壇で演説をしている際、後方の議長が目をつむって寝ているかのような状態で写っていたという。

 議長は、この時に撮影された写真を情報公開請求したが、をつむって寝ているかのような状態で写っていた写真は1枚だけであり、議長は、議長の名誉が傷つけられ、多大な精神的な苦痛を受けたと言う。

 訴訟では、その掲載が意図的なものか、過失によるものか、はっきりさせたいと言う。

 市は、単純ミスであり、訴状を見て対応すると言う。

 私の見解は、次のものです。

 一般に行政は、議会や議長のことなど薄く考えることがあります。特に、東京都の多摩地域の行政では、議会軽視がはなはだしいところが目立ちます。

 当市の広報紙でも、市の行事で、市長と国会議員、都議会議員が写真に写り、議長がカットされた(形の不自然な構図の)写真が掲載されたことがあります。

 主役にばかりに目が入って、脇役(青梅市の場合は議場内の撮影だから、本来の主役は議長か?)に目を向ける拝領が足りなかった可能性があります。

 私もこの問題の広報紙と、他の撮影された写真を見比べてみたくなりました。

 それにしても、今回の問題の取り上げ方が、市議会議長が個人として、市の情報を情報公開請求で入手したと言うのが、現代的な手法であると感じました。
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タイトル : 市が謝罪し、議長が告訴取り下げ

 市の広報に、市議会の様子が掲載され、その際、議長が眠っているかのように写っている写真を載せたのは、議員への名誉毀損であると、東京都青梅市議会の議長さんが、青梅市を訴えていました。

 しかし、その後、市が謝罪をしたことを含め、今後の掲載に当たっては本人の了解を得るなど文を盛り込んだものが、議長に提出され、その議長さんは告訴を取り下げることになりました。

 これにて、一件落着となりました。 --------------------------------------------------------------------------------
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