地方議員政治家は自分で活動費負担
(05/09/30)

 政治家とお金に関する質問をいただきました。素直に自分の気持ちを文章に書かせていただきました。

<目次>
政治と金 - 西 09/17-11:27 No.6696
政治と金に関する吉田の考え - 吉田 つとむ 09/17-18:34 No.6699
Re: 政治と金 - 宮本 武蔵 09/19-11:26 No.6707
政治家は自分で活動費負担 - 吉田つとむ 09/20-08:20 No.6710
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政治と金 - 西 09/17-11:27 No.6696

初めまして吉田先生、西と申します。国会でいつのまにかうやむやになった政治と金について私自身大変きょうみがありましてこのたび投稿させていただきました。政治献金についてどうお考えでしょうか?
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政治と金に関する吉田の考え - 吉田 つとむ 09/17-18:34 No.6699

 西さん 政治資金とお金についての質問をいただきました。ありがとうございます。

 まず、政治家(実際には、その後援会や政党議員支部)にとって政治資金というと、個人の献金と企業・団体献金に分けて考えるものと理解しています。

 私の場合は、企業・団体からの献金を一切愛受けないことにしています。つまり、個人だけから支援を受けさせていただきます。最も、私の場合は、政党議員支部を有していないので、企業・団体の献金を受け取ることが法的にもできないとことになっています。

 あわせて、企業・団体の「推薦」を前回の選挙以前から受けない方針を取っているため、それらから通常の支援・推薦行為も受けていません。これからも、この方針は変えないつもりでおります。

 自由民主党という政党に所属し、その「公認」を受けるという立場で自分の立場を貫いています。選挙の際に、所属政党から公認料(市議会議員の場合は、数十万の範囲です)を受けることになります。後は個人の献金が100万円ほどあり、他は基本的に自己負担としています。ただし、それが政治の理想かというとそうは思っておらず、もっと、個人からいただける個人献金の金額が増えてもらいたいと長年願ってきました。ただし、一向にその変化はありません。

 それでは、政治活動にまったくお金をかけなければよいではないかとの考えもありますが、印刷物を作って発行したり、宣伝カーを使った宣伝活動を維持して行くための活動は欠かせない条件と考えています。政治活動が競争であり、その競争に勝っていくには、自己努力をせずに自分を維持することは不可能でしょう。

 以上が、私個人の考えであり、自分がとっている立場です。とは言っても、他の政治家がそうした企業・団体の推薦を受けたとしてもそれを否定するつもりはありません。人には、それぞれの考えや立場があろうとの解釈を取っています。
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Re: 政治と金 - 宮本 武蔵 09/19-11:26 No.6707

企業・団体からの支援、推薦勿論献金も受けないので、大変な台所事情と想像します。万止むを得ない場合に、個人の”吉田つとむ”が、議員の”吉田つとむ”に献金をするまでした事を、公表データが示しています。

ストイックなまでに、ひも付きになることを拒み、是々非々で事に臨む態度は、金まみれ議員に見せてやりたい。

然しながら、議員は清濁併せ呑む技量をわきまえていなければ、矛盾だらけの市民生活の中の本当の市民の気持ちなど判るはずが無いと揶揄する声も聞こえてくる。

即ち、官、民を問わず何か事業を行なおうとすれば、それなりのリスクが伴う、リスクを回避する為には、何らかの裏付けが必要、この議員についていけば何とかしてくれると言う安心感が、即ち、清濁併せ持つと言う部分であろう。清廉潔癖すぎる吉田議員は、この点で大いに損をしていると思う。しかし、吉田つとむから清廉潔癖さを除いたら何が残るのだろう?
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政治家は自分で活動費負担 - 吉田つとむ 09/20-08:20 No.6710

 宮本 武蔵さん うれしいような、ある意味ではやや物足りないような感じを受ける記事の書き込みです。

 そうはいっても、議員として企業や団体の命令や要請は決して愉快なものではありません。ましてや、縁もゆかりも無い人物から命令を受けるのは、おのずと排除したくなる心もわくことも否定できない時があります。

 改めて、「吉田つとむから清廉潔癖さを除いたら何が残るのだろう?」の問いかけを受けました。自身では、決して「清廉潔癖さ」が売りではありませんし、単に肩肘を張っている行為に過ぎない点もあるでしょう。

 政治家が真に人から有用とされるならば、一般の人のカンパでその活動が維持できるとなるように願っています。それが「百年河清を待つ」姿勢であるのか、それともいずれはそうなるのか、今日の政治家は自分で活動費を負担するほか無いでしょう。
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