初めての取材は、次の内容(代議士の醜聞)
(平成17年12月31日)

 町田市役所の記者クラブに所属する朝日新聞記者から取材を受けました。市議会の質問や対応のことでなく、議員なって12年目の出来事であり、振り返るとやや異常なことではないでしょうか。
 振り返れば、その他の新聞を含めて、私は議員になって以降、記者クラブの取材を受ける経験がほとんどなく、どちらかと言えば、記事となっても自分の対応が勝手に記事にされることが多く、事実の間違い記事が多く、かなり不本意な情況にありました。
 
 さて、その取材内容と記事というのは、次のものです。
 なお、私の氏名が記事では間違っており、これまた不本意であり、記者は通称名の「吉田つとむ」は使わず、本名を使うと言ったのが、間違い氏名掲載であり、軽率です。こうした間違いがどのような影響を与えるか、記者氏ならいくらかわかるはずです。その職業上の戒めとして、この経過もはっきりと記載しておきます。
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<目次>
朝日新聞の取材を受ける 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2005/12/01(Thu) 21:41 No.6503
朝日新聞の取材(2) 吉田つとむ - 2005/12/02(Fri) 08:45 No.6522
私の名前が違っている 吉田つとむ - 2005/12/04(Sun) 00:00 No.6594
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朝日新聞の取材を受ける 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2005/12/01(Thu) 21:41 No.6503

 マンション耐震審査偽装事件に関して、そのデベロッパー会社社長を国土交通省に伊藤代議士が紹介したこの件で、地元の朝日新聞支局から電話で取材を受けました。

 こうした中央メディアの方から、日ごろの活動をしていてもまったく相手にされることはありせんが、いわゆる「逆風」(記者の言葉です)下には、丹念な取材を受けるのでしょう。

 われわれが、伊藤代議士に対してどのように対応しているか、連絡はあったか、という取材です。

 これに対しては、問題とされた記事が掲載されてしばらくたってから連絡があったこと、その中で、党の中できちんと説明してもらいと述べたことを説明しました。それに先立ち、自由民主党町田総支部には、伊藤代議士の話を聞く機会を持ってもらいたいと求めたことも説明しました。

 合わせて(伊藤代議士と2人で顔が載っている政治活動ポスターをどうすか、という問い合わせでした。この件は詳しく聞かれたのですが、すでに大半の市議会議員などがそのセットのポスターを良しとせず、他の人物(自民党の東京レベルの責任者)切り替える方針であることを説明しました。記者さんは、その<情報>をすでに知っていたらしく、その決定日も尋ねられました。伊藤代議士に関しての最初の新聞報道があったのが土曜日ですので、市議会議員皆が顔を合わせる月曜日には直ちに協議し、われわれはポスター張替えの決定を行いました。こうしたものは、手続き・準備に時間がかかるので、瞬時に結論を下さねばならないと考えた次第です。労力を惜しんではなかなか前に進みません。

 なお、朝日新聞の記者さんは、今回の問題は長引くとの判断を提示されました。もとより、耐震強度が足りないマンションを買わされた人が多数存在している現状からして、この問題解決が簡単とは思えません。そうした先の推測とは別にして、私たちがポスター張替えを行うのは、自分たちが「党人」であることを説明するものです。

 その他、まったく別の話題ですが、廃プラスティック中間処理施設建設の動向についても取材がありました。私の場合は、このネット掲示板に書いた文だけで十分ではないか、そのように思っています。
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朝日新聞の取材(2) 吉田つとむ - 2005/12/02(Fri) 08:45 No.6522

 このほか、私が朝日新聞記者に対して、(個人的な見解であるがと付け加えて)伊藤代議士の対応として望むこととして、次のことも述べました。

 伊藤代議士が政治資金パーティーを開催した際、この企業からもらったパーティー券代を返却するべきではないか、と考えていると付け加えました。

 それに対して、朝日新聞の記者は、「このマンション建設に関連する他の企業からももらっている、また、これらの企業からは相当長い期間お金をもらっているが、それはどうするのか」とも尋ねられました。

 そこで、私は、「これからは、私の意見だけでなく、自民党町田総支部では、伊藤代議士の説明を求めるのだから、会議の中で、他の人からも様々の意見も出るでしょう」と答えました。
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私の名前が違っている 吉田つとむ - 2005/12/04(Sun) 00:00 No.6594

記事掲載、名前が違っている。

 この記事が、朝日新聞の地域版(話では、多摩版、東京区内版の両方)に掲載されました。

 記事は思いのほか大きく、「耐震偽装絡み」伊藤議員と一緒 ポスター取換え 町田市議選へ自民会派 という3つの見出しがついたものです。

 そのポスターがカラー写真で入っており、市議の部分がモザイクされており、結果的に怪しげな感じがするものである。

 記事の経過はほぼ正しく、実際では、かなりの市議が伊藤代議士とのセットにせず、衆議院議員 石原のぶてる自民党東京都連会長とのセットに切り換える議員が大半となっている点が記事のレベルより強化されることとなっている。
  
 また、私のコメントが掲載され、「マンション購入者や居住者のことを考えると、張り続けることには大いに抵抗感がある。党総支部を通して、伊藤議員から説明を聴きたい」と書かれている。話の筋はほぼ合っているが、ポスターを張り換えることは、(今後考慮したいとする一部の議員を除いて)他の議員が同意して決定したことであり、伊藤代議士の説明でその方針が変わるものではありません。

 なお、この記事のコメントで、私の名前が吉田努となっていました。前日の説明では、記事にする際には通称の「つとむ」でなく、本名にするとのことでした。であれば、「勉」とされずに残念です。

 この記事は、われわれの意図に反して、「選挙の関連報道」を意識して書かれています。そうした点を踏まえると、日ごろ取材も受けず、記事にされることもなく、たまたま他人の話題から記事にされた側としてははなはだ迷惑なことでした。

 記者には、抗議の意思を持って訂正の記事を求めました。

 明日の多摩版で、「訂正記事」が掲載されるとのことでした。今回の記事は大きかったのですが、訂正記事は小さなものでしょう。割の合わない事例でした。
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