郵政民営化法案反対派の自由民主党への復党問題
(自由民主党)

 予見されていた通り、郵政民営化法案反対派の皆さんが自民党に戻ってくることに決まりました。記者会見などもあって、ドラマチックなのか、芝居がかっているか、やれ禊だ、踏み絵だと大道芸のごとく、公衆の面前で戦いを繰り広げるところが、わが自由民主党の良さでしょう。
 本日は会派の派閥集会が開かれ、それぞれの会合で、歓迎の挨拶が行われていました。

 ともかく、今回の自体は容易に予見できたことであり、その理由を「離党」と「除名」の違いとして説明を試みました。

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郵政民営化法案反対派の自由民主党への復党問題 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:11月23日(木)20時24分45秒
自民党に雑草の逞しさを望む 投稿者:宮本 武蔵 投稿日:11月25日(土)01時53分54秒
自民党に雑草の逞しさを望む 投稿者:えのさん 投稿日:11月25日(土)06時10分51秒
復党問題の綱引きに関して 投稿者:吉田つとむ 投稿日:11月25日(土)09時26分45秒
自民党復党問題 投稿者:新潟の朱鷺男 投稿日:11月28日(火)13時22分9秒
離党と復党について 投稿者:吉田つとむ 投稿日:11月28日(火)14時55分27秒
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離党と復党について 投稿者:吉田つとむ 投稿日:11月28日(火)14時55分27秒

 今回の郵政民営化法案反対者の復党問題を巡って、党内世論はメディアと世間から大きな批判を浴びています。その批判自体はもっとも面がありますので、こうした論争のどちらかに自分がつくというのもなじめない側面があります。

 そこで、政党人としての立場から、この復党問題の初歩的な側面に関して考えを述べさせていただきます。まず、郵政民営化解散の際、自由民主党本部は、その反対者の中で衆議院選挙に立候補する議員に対して、「除名(除籍)」ではなく、「離党勧告」を行っており、それぞれの当事者はその「離党勧告」にそって「離党」しています。今回問題とされている議員(および、落選者)は、その全員が党本部の意向にそった「無所属」立候補をしています。

 亀井静香氏らは、その衆議院議員選挙の立候補に際し、自由民主党を「離党」した上で、新たに政党を組織してそれを戦っています。それらの人が自由民主党に戻りたいと求めても、その後の対立関係から簡単には「復党」は認められないでしょう。

 こうした状況を考えると、「離党勧告」→「離党」→「無所属立候補」→「無所属当選」の経過をたどりながら、なおかつ、自由民主党に「復党」したいとする政治家は、自由民主党に復帰させてよいのではないか、そうするべきだという意見が頭をもたげてくるのはやむなことでしょう。

 「情」でいうならば、「復党」を止めるべき理由は見あたらないと思います。ただし、別の意味の権力闘争であれば、またもわき戻ってきた領地の取り合いの意味となることと思います。
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自民党復党問題 投稿者:新潟の朱鷺男 投稿日:11月28日(火)13時22分9秒

とうとう復党しましたね。
ちょっと面白いので、下記のHPをどうぞ!
http://www.liberal-shirakawa.net/index.html
兎に角、我々素人には、よくわかりません!
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復党問題の綱引きに関して 投稿者:吉田つとむ 投稿日:11月25日(土)09時26分45秒

 自分が所属する政党で、その郵政民営化法案の造反問題に関して、わずか1年にしてその復党問題がおきてきました。すでに、小泉前総理は過去の人のごとくに解され、ご本人も「総理大臣でも使い捨て」であるゆえ、自身のチルドレンに対して、「文句のある人は自分がしっかりしなさい」と趣旨の発言をしています。

 自民党内では復党は前提です。しかし、前政権の支持が基盤で出来た新政権が簡単に「郵政民営化」の賛否に関する見解を改められるか、そのことにかかっていると思います。ここは、以前に三塚派を離脱した平沼元通産相であることから、他の議員とは違ったプロセスであっても、一定の自重を願うものです。
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自民党に雑草の逞しさを望む 投稿者:えのさん 投稿日:11月25日(土)06時10分51秒

ついこの前のこと もし造反の流れができていた時は 政局混乱と経済混乱がおこり 日本だけの混乱に収まらなかったかもしれません。私は そう思っております。ならば安倍政権すらなかったはずですねぇ。

その造反者が 安倍政権を支えると言うのを信じますか?
国民の前で政治家が くるくる言い逃れを言ってよいのでしょうか?
時代の犠牲者でよいのだと私は思います。
もし 言われているように安倍政権を支えるつもりがあるならば 現在のように外から支えるべきです。

私の持論ですが・・政治家は護民官であるべきです。護自身政治家はいなくて良いと思っています。擬似的封建制度のような曖昧な考え方こそ直すべきです。
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自民党に雑草の逞しさを望む 投稿者:宮本 武蔵 投稿日:11月25日(土)01時53分54秒

自民党で郵政民営化造反議員の復党問題が、マスコミを賑わす。
復党するからには、郵政民営化賛成の踏絵を踏んでからと言う意見が有ると聞く。
組織と言うものは、反対意見、少数意見を尊重してこそ幅が出て、雑草のように
環境の変化に対し、全体として対応できる強みが出る。皆が同じ意見では脆いのである。
したがって、無条件で全員を復党すべきと私は考える。
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郵政民営化法案反対派の自由民主党への復党問題 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:11月23日(木)20時24分45秒
 郵政民営化法案反対派の自由民主党への復党問題では、中川秀直幹事長や二階俊博国会対策委員長が、それぞれに郵政民営化に関してその賛同を明らかにする必要があるとしています。それができない離党組にあっては、(今回の)復党はないとしています。

 ここにわざわざ、「今回の」と書いたのは、何かの状況が変わったら、その郵政民営化賛成の意思表示がなくても復党がありうることだと考えるからです。つまり、平沼代議士の場合も、お互いに熟柿の状況になればその障害がなくなり、復党もありうるものだと考えられます。
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