日本の選挙運動に関する見方について
(07/08/06)

<以下の議論の前提について>
 日本においては、選挙運動が一部の人によって支えられることが多く、その実態についてはなかなか知られないものです。そこで、下記のような見方をされることがあります。自分のことに限らず、そのことが偏見をもたれず、評価してもらいたいと言う見地で下記のレスを行いました。
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選挙の誤解について 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 6月26日(火)00時05分52秒
白い手袋、襷、握手 投稿者:木枯らし紋次郎 投稿日:2007年 6月25日(月)22時56分27秒
日本映画 選挙 投稿者:ザト ペック 投稿日:2007年 6月24日(日)14時01分33秒
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選挙の誤解について 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 6月26日(火)00時05分52秒

 以下は、一般論として書きました。

 若者の選挙のでは、「地盤・看板・カバンなし」をうたい文句にする人が大勢います。政党(人)からすると、政党の公認や推薦を受けて、候補者当人から「看板なし」といわれると、そんなものは公認や推薦を返上してから言ってくれといいたくなりますし、政党の推薦を受けて宣伝カーや広報にもそれを掲載しない、内部宣伝のみの候補を見ることがありますが、それまたあきれる限りです。

 しかし、政党の扱いが、なんとか政経塾や有名大学出身に比べ、はるかに低くなってきたのが現実であり、他に有用な看板があれば、すぐに放置されるのが政党公認と言うものかも知れません。

 なお、一般に町田市などのような一般市の市議会議員クラスの選挙では、自民党のような政党はそれが前面に出ることはありません。もし、そのようにシナリオが設定されているとしたら、そこのことが現実と異なった最大の脚色部分となっているわけです。

 現実の選挙は、手工業的な手法でやるか、あるいは手法自体を無視した行き当たりばったりの方法で行われています。その結果、前の経験が生かされることなく、同じ過ちを犯してしまうことになっている。これが現実の選挙です。それは、政党の役割は内在的に見るとすぐに発見できることです。
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白い手袋、襷、握手 投稿者:木枯らし紋次郎 投稿日:2007年 6月25日(月)22時56分27秒

白い手袋、襷、握手、お祭りの手伝い、政党の傀儡
地盤、看板、かばん無し、電信柱にもお辞儀
なにやら身につまされる話です。
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日本映画 選挙 投稿者:ザト ペック 投稿日:2007年 6月24日(日)14時01分33秒

ベルリン国際映画祭フォーラム部門 ワールド・プレミア 2007
SXSW映画祭コンペ部門 に登場した日本映画”選挙”が大変な
反響を得ているという。

映画の内容は、地盤、看板、かばんを持たない素人が、
市議会議員の補欠選挙に立候補したとした、
選挙活動を密着記録した、ドキュメンタリタッチのもの。

白い手袋をして、自分の名前を大きく書い襷を書け、
人を見たら誰彼と無く笑顔を振りまき、電信柱にもお辞儀する、
更に握手を求める。地元のお祭りがあれば、それに参加
して、少しでも自分の顔と名前を覚えてもらおうとする涙ぐましい
行動を記録したものだが、党の指示のまま、言われたとおり
操り人形よろしく、行動している 。
自分の政策などを訴えるのではなく、ただただ党の指示の通り
行動することを求められる。というもので、外人の目から見ると
その行動が、とても理解できないとして、奇異に写るという
ことのようだ。
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