鶴川駅前の整備に関して
(07/09/05)
 
 以下は、掲示板の記事で、町田市北部にある鶴川地区の拠点である「鶴川駅前」の再開発や街の発展に関するものです。書き込みはかなり以前にあったものですが、回答に時間をもらっていました。
 このエリアは町田市が長年にわたって地元の人と協力して駅前整備と街道の整備の区画整理事業をしてきたものです。ようやく、その面的な事業が終えたところです。
 今回の駅前整備がどのようなものであったか、整備事業に時間がかかったこともあり、また、公共施設整備が進んでいないこともあって、地元には不満がかなりあるようです。
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鶴川駅前の整備に関して 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 9月 5日(水)11時46分32秒
議論の分野の整理を求めたい 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 8月19日(日)10時06分0秒
鶴川駅前の区画整理事業、その他もろもろ 投稿者:kodama 投稿日:2007年 8月16日(木)00時26分58秒
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鶴川駅前の整備に関して 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 9月 5日(水)11時46分32秒

 以前に、「鶴川駅前の区画整理事業、その他もろもろ 投稿者:kodama 投稿日:2007年 8月16日(木)00時26分58秒」と言う書き込みをいただき、考えを求めておられたのですが、返信に時間を要しました。

 まず鶴川の鶴川駅前の区画整理事業が進み、鶴川駅前を通る鶴川街道の様子は以前と一変して改善されました。ただし、緑山方面からの陸橋前後は改修になっておらず、その混雑は改善されるところにありません。車線の変更で対応する考えもありますが、通行する車幅が狭くなり、状況によっては一層混雑する可能性もあります。

 そもそも、鶴川駅前の区画整理事業は小田急線と鶴川の山側のスペースを利用したもので、おのずと条件的には限定された改良であり、これを否定するとそもそも鶴川駅前自体の整備が進まず、従来の努力は評価されるべきものと考えています。

 本来は、川崎市の岡上側に道路が新設され、そのバイパス機能ができない限り、今の道路混雑は回避できないのではないかと考えます。

 駐車場のあり方に関してですが、まず自転車駐車場の確保問題では、以前に担当した総務委員会で現地調査等も経験しました。大半の人がそれを求めていますが、いざ近隣にそれが出来るとなると、思わぬクレームがついていました。駅前の平面駐車場の地下利用、及びタクシーの駐車場の地下利用が考えられますが、建築コストと土地の有効利用の両者を満足させるにはどのような方法があるか再検討することが必要でしょう。なにせ、地下の工事は費用がかかります。ここでも、川崎市の岡上側に駅への進入路と、駐車、駐輪スペースが確保できればかなりの改善となるものと考えます。また、それによって、鶴川駅の立体化も可能になるものです。

 鶴川地区では、市民センターの駅前移転、新(音楽)ホール建設が念願ですが、これらが有効に機能するのは、規模的に、現在の施設以上に来場者の駐車スペースが確保される必要があります。(もちろん、公共施設への行き来に鉄道利用が考えられますが、小田急線は鶴川地区に鶴川駅のみしかなく、現状ではバス利用者が便利になる程度です)これらの移転も、市議会でたびたび論議したことです。

 私は鶴川駅周辺の発展を、こどもの国線の延長(三輪緑山を通る・岡上の一部は駅通行の関係で開発エリアに組み込む形で小田急線の東側に入ってくる)とそのLRT化以外になかろうと考えています。理想的にはそれを延長して鶴川地区を東西に走る機関路線に位置づけるものですが、今はただの夢物語です。
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議論の分野の整理を求めたい 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2007年 8月19日(日)10時06分0秒

 「鶴川駅前の区画整理事業、その他もろもろ 投稿者:kodama 投稿日:2007年 8月16日(木)00時26分58秒」と言う書き込みをいただいています。この記事に対応することは、とりあえず、後にさせていただきます。

 この間の各種議論の中で、街の発展をとらえると次の項目設定でよいのではないでしょうか。

 町田市全体の発展をどのように考えるか、
 地域の発展をどのように考えるか、
 その中でも、中心市街地の発展をどのように考えるか、

 他方で、町田市の独自性を発揮するものとして、どのようなものがあるか

 この視点の中に、名産品や特産品の創造があると考えます。
 このほか、美術・文学・映像・ネットなどの芸術文化があり、科学・技術・技能等の文化もあります。もっと身近に言えば、生活文化のありようは欠かせない存在です。

 いつかの分野に分けて考えるべきものでしょうし、そうした整理がないと頭の中が混乱して、案も浮かんでこないものです。少々、ゆとりもいただきたいと思っています。
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鶴川駅前の区画整理事業、その他もろもろ 投稿者:kodama 投稿日:2007年 8月16日(木)00時26分58秒
再開発の話題があったので、鶴川駅前の区画整理の話をさせてください。

道路を付け替え、ビルが建ち、鶴川駅前は区画整理によって大きく変貌しました。
もともと駅の利用者の数比べて整備が遅れていたエリアですから、
いろいろなお店ができて賑やかになるのはありがたいことです。
でも、ちょっと駅から離れれば……いや、駅のすぐそばから
畑や林が広がるのも、鶴川の「良いところ」なんですよね。
川崎市側の岡上地区の里山や、横浜市になりますが「寺家ふるさと村」
などは、数年もすればすごく貴重な存在になる気がします。
鶴川付近、例えば真光寺エリアなど「守るなら今のうち」という気がします。

さて、本題の区画整理事業です。
吉田さん、よく鶴川でもチラシを配っていますから、
あの駅前がどんなふうに変貌したのかはご存知かと思います。
私が思うのは、例えば区画整理事業を行うプロセスにおいて
駅の西口の狭いロータリーであるとか、駅横の踏切、
そして駅前における放置自転車対策などについて、
区画整理事業組合は「最善を尽くした」と言えるのでしょうかね?

西口ロータリーの構造ひとつとってみても、土地が狭いのは
仕方がないとはいえ、もうちょっとやりようがあったのでは
ないでしょうか。

そしてロータリーと線路の間にある公園、確かに駅前に公園があるのは
良いことだと思いますが、そのスペースがあれば、小田急電鉄と協議して
駅前の踏切を改良する――たとえば歩車分離など――ことも
決して不可能ではなかったはずです。
他にも、公園の場所を単なる公園ではなく小規模でも良いから
市営の有料駐輪場にすれば、間違いなく「利益を生む空間」にも
なったのではないかと思っています。

その他にもいろいろ問題はありますが、鶴川駅周辺の区画整理事業は
今後増え続ける住民と駅利用者に対応するための町づくりを行うための
大きなチャンスだったはずなのに、知恵を使った形跡が見られないのです。
こういうフラストレーションに対して、地域住民は
どんなアクションを起こせば良いのでしょうか?
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