小学校の学習発表会を鑑賞し、評価
(07/11/30)
 
 複数の近隣小学校の学習発表会を見学、鑑賞しました。小学生自身にそれを誘われたものであり、特にそうした場合はじっくり内容を見つめました。以下は、それをブログ記事に書き綴ったものです。中には、別の学校の出し物を見比べたものもあります。つまり、評価をしました。それらの点についての記述もご覧ください。
--------------------------------------------------------------------------------
<見出し>
2007年11月27日 学習発表会(ブログと小学生)
2007年11月19日 小学校は土曜日の代休、お出かけの子どもたち
2007年11月19日 学習発表会5年生の出し物は「ぞう列車がやってきた」
2007年11月17日 南第四小学校の学習発表会を鑑賞(2)
2007年11月16日 南第四小学校の学習発表会を鑑賞
2007年11月10日 悪役が登場した、つくし野小学校の学習発表会の演目
2007年11月01日 小学校のインフルエンザ流行と学習発表会(つくし野小学校)
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月27日 学習発表会(ブログと小学生)

 今日は、瞬間的に小学生(上級生)から話しかけられました。その小学生が言うには、「ブログを見ましたよ」とのことでした。なにも、私のブログ全体に関心があるわけでなく、学習発表会の内容に関心があったからでしょう。

 それは、小学校のインフルエンザ流行と学習発表会(つくし野小学校)、悪役が登場した、つくし野小学校の学習発表会の演目、南第四小学校の学習発表会を鑑賞、 南第四小学校の学習発表会を鑑賞(2)、 学習発表会5年生の出し物は「ぞう列車がやってきた」などの記事をご覧になるとご理解いただけるでしょう。

 それにしても、小学生上級生にとってブログは身近な存在。私は、小学生の演技を説明したり、評価したりしていますが、小学生がそっくりそれを見ていました。当然、慎重に、かつ厳しくも書いています。すなわち「小学生の閲覧に堪えられる記事」をも見据えて書いていますが、それまでに到達できているかどうか、それまでは自分には分かりません。


 ともあれ、私のブログの(上記の)当該記事に小学生がどのような感想を持ったかわかりません。いや、即断して分かろうとは思いません。当方は、見てくれただけで十分に満足です。 
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月19日 小学校は土曜日の代休、お出かけの子どもたち

 今朝は近隣の小学校では、一昨日の土曜日の学習発表会・作品展の代休で休みとなったところがありました。成瀬中央小学校の5人の児童がお出かけの格好(おめかし)をして成瀬駅に向かっていきました。土曜日は作品展であったそうです。

 先々週の土曜日に学習発表会が行われたつくし野小学校の児童は、バス停に向かって元気に走って出かけました。

 南成瀬小学校の児童は大勢で集団登校しています。中には半そで姿の児童が何人か混じっていました。「風邪を引かないでね」と言いましたが、元気に挨拶を返し、走って学校に出かけました。半そで姿の児童のほうがかえって風邪など引かないのでしょう。

 小川小学校・南第四小学校の児童の中には、親やおじいさんと一緒にお出かけする子どもの姿もありました。でも、大半の児童は朝の時間帯、自宅でのんびりしているようですね。 

 でも、夕方からの時間は、上級生にはお稽古事や塾が待っています。あなたはどうしているのかな。
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月19日 学習発表会5年生の出し物は「ぞう列車がやってきた」

 このところ、近隣小学校の学習発表会を続いて鑑賞しました。つくし野小学校と南第四小学校の5年生の出し物が同じものでした。

 つくし野小学校の「ぞう列車がやってきた」についてはすでに書きましたので、南第四小学校5年生の出し物の感想は、限られた時間の中で百数十名の生徒が全て登場して、舞台の入れ替えが大変でした。登場人物は動物園の園長と飼育係りのグループ、動物園を見学する小学生、「象」を動物園に提供してくれたサーカス団の人たち、動物園の猛獣を殺せと命令をしてきた軍人たちで構成されています。戦争が進んだ段階で、動物園の飼育係の人たちも徴兵されて全て兵隊になります。特に、サーカス団の動きは舞台の上と、観客席の上方まで繰り広げれました。

 さて、小学生と約束していた、どちらがうまかったかという問題です。それぞれのよさがあったのですが、演劇ではリアリズム好みの吉田つとむは、「つくし野小学校」5年生の軍人の冷たい態度をリアルに伝えた演技の部分に点数を加点させていただきました。なお、この評価はあくまで個人的な好みが入っているので、「うまさ」とは別物であることを付け加えさせていただきます。
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月17日 南第四小学校の学習発表会を鑑賞(2)

 本日も、南第四小学校の学習発表会を鑑賞しまた。昨日は休憩直前の前から聴きましたので、本日は開始から聴きました。

 先のプログラムを紹介しましょう。まず、1・2年生が開会の挨拶を行い、1年生は「おたまじゃくしの101ちゃん」、3年生は「おかしのすきな海ぞくのおかしなおかしなおかしな旅」、6組は「水のたね」、5年生は「ぞう列車がやってきた」と続きました。

 その後は休憩で後半のプログラムに入ります。昨日見たプログラムを書き足します。校長先生の挨拶があり、2年生の「はだかの王さま」、4年生の「孫悟空」、6年生の「エルリック・コスモスの236時間」、最後が5・6年生による「おわりのことば」でした。


 「おたまじゃくしの101ちゃん」は大きな池に住む101匹のおたまじゃくしと母親カエルの物語で、元気な1年生が登場しました。池のザリガニとタガメから襲われますが、その両者が相打ちの戦いを起こし、101匹のおたまじゃくしとカエルは無事に再会します。父親がまったく登場しないところが今風といえましょう。父親が早く亡くなった私には、それほど不自然には感じられませんでした。

 「おかしのすきな海ぞくのおかしなおかしなおかしな旅」は、お菓子を求めて過去や未来を旅しますが、満足するものが見つかりません。もとに戻って、自分たちでお菓子を作ることになりました。

 「みずのたね」は浦島太郎似た話で善行を進める内容でした。日照り続きの農村で、心が優しい一人の農民が子どもがいじめる白蛇を助けるとその恩で竜宮に行き、お礼に「みずのたね」をもらい、雨をもたらすことが出来た言う話です。障がい児が見事に演じきりました。観ていた人は感動したことでしょう。

 「はだかの王さま」と「孫悟空」は、発表会作品の特徴を前日記事で内容を書きました。

 「エルリック・コスモスの236時間」は未来の世界のSF話であり、学校改革に教師ロボットが導入されます。そのロボットは心を持っており、機械的な教育に反し、やさしさをもって生徒に対応していき、皆の共感を呼びます。反対教師の陰謀でその命を危うくしますが、一人一人が大切にされる教育がよみがえります。

 「ぞう列車がやってきた」は別記事にします。
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月16日 南第四小学校の学習発表会を鑑賞

 地元の南第四小学校の学習発表会を鑑賞しました。学習発表会とは、いわゆる学芸会です。

 南第四小学校はかなりの大規模校であり、学年単位に発表しますが、全員をどのように出演させるか、なかなか難しいところです。つまり、主役の設定が難しいということです。ともかく、学習発表会の主要な目的は、自分の子どもや孫の演技をビデオカメラに収めることであり、発表会場の講堂では生徒席の後列にはビデオカメラはずらりと並んでいました。そして、カメラはその主役の登場をじっと待っています。

 出しものをじっと見ていると、「裸の王様」や「孫悟空」の出し物でも大勢の主役が場面ごとに替わっていました。王様の役を6人が分担していました。孫悟空も同じくらいに主役が代わっていましたが、その孫悟空では孫悟空が分身の術を使い、16人の分身を出してみました。

 なお、この日は5年生の演技を集中して見なくてはいけません。なぜなら、つくし野小学校と南第四小学校の学習発表会では5年生の演目が同じタイトルになっていました。それを見比べ、どちらが出来が良かったかを判定することにしていたからです。幾人かの児童に話しました。そうしたプレッシャーを乗り越え、立派な演技をしていました。なお、評価は土曜日の演技を見てからにしましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月10日 悪役が登場した、つくし野小学校の学習発表会の演目

 本日はつくし野小学校の学習発表会を鑑賞しました。1年生から6年生までの全学年がそれぞれに学年単位で出演します。つくし野小学校は町田市の中では比較的こじんまりとした学校であり、クラスも1−2組しかありません。

 出し物をまず紹介し、続いて若干の論評をしましょう。それでは、2年生がまず登場し、「はじめのことば」と「幕をあける歌」を担当した後、「ザ・生きものサプライズ」を出演しました。次に、1年生が「くじらぐも」、5年生が「ぞうれっしゃがやってきた」、休息後、校長先生の話、4年生は「支えあうまちをむざして」、3年生が「11ぴきのねこ」、6年生が「われら6年 さつき組」をそれぞれに熱演し、最後に6年生が「おわりのことば」を述べました。


 2年生の「ザ・生きものサプライズ」は流行のクイズ番組形式で様々の動食物名を当てるものでした。決まった台詞があるのかわかりませんが、いかにもTV番組で使われる言葉が次々に出てきました。ただし、内容はまじめで動食物への愛がこもっていました。衣装が特に丁寧に作られており、皆が大事に演技をしていました。

 次は、1年生の「くじらぐも」は、自然の雲との対話がメインでした。小学生に仲間入りした楽しさが伝わりました。5年生の「ぞうれっしゃがやってきた」は、戦中・戦後の東山動物園(名古屋)を題材にしたもので、戦争が切迫し、軍命で猛獣類や象まで処分する話を子どもとは思えないリアリズム的に演技しました。

 4年生は「支えあうまちをむざして」と題して、高齢者・障がい者支援の話で、自分たちの活動体験をもとにした熱演でした。3年生の「11ぴきのねこ」はいかにも子どもらしい題材の題材でした。

 最後の6年生の「われら6年 さつき組」はクラス発表の題材と配役を決めるストーリーでした。場のはじめは昔話の題材を圧縮してまとめた題材でした。その場面はかなりばかばかしい内容でしたが、この劇のよさはこれからです。一人が自分が主役になりたくて、決まった題材の練習をぶち壊します。皆はやむなく、その生徒を主役にすえますが、その役は地獄で苦しむ話題で、地獄から抜け出そうとする蜘蛛の糸をよじ登る話でした。芥川龍之介の作品ですが、もちろん、主役は極楽にのぼり詰めることはできず、後から大勢の地獄人が自分についてくるのが許せず、また地獄に舞い戻っていきます。誰かが悪役を希望することも必要だと認識できました。やはり、最上級生にふさわしいストーリーでした。

 たまたま、演技を行った児童が会場を出る側に座りました。引き上げていく児童と幾人も声を出さずに挨拶しました。

 校長先生の話はやはり鑑賞についてでしたが、今日は児童がまったくいないところでのものでの話でした。学ぶことがいろいろあることが児童とはまた違った観点であることが推測されました。
--------------------------------------------------------------------------------
2007年11月01日 小学校のインフルエンザ流行と学習発表会(つくし野小学校)

 インフルエンザ流行による町田市立つくし野小学校の学年閉鎖措置(1年生)は、本日から再開されたとのことでした。ただし、4年生が新たに本日から2日間の学年閉鎖措置が取られているとのことでした。

 近く、学習発表会が予定され、その練習が行われているとのことです。「今回の閉鎖措置で4年生が十分に練習が出来なくなるのではにか」と2年生が心配していました。

 前に、合唱コンクール<町田市立南中学校創立60周年記念合唱コンクールを鑑賞 >・<南大谷中の合唱コンクールを鑑賞>や、南成瀬中学校の文化祭の記事(南成瀬中のなすな祭を見学、大きな拍手で称える)に関して、「学校行事における校長先生の話(鑑賞する際の態度)」の記事を書いていましたが、上級生(4年生)のことを心配する下級生(2年生)と接しました。
--------------------------------------------------------------------------------
   文頭に戻る  関係記事一覧   HPメインに戻る  吉田つとむHP