町田市の新潟中越地震の支援取り組み
(04/11/24)

 新潟中越地震の発生に際して、町田市もいくつかの災害支援の活動を行いました。以下は、その紹介です。

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被災地支援の取組み - 吉田 つとむ 10/26-12:55 No.5138
医療の分野の被災地支援 - 吉田 つとむ 10/26-13:00 No.5139
町田市の医療派遣 - 吉田つとむ 10/29-01:30 No.5154
建築物危険度判定要員の派遣 - 吉田つとむ 10/29-01:46 No.5155
阪神にはごみ収集職員も派遣 - 吉田 つとむ 10/30-23:47 No.5166
第2次・交代医療派遣 - 吉田つとむ 11/03-00:45 No.5186
防災課の派遣応援 - 吉田つとむ 11/07-16:26 No.5214
第3次・交代医療派遣 - 吉田つとむ 11/08-21:28 No.5234
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被災地支援の取組み - 吉田 つとむ 10/26-12:55 No.5138

 被災地については、まだまだ気が休まらない状況が続いています。

 お亡くなりになった方とそのご家族の皆さんは、台風の被害もあわせて、大変な状況になっています。さらに、お怪我をなさった方とそのご家族の方々も、十分な医療体制がそろえない中で治療が行なわれるわけであり、そのことだけでも大変な心労が伴っているでしょう。

 大きな、機動的な救援体制が必要です。

 さて、町田市はこれまでに毛布1000枚とアルファ米5000食を東京都を通じて、被災地支援を行ないました。自衛隊の入間基地から運ばれています。(交通手段が限られているため、自力運送での救援に入っていません)

 募金については、議会も行政と協力して、支援の行動をとることにしました。すでにその準備に順次入っています。例としては、阪神大震災の例がありました。

 ただし、なにぶん現地への交通手段などが限られているため、現地に出向いて支援物質などを搬入することは難しい可能性があります。

 自治体・議会としては、先方の自治体と協議した上での対応となります。
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医療の分野の被災地支援 - 吉田 つとむ 10/26-13:00 No.5139

 実際の出動は先方の自治体と協議した上での対応となりますが、すでに町田市は、医療応援の体制に入っているとのことです。町田市民病院の先生が、先方の依頼場所に駆けつけることになります。
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町田市の医療派遣 - 吉田つとむ 10/29-01:30 No.5154

 町田市の医療派遣が決まりました。

 出発は、本日の午前7時30分。市役所正面玄関前から出発するとのことです。市長、議長が送り出し。

 派遣場所は新潟県小国町
 派遣期間は10月29日より11月2日の5日間
 派遣人数は、町田市民病院の医師1名、看護婦2名、事務1名
 派遣内容は、診療所での診療・看護

(この情報は、市長から議長に通知があったものをFAX送信されたものです)

 なお、阪神大震災時にも、神戸市に市民病院より人員派遣がありました。
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建築物危険度判定要員の派遣 - 吉田つとむ 10/29-01:46 No.5155

 被災建築物応急危険度判定に係る要員の派遣

 本日の午後1時に東京都庁に集合して被災市町村に出発。

 派遣場所は新潟県小千谷市及び周辺市町村
 派遣期間は10月29日から10月31日まで
 派遣人数は、町田市職員1名(建築技術)
 派遣内容は、小千谷市及び周辺市町村の被災建築物応急危険度判定

 この仕事は、阪神大震災の時も重要な任務でした。担当職員は、目視で被災建築物の全壊・半壊などの判定を行います。先々の建物の取り壊し基準や、建設物を再建する際に、公的保障の支出基準につながります。

 阪神大震災の際には、当初半壊と認定されたものが、全壊に認定しなおされたものが多数ありました。担当者にとって、この仕事は時間との勝負であり、その経験は高い能力を求められます。思うに、直感の能力が問われます。

 阪神大震災時に現地を訪れた際、震災で損壊した建設物に、その判定結果が貼られていた記憶があります。

(この情報は、市長から議長に通知があったものをFAX送信されたものです)

 記憶では、阪神大震災時にも、町田市より人員派遣があったようでした。
 また、その業務はその持ち主に関係なく、居住者が避難所に避難をしていても、建物自体を見てまわっていた記憶があります。居住者にとっては、自分がそこにいない間に自分の建物の損壊状態が判定される次第です。
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阪神にはごみ収集職員も派遣 - 吉田 つとむ 10/30-23:47 No.5166

 阪神大震災の救援時には、町田市からごみ収集職員とごみ収集車も救援に駆けつけました。

 当時、現地の派遣された町田市のごみ収集職員は、西宮市のごみ処理場を拠点に活動しました。私は、そこを激励目的で訪問しました。たまたま休憩中の職員の皆さんと出会いましたが、「吉田議員が、阪神の被災地まで監視に来た」と勘違いした人もおりました。

 阪神大震災の被災地に比べると、新潟中越地震の被災地は空き地が多く、ごみ処理の緊急性の度合いは少し低いかも知れませんが、そのうち、ごみ処理の応援も必要になるのではないでしょうか。

 その阪神大震災から10年。町田市の清掃事業部にも出動要請が出るかも知れません。その時は、率先して出動してください。現地で歓迎されること、受け合いです。
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第2次・交代医療派遣 - 吉田つとむ 11/03-00:45 No.5186

 昨日で、新潟県小国町への町田市の医療派遣職員の交代がありました。

 内容は、前回にほぼ等しいものですが、派遣日数が7日間に伸びました。

以下、医療派遣内容

  派遣場所は新潟県小国町
  派遣期間は11月2日より11月8日の7日間
  派遣人数は、町田市民病院の医師1名、看護師2名、事務1名
  派遣内容は、診療所での看護・医療事務

  *2日午前8時30分市役所出発
 
 (この情報は、市長から議長に通知があったものをFAX送信されたものです)

  なお、阪神大震災時にも、神戸市に市民病院より人員派遣がありました。
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防災課の派遣応援 - 吉田つとむ 11/07-16:26 No.5214

 町田市からの震災被災地位への出動には、防災課職員も同行しているとのことです。防災課は総務部の所管ですが、こうした人的派遣のおりにも現地の情報収集を図っているようでした。
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第3次・交代医療派遣 - 吉田つとむ 11/08-21:28 No.5234

 新潟中越地震に関して、現地ではまだまだ強い余震が続いています。
 新潟県小国町への町田市の医療派遣職員の交代がありました。

 内容は、前回にほぼ等しいものですが、派遣日数は5日間となっています。

以下、医療派遣内容

  派遣場所は新潟県小国町
  派遣期間は11月8日より11月12日の5日間
  派遣人数は、町田市民病院の看護師2名、事務1名
  派遣内容は、診療所での看護・医療事務

  *8日午前8時30分市役所出発
 
 (この情報は、市長から議長に通知があったものをFAX送信されたものです)

  なお、阪神大震災時にも、神戸市に市民病院より人員派遣がありました。
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