新潟中越大地震、現地の情報集積
(05/1/21)

新潟中越大地震の現地がどのようになっているか。掲示板に書き込んだその都度の情報をアップしました。

<見出し>
新潟中越大地震、震度5弱またも.. - 吉田 つとむ 12/28-18:51 No.5538
1メートル以上の積雪を見たこと.. - 吉田 つとむ 01/12-11:33 No.5657
仮設住宅の積雪とその除雪 - 吉田 つとむ 01/12-12:16 No.5658
記録的な大雪に見舞われている - 吉田 つとむ 01/13-22:28 No.5668

新潟中越大震災と福田組 - 吉田 つとむ 01/03-21:23 No.5575

初雪と余震の長岡市 - 吉田 つとむ 12/24-12:29 No.5527

仮設住宅への引越し状況 - 吉田 つとむ(転載記事) 12/09-23:33 No.5445
山古志村住民の引越 - 吉田つとむ 12/11-10:23 No.5461

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新潟中越大地震、震度5弱またも発生 - 吉田 つとむ 12/28-18:51 No.5538

 新潟中越大地震の余震では、先ほど「震度5弱」の地震が起きたとTVのテロップニュースで報道しています。この「震度5弱」クラスの地震発生は、11月10日以来のことといいます。

 また、今日から運転再開した上越新幹線は、この区間で運転を見合わせているとのことでした。

 せっかく、不眠不休の工事を重ね、上越新幹線の全線運行を開始したばかりですが、こうした余震が気になります。
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1メートル以上の積雪を見たことがない - 吉田 つとむ 01/12-11:33 No.5657

 北越融雪株式会社 代表取締役 樋口功さんのブログ、「社長のぶらぶら日記」の最新記事は、ご自身が所長を務められる、「ワークセンターあんしん」の雪下ろしの記事でした。
http://plaza.rakuten.co.jp/tokamachi/diary/200501110000/

 その記事の冒頭には、「いよいよ大雪となった。ワークセンターの屋根には1.5メーターを超える雪が重くのしかかっている。今日から3名の雪堀作業員を頼んで雪堀が始まった」とあります。

 その記事を見て、以下の文のコメントを入れました。
http://plaza.rakuten.co.jp/tokamachi/diary/200501110000/
1メートル以上の積雪を見たことがない 吉田 つとむ(町田市議)さん
 私は、高さが1メートルにもなるような積雪というものを見たことがありません。一度、20年ほど前に北海道の洞爺湖の近くで牧場を経営していた友人のところに冬場に訪ねたことがありましたが、それでも積雪は30センチほどでした。

 そのため、1メートル以上、あるいは背丈以上の積雪というものが現実には思い描けない状態です。写真でワークセンターの屋根に積もった雪が重くのしかかっている様子がリアルです。また、屋根の雪下ろしの状況も、力仕事が果てしなく作業を感じさせます。

 天気予報を見ますと、日本海側はまた雪が降るようですので、これからの日々のことが気になってきます。どうか、地震災害にあわれたワークセンターが、積雪でさらに被害が大きくならないよう、安全に雪下ろしが済むように祈っております。(2005年01月12日 11時25分)
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仮設住宅の積雪とその除雪 - 吉田 つとむ 01/12-12:16 No.5658

 新潟県内は広範囲に積雪に見舞われているようです。

 先の十日町市の樋口功さんのブログ、「社長のぶらぶら日記」の最新記事では、屋根の積雪が1.5メートルにも達している様子が書かれています。
http://plaza.rakuten.co.jp/tokamachi/diary/200501110000/

 ついで、長岡市の桑原望市議のブログには、最新記事に「仮設住宅と雪」があります。
<長岡市議桑原望の災害情報ブログ>
http://blog.livedoor.jp/nozomu69/

「仮設住宅と雪」
http://blog.livedoor.jp/nozomu69/archives/12157775.html

 記事では、長岡市がすでに44cmの積雪となったことがかかれ、10日までの連休で雪消しを行った人も多いのではないかと思いますとあります。
 
 次に、仮設住宅を訪れ、ボランティアセンターのスタッフと共に除雪作業を行ったことが書かれています。

 長岡市では、地下水を利用した消雪パイプの普及が進んでいるとのことですが、仮設住宅内には、消雪パイプはそれがないと書かれています。

 こうした記事の後に、「最大の問題は、除雪したあとの雪を捨てる場所がないことです。仮設住宅は、密集しているため、通常の民家なら簡単に雪をどかしておく、ということが出来ずに、通常の除雪のようにいきません。この問題を根本的に解決するのは、難しいとも思っています。」と書かれています。

 「雪消し」という難行の問題が書かれているのです。
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記録的な大雪に見舞われている - 吉田 つとむ 01/13-22:28 No.5668

 十日町市などの新潟県は、記録的な大雪に見舞われているようです。

 樋口功さんのブログ、「社長のぶらぶら日記」の最新記事では、またまた積雪の状況写真がアップされています。同時に、ロードヒーティングをつけたところでは、背丈ほどの積雪も融雪装置がついば心配ないと書かれており、その写真も添付されています。
http://plaza.rakuten.co.jp/tokamachi/diary/200501130000/
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新潟中越大震災と福田組 - 吉田 つとむ 01/03-21:23 No.5575

 新潟中越大震災が発生した新潟県には、福田組という県内最大手のゼネコンがあります。今回の震災で最も大きな被災を受けた地域に拠点を持つ企業です。

 その福田組が、今回の震災に対してどのような対応をしていたのか、下記の記事がそれにあたります。
「新潟県中越大震災」における支援活動について(平成16年12月10日発表)
http://www.fkd.co.jp/topics_box/topics_15.html

 大震災の復旧に、ゼネコンがどのようなかかわりを持つか、緊急事態にどのように対応しているか、大いに参考になるものです。
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初雪と余震の長岡市 - 吉田 つとむ 12/24-12:29 No.5527

 この12月22日には新潟地方が積雪となり、長岡市では初雪であったそうです。

 東京では、初雪と楽しみにする方も大勢ありますが、この地方では「苦労」の象徴であるとのことです。

 久しぶりに長岡市議の桑原望さんのブログから、この初雪記事を紹介しましょう。(以下、引用)

 22日早朝 朝起きて外を見ると一面の雪景色。最近は長岡市でも、少雪が続いていて、今年は特に初雪が遅かったが、ついに長岡市でも初雪となった。
 今回の中越大震災のキーワードは、「地盤」「農村」に「雪」である。幸いにも今日までに、仮設住宅への引越は、ほぼ完了していてのだが、その他の復旧・復興活動に大きな障害になるだろう。
 雪は、東京の人にとっては、スキーなどの「娯楽」などの象徴かもしれないが、私たちにとっては、「苦労」の象徴である。地震やその後の避難所生活、など精神的ストレスが溜まっている被災地の住人にとって、雪が大きなストレスになることはまちがいない。

長岡市議の桑原望さんのブログ
 http://blog.livedoor.jp/nozomu69/

 また、昨日は、新潟地方で地震があり、長岡市では震度4になったとのニュースでした。しかし、この中越地方では、このクラスの地震では話題にもならないのでしょう。

 私が現地を訪ねていたときには、運転中に震度2クラスの地震が来ました。
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仮設住宅への引越し状況 - 吉田 つとむ(転載記事) 12/09-23:33 No.5445

長岡市議桑原望の災害情報プログ(桑原市議のブログ)
 http://blog.livedoor.jp/nozomu69/
 にレスとして書き込んだ記事です。

 この桑原市議の記事では、新潟中越大地震の長岡市の被災者の皆さんは、これまでの避難所から仮設住宅に引越しを終えられ、全ての避難所が閉鎖されたそうです。

 もちろん、ライフラインが整って自宅に戻って、まずは自宅の整理に追われている人もあるでしょう。

 他方で、自宅が崩壊し、仮設住宅に移り住むよりほかにない方もあるでしょう。以下は、被災者の皆さんがその仮設住宅に移られる情報をもとに書いたものです。

 こんばんは 桑原望さん

 長岡市の被災者の皆さんが避難所から仮設住宅などの移り、今までの避難所が閉鎖になったわけですね。

 今度の週末には、山古志村の人たちも仮設住宅への引越しが開始されると、これまでの避難所であった県立長岡明徳高等学校等も近いうちの閉鎖されるのでしょう。

 阪神大震災の教訓から、長岡市のように仮設住宅の建設ピッチも早いところもあるようです。あの時は、半年以上も避難所にいた人たちもいましたし、私もその避難所のボランティアルームに数日間いたことがありました。

 その半年過ぎた頃には、屋外にはペット飼う場所もきちんと確保されていました。避難所のあり方も、「非常時」時間とは言えず、日常世界に近い状態でした。

 それが長岡市の場合は、1ヶ月を少し越したところで、避難所を閉鎖できるところまでこぎつけたわけです。その仮設住宅には、ボンラティア用の建物も最初から確保されたわけですね。阪神大震災時には、その種のスペースは作られていませんでした。

 私が仮設住宅に出かけた時には、現地で宿泊したのは仮設住宅の「集会所」であったり、個人の仮設住宅の1室でした。今考えたら、良く個人の部屋にお泊めいただいたものでした。

 この桑原さんの説明を見ていると、新潟中越大地震の長岡市の仮設住宅では、より避難住民の生活環境が重視されていると考えました。

 これからの冬の季節を、仮設住宅の皆さんが無事すごしていただきたいと思っています。
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山古志村住民の引越 - 吉田つとむ 12/11-10:23 No.5461

この長岡市議桑原望の災害情報プログ(桑原市議のブログ)
http://blog.livedoor.jp/nozomu69/
 では、山古志村の避難所から仮設住宅の引越記事を次のように書いています。(以下、その転載)
http://blog.livedoor.jp/nozomu69/archives/10457872.html

12月9日記事 山古志村引越し

山古志村住民の仮設住宅への引越しが始まった。
仮設住宅は、長岡ニュータウンの三ヶ所で地域ごとにまとまって住む。
引越しは、混乱を避けるために、地域を区切って順次行われる。
山古志村の引越しは、村の役場も大きく関っての引越しになる。
ボラセンの引越しの手伝いも当初は、混乱もあったが最近では軌道にのっている。
このノウハウをいかした形で山古志村の引越しも行われる。
(以上)

 また、別の日の桑原望議員のブログ記事(12月4日)では、下記にように、暖かい気持ちの紹介記事がありました。
「山古志村の仮設住宅周辺の住民も引越の手伝いに名乗りをあげている」(吉田注:長岡ニュータウン住民の人たちにことでしょう)

 なお、この引越では、避難所にある山古志村住民の皆さんは、家財道具などのほとんど持たずに、避難をしてきていました。

 その避難所から、自宅を経由せずに、新規の仮設住宅に直接越して行くため、家財道具がないわけです。

 まずは仮設住宅に引っ越し、(仕事を除いた)日常生活を開始することになります。

 なお、私が知っている範囲でも、親類縁者の皆さんが、この時期は現地に手伝いに出向いているようです。
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