|
町田市立南第四小学校 運動会（平成１５年）
2003/05/24(Sat)
見だし
地元運動会の見学
地元運動会のメイン種目
運動会は対抗戦
地元運動会の競技時間
生徒の様相と結果
地元運動会の見学
今日の早朝から、地元小学校の運動会の見学をする予定を立てています。
元気なお子さん方の姿を見れれば、こちらも励みになります。既に、10人以上の小学生に対して、運動会の応援に行く約束をしています。
私は、地域の子ども世代には圧倒的に人気があります。
地元運動会のメイン種目
地元の町田市立南第四小学校は、本日運動会を開催しました。私は、案内を頂いていたので、開始前の時間から、運動会を見学していました。
こうした行事を一言で総括すると大変ですが、私がもっとも印象に残ったのは、５・6年生の「騎馬戦」でした。３回戦で行われ、そのいずれの戦い方が異なるものでした。
最初、全員が参加する団体戦形式のもので、一般的な戦い方です。次は１対１のやり方で、勝ち抜き戦の方法でした。女子が男子に勝つ、身長が小さな方が勝つ、そうしたときのほうがより拍手が多かった漢字でした。判官びいきの現れでしょう。第３回戦は、相手の大将を倒すというゲームでした。赤組が、白組の後ろから回って、相手に勝つという戦法が光りました。
この戦いでは、１-４生の生徒と、来賓、おやごさんたちが、息を殺してその光景を見つめていました。
運動会は対抗戦
運動会となると、やはり赤白の対抗戦です。
各種目に点数を振り分け、合計点数を競います。どこにしてもこうした競争は行われることですが、今年は赤組の勝利でした。恒例ですが、優勝の組は優勝旗を代表が手にし、相手のチームは準優勝杯をその代表が手にすることになります。栄冠は、その代表者に校長先生から渡されます。
種目中、PTA・来賓・職員参加の綱引きがありましたが、それは勝負の点数にはカウントされていませんでした。大人の気まぐれの結果は、勝負に反映されないということでしょう。
生徒数７６０名のマンモス（昔は、このように表現しました）小学校は、その両親、兄弟姉妹、さらには叔父叔母まで見学の家庭もあり、先生も含めて、２，５００人くらいの人で町田市立南第四小学校のグランドがいっぱいになりました。その人たちが、際立ったゲームの際には大きな声を上げるわけですので、校長先生は、近隣の皆さんには気の毒な思いでした。ですが、そうしたことを含めて、皆さんの支えがあって、生徒さんはすくすく伸びていくのでしょう。
地元運動会の競技時間
地元の町田市立南第四小学校の運動会は、午前９時の開始し、午後２時３０分まで行われました。
最初は、他の学校にも見学に行こうとしたのですが、出かけるタイミングを失い、というか次々と繰り出される団体競技・個人競技・表現種目を見続けるうちに、最後の紅白リレーまで見ることになりました。
そういうこともあって、熱心な応援を行いました。おそらく、拍手はその日に来ていて人の中で、私がもっとも多かったでしょう。来賓席ということもありましたが、来賓で全部を見る人はごく限られた人のみであるためです。
校長先生の話も良かったと思いました。やる気を起こさせるために、２種類の風船を用意されました。片方には大きく膨らませた風船と、もう一方には少ししか膨らんでいない風船を両手に掲げ、力いっぱい運動会で力を発揮するように励まされました。
その期待にこたえたのか、大きな事故無く、力を出し切り、運動会は最後の片づけを迎えることができました。高学年の生徒が、テントや運動会の道具塁を順に片付けました。低学年生は、自分のイスをかかえて教室に戻っていきました。
生徒の様相と結果
こういした運動会では、運動の成績が良い子もいれば、それほどでない子もいます。
徒競争が早い子もいれば、苦手で遅い子もいます。表現も同様で、リズム感に優れた子には目が行きますが、そうでない子も大勢目につきます。
先生は、どんな子にも一層懸命に参加することを教え、些細な優れた点にも目を向けられる人が教師に向くのでしょう。そうした光景を、校長先生、教頭先生、担任先生、教科先生の言葉や態度でそれを感じます。
徒競争では、特に個人の優劣が出るものです。早い子が目立つのは遅い子や、普通の生徒がいるからで、そうした相対性の中で、敗者や普通の成績の子どもたちに、目を向ける自然な態度を身に付けたいと考えています。
生徒にとっては、力いっぱいのものであり、能力をこのような形で表現してくれているわけです。そこで足りないものは、次回にカバーしてくれるか、他の機会に力を発揮してくれるでしょう。
私が顔を覚えている障がい児学級の生徒も、最後まで走ってくれました。昨年より、体力がついた感じの子どもの姿を目にしたときは、なにやら少しゆとりが出てきた感じがしてきました。
|