2003/06/03

見だし

南成瀬中学校 応援団の優勝は青軍
成績は赤軍優勝
軍団の解散式と教育


南成瀬中学校 応援団の優勝は青軍　2003/06/02(Mon)
　
　今日は、南成瀬中学校の体育祭でした。

　議会運営委員会の会議が無事に午前中に終了したため、地元にある町田市立南成瀬中学校の体育祭の見学に駆けつけました。ちょうど、応援合戦が始まる時間に到着し、早速、見学の中に加わりました。

　この南成瀬中学校では、体育祭の応援合戦の際、来賓らがそのできばえを評点しますので、私は毎回その評点を行っています。もちろん、大勢の人がそれを行いますので、偏った結果にはなりません。

　私は、注意深く、例年のようにそれぞれのチームのできばえを観察しました。緑軍、黄軍、赤軍、青軍の４チームがそれぞれの装いと表現でもって競い合いました。小道具にもそれぞれに構想が詰まっており、演出の妙がにじみ出ていました。

　応援の部の優勝は、青軍でした。優勝チームの感動は、ひとしおです。

成績は赤軍優勝　

　４つの軍に分かれた成績では、赤軍が優勝、黄軍が準優勝でした。大半は、徒競走やリレーとなっていますが、それらのものがゲーム的なものも含まれており、グランドを２週する「ムカデ競争」は圧巻であり、チームワークの良し悪しと、練習の積み重ね、リーダーの優劣がかさなりった成果を見せてくれます。最終的には、１回勝負ですので「運」も盛況しているみたいでした。

　学年では２年と３年生が４クラスで、１年生は５クラスになっています。この地域は人口増進エリアで、小学校、幼稚園、保育園の子どもさんが通うような世代の家族が多くなっています。小学校では、あと５年くらいは生徒数が増加すると言う見込みになっています。

　世に言う、高齢化社会の到来とはまったく異なった様相を持っています。そうした結果、この地域では何事も元気です。

　南成瀬中学校のグランドには、総勢５２９名の生徒が勢ぞろいしていました。

軍団の解散式と教育　

　体育祭の通常のスケジュールが終わると、場内の片づけがありますが、その前に各チーム軍団ごとの「解散式」がありました。

　グランドの中で、各軍団ごとに待機（応援席）場所場所が決まっていますが、その場所に戻って、「解散式」＝反省会が７分間行われました。

　今までその時間帯まで観察したことが無かったので、今回はじっくり見学しました。

　シュプレヒコールというか、絶叫と言うか、その種の大声を出す軍団もあれば、しんみり調の軍団もあります。

　３年生のリーダー格の生徒が前列に出て、挨拶を順にする軍団もありました。中には、声にならない生徒も出ています。

　負けてもリーダーに責任を押し付けない、リーダーはただただ声を詰まらせる。そうした光景を見ていると、「失敗」が人を作る。「敗北」が組織を強化する。そうしたシンプルな教育が、南成瀬中学校体育祭の軍団解散式で行われていると実感しました。

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