町田市立南大谷中学校 体育祭(平成15年)
2003/06/10

見だし

町田市立南大谷中学校体育祭を見学
南大谷中学校体育祭一番の見せ場
体育祭の種目の数々
赤団優勝の体育祭

町田市立南大谷中学校体育祭を見学 2003/06/07(Sat)
 今日は、町田市立南大谷中学校の体育祭を見学しました。

 午前中の後半に到着しましたが、自分にとっては好都合で、スケジュールが遅れ気味でしたので、プログラム種目の大半を見ることができました。

 この南大谷中学校のプログラムの中で、もっとも私のお気に入りのものは、午後の1番に予定されている「3年特別演技」です。このプログラム内容は、3年生の全員が出るものですが、男子の組み体操と女子の演舞で構成されています。男子の組み体操は、前半と後半に分かれており、後半にメインが入っています。

 女子の演舞は、よさこいソーラン節と大きな帯状の布を使った表現を行うものでした。対抗戦の団の色(赤、青、黄、白)を使ってその布の動きでもって、クロスさせたり、上下運動を表現します。今までに何度か見てきた南大谷中学校の体育祭ですが、この演目ははじめてのようでした。こうしたストーリーは、先生が考えるのでしょうか、それとも生徒が考えるのでしょうか。

 さて、特に後半に行われる男子の組み体操は、圧巻です。この体育祭のプログラムの表紙写真にもなっているものです。これを見ずして、南大谷中の体育祭とは言えないものと言っても、過言ではありません。

 そこで、その内容の一部を、次回に紹介しましょう。

南大谷中学校体育祭一番の見せ場 

 この南大谷中学校の体育祭で、一番の見せ場は午後の一番にやってきます。

 そのプログラムは、上記のように男子の組体操ですが、その後半部分の人間ピラミッド(今の呼称は不明ですが、昔はそういいました)がその一つです。

 メインチームでは、15名の人数をそろえます。最初の5名がまず、ひざ立式に構え、両手を肩幅にして地面に立てます。その上に同様の構えで4名が並びます。次に3名、次に2名、そして最後の1名がその上に並んで、ポーズとします。最後は、かけ声で一斉に腕と足を伸ばします。

 下の段に並んだ生徒の上に重圧が一挙にかかりますが、勢いでそれをしのぎます。

 ポーズが決まったときと、最終のピラミッドを崩した時には、アットと言うため息と、大きな拍手が沸き起こります。

 次の大技は、人間タワーをくみ上げます。2基のタワーを完成させますが、以前は同時に作っていましたが、今は1基づつになりました。生徒の集中心をまとめるためのようです。

 全体は、円形の構成しますが、最初は外向けの形で、両手と両膝を突いて生徒が基礎をつくります。、次に内向きの4名で次の土台を作り、その肩に2名の生徒がその上の土台を作ります。最後に1名の(体重が最も軽い)生徒が最上段に位置します。

 下から順に、ひざを伸ばして立ちがった形なり、最上の一人は両手を広げ、ポーズを決めます。このとき、最大の拍手が起きます。また来賓席では、そのタワーが解かれたとき、良かったよかった、とその成功を喜び合います。

 もちろん、こうした光景を後輩の1・2年生は、尊敬のまなざしで見つめています。

 拍手の中、3年生の全員が引き上げますが、忘れてならないことは、障がいを持った生徒も、できるだけ同じ形で種目参加をしています。生徒と先生方の両方で、そうした参加をスムーズにさせています。

体育祭の種目の数々 

 南大谷中学校は、全校生徒が458名です。その生徒が、4つの団に分かれます。

 赤団、青団、黄団、白団で構成されています。

 全員リレーを始め、大縄跳び、「恩田川下り」、「シュールスラローム」、「大ムカデ競争」などがありました。(私が到着した以降の点数をつけるもの)

 そうした中で、人気が高かった競争は、3年生の学年種目の「大ムカデ競争」でした。女子は200メートルを走り、男子は300メートルを走りました。セパレートコースを走りますが、運動場を一斉に走る光景は圧巻です。勝っても負けても、それぞれに思い出になるようです。時に、途中でつまづいて、その組が遅れる結果となった生徒は、大泣きをしています。

 ゴールをしても、セパレートコースのために、その場で全てのチームの到着を待ちます。優勝のチームは喜びにあふれますが、リーダーはそれを抑えて、コースをはみ出さないように気をつけます。

赤団優勝の体育祭 

 各種目が終了するごとに、点数獲得の順位が入れ替わり、シーソーゲームが続きました。その結果、最終の色別対抗リレーで点数が逆転しました。

  赤団は455点、青団は420点、黄団は445点、白団は451点の成績で、優勝は赤団と決まりました。

 優勝の赤団は、団長のほか、各クラス2名が前に並び表彰を受けました。準優勝は白団でしたが、どうような表彰がありました。

 応援優勝は黄団、準優勝は青団でした。団長のほかに、各学年代表1名が表彰されました。

 校長先生の講評があり、この体育祭は終了していきました。幾人かが、足をくじいたりして、救護の世話になっていましたが、大過なったようです。

 こうして、楽しく観戦させていただきました。