熊野神社 子ども神輿も木頭役
(03/10/27) 

熊野神社例大祭終わる 投稿者:吉田 つとむ 投稿日:2003/10/05(Sun) 23:54 No.3490
 熊野神社の例大祭が、その奉納演芸も含めて無事終わりました。

 詳細は、別途に記しましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
子ども神輿の木頭役 - 2003/10/10(Fri) 22:00

 私は、ここ数年、高ヶ坂熊野神社のお神輿では、子ども神輿に付き添っています。

 子ども神輿には、子ども神輿、神輿を乗せた山車、賽銭箱を積んだ太鼓を載せたリヤカーで構成されています。神輿は子どもらで担ぎ、山車とリヤカーは大紐で引いていきます。

 そうした子どもたちは、ひたすら元気です。神輿の担ぎ手は、女の子が3分の2位の人数を占めています。小学校低学年の参加が目立っています。中学生になると、神輿を担ごうという子どもたちは皆無です。

 全体では200人以上の子どもたちが来ていますので、半分以上の子どもたちが、神輿や山車の周辺で走り回ったり、うろうろしたりで、その世話といったら、想像を絶する状況です。

 その周辺には、駐在さん、交通安全協会の皆さん、交通整理の自治会の皆さんと、それに大勢のおやごさんが同行しています。カメラを持って、自分の子どもさんのことばかりを見ている親御さんも、幾人も付き添っています。町内の狭い道路を通る神輿のそばを歩く、乳母車を押していくお母さんには、危なっかしくてひやひやさせられます。

 そうした中で、今年はその子ども神輿の木頭役を務めました。本来、その役を務める立場の人が、本年はそれが出来なくなったためです。子ども神輿が神社を出たのが午前10時30分で、神社に到着したのが午後5時過ぎです。実に、6時間30分にわたって、地域の神酒処をめぐってまわりました。その行程は、はじめて神輿についてきた人はびっくりするほどの道のりです。
--------------------------------------------------------------------------------
子ども神輿の宮入  - 2003/10/11(Sat) 15:13

 子ども神輿では、その担ぎ手に「わっしょい、わっしょい」のかけ声を出させるのに、一苦労も二苦労することになります。子どもたちは、なかなか声を上げてくれませんし、長距離の行程では子どもたちも疲れて、自然にトーンが落ちてくることになります。

 神輿を担いでいるよりも、その周辺をぶらぶら歩いているほうが、よほど楽なことです。それに、神酒処に着いた時、いち早くその接待を受けることが出来ます。そんな要領のよい子や、親も大勢そろっています。

 しかし、木頭役はそんなことでくじけるわけにはいかない。そうした中で、まじめについてくる子どもを選び抜きます。神酒処ごとの到着・出発時に手締めをしますが、その時に拍子木を打つメンバーを選定します。やる気満々の子ども、台に上がって見ると急に元気をなくす子、きちんとはしてるが、元気のない拍子木の音をたてる子、それぞれに特徴があります。

 普通の時には、この子ども神輿を、木遣役を中心に数名の世話人的な人物で誘導していきます。

 今回は、そうした依頼をするべき人材を欠いていました。自分で何もかにもこなす状況でした。どたばたの道中でした。そうした中で、神輿の先棒を担いでくれた子どもさんには助けられました。宮入では、そのこに拍子木を叩いてもらいました。まさに、適役でした。

 その他、幾人かの親の方には、現地で手伝いをお願いしました。中には、何で自分がとの思いで、私から神輿担ぎの世話を頼まれたでしょう。でも、そうした中で、半分以上の皆さんが、指示に従ってくれました。

 そうして、子ども神輿は、無事に宮入が出来ました。