小川高校の体育祭を丸ごと見学

 悪コンディアションの中で開催された、東京都立小川高校の体育祭を、丸1日見学しました。遅くなってしまったレポートです。生徒さんの何人が見てくれるでしょうか。

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小川高校体育祭開催 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2005/06/04(Sat) 01:11 No.5511
1時間遅れでスタート 吉田つとむ - 2005/06/05(Sun) 13:09 No.5528
遅れた私のメッセージ 吉田つとむ - 2005/06/17(Fri) 00:00 No.5551
いよいよ、応援合戦 吉田つとむ - 2005/06/17(Fri) 00:16 No.5552
パネルは赤団が最高 吉田つとむ - 2005/06/18(Sat) 00:19 No.5555
勝っても負けても涙 吉田つとむ - 2005/06/18(Sat) 00:29 No.5556
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小川高校体育祭開催 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2005/06/04(Sat) 01:11 No.5511

 東京都立小川高校の体育祭は、無事開催されました。グランドコンディションが大変悪かったのですが、生徒と教職員の皆さんは一致協力して、整地にかかりました。

 幸い、天候はこの日は悪化せず、大いに楽しみな体育祭となりました。詳しくは、下段に記載します。
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1時間遅れでスタート 吉田つとむ - 2005/06/05(Sun) 13:09 No.5528

 この日は、前日の雨天でグランドが緩んでいました。しかし、せっかくだから何とかしようの思いで、早い時間からグランド整備が行われました。

 私は、この日の街頭演説を早めに切り上げ、小川高校に直行しました。高外から、あるいは受付で情況を確認し、さらにグランドまで出てみました。

 まだまだ、泥が一杯。ところどころには、雨も溜まっていました。

 しかし、生徒はやる気満々、教職員の皆さんも力を絞って、グランドを整備していました。

 この間に、知り合いの生徒に大勢で会いました。「来てくれたんだね」と何人も話しかけてきました。中には、私が応援の採点をやっていることを知っている生徒もおり、自分のチームに1位の得点を出してくれるように頼む生徒もいますが、私は「だめ、公正に判断するからね」と返していました。

 この間、横浜市長津田にある森村学園の走ってみると、この学校は順延になっていました。つまり、4日開催と言うことであり、観戦は不可能と思いました。

 自宅に車を置き、いよいよ、本格的な体育祭の観戦をするため、小川高校に再度向かいました。

 この日の失敗は、あわてて飛び出し、革靴のまま出かけたことでした。スニーカーに履き替え忘れてしまいましたが、現地で気がつくには遅すぎました。

 実際には、1時間以上の遅れながら、ともかく小川高校の体育祭は、スタートしました。

 私は、自分の仕事はこうした時に先に大きな拍手をして、全体を盛り上げることと考えており、生徒の最初のマイクに大きな拍手で声援を送りました。それに全体が、続いてくれました。

 ところで、プログラムがどこかに行ってしまい、3日の内容を思い出すのに、余計大変になりました。(続く)
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遅れた私のメッセージ 吉田つとむ - 2005/06/17(Fri) 00:00 No.5551

 この頃になると、小川高校の生徒でさえ、あの体育祭のことを話題にすることはないでしょう。それくらい日数がたってしまいました。

 とにかく、その日のグランドは泥んこでした。開会式の挨拶で、その場で言うことではないがと言って、なおかつ、教職員・生徒がよくグランドの整備をやってくれて、開催にこぎつけたと話されました。

 当日、そこに居合わせたものにはもっともふさわしい挨拶でした。近隣の方も、その体育祭の掛け声などはうるさいと感じられるものでしょうが、その天候に免じて許していただいたようでした。

 青団、赤団、白団と3グループに分かれての戦いです。私にとっては、これらのグループのリーダーがゴールデンウィーク以前から、あれこれ取り組んできた集大成が、この日の競争と応援合戦に発揮されることになりました。

 一般の競争やリレー、あるいは騎馬戦や棒引きなど団体戦の得点を積み上げますが、記憶では赤団がいきなり、引き離され、得点で出遅れたのではなかったでしょうか。

 青と白はそれぞれの順位を入れ替えていましたが、青団の攻勢には大きく水をあけられていました。

 私は足元がぬかるんだ状態でしたが、ともかくその場に1日、居続けました。早いも遅いも、強いも弱いも、とにかくじっと見続けていました。こんなことは、親でもできないでしょう。

 昼の休憩時間も、テントの中で弁当を食べました。その弁当は、近くの持ち帰り弁当屋さんに弁当を注文しておき、昼休みにとりに行ったものでした。

 近くで、昼ごはんを食べて「母親」数人の皆さんと、少し会話をしました。これらの皆さんは、もちろんのこと私の仕事を知りませんし、私もそれを話そうとも思っていませんでした。たまたま、近隣の町内会の役員の人もしばらくおられたので、そうした一人と思われていたでしょう。それにしても、全部のプログラムを見ていたことには、感心されていたものと思います。
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いよいよ、応援合戦 吉田つとむ - 2005/06/17(Fri) 00:16 No.5552

 小川高校の応援合戦は、本格的な組み立てがなされた体操劇と言ったものです。

 派手な服装を身にまとい、団長◆チアリーダーを中心に、集団の演舞を見せてくれます。そこには、ストーリー性を重視した13分以内の演技でもって、観客を堪能させてくれます。

 最初の青団は、大きな動きを取り入れた構成で、マツケンサンバを取り入れたものになってり、最後に登場した乗り物の馬の姿には、会場内に大爆笑がおきていました。

 赤団は参加人数がやや少なく、かなり気の毒な面がありました。団長、チアにとって、どれだけの人数を体育祭応援団に取り込めるか、それはそのリーダー性を発揮できるチャンスとなっています。

 最後は、白団でした。決して派手さはありませんでしたが、練習の甲斐があってか、踊りがよくあっていました。全体の統一した動き、流れを表現する時のタイミングがよくそろっていました。応援の部の優勝でした。
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パネルは赤団が最高 吉田つとむ - 2005/06/18(Sat) 00:19 No.5555

 グランドの中では、メイン席の反対側が生徒の応援席になります。家族は、メイン席の右側になります。前にも書きましたが、その日は泥んこでした。見学に来られたご家族の皆さんも大変な環境の中での見学となりました。

 そうした人々への校長先生の対応で、「さすがにトップの言葉だな」と感心したことがありました。どんなことだったか、文字にするような形では記憶に残っていませんが、さすがの感を持った次第です。

 最後の表彰式では、パネルは赤団が最高の評価を受けました。競技で青団、応援で白団、パネルで赤団、決してわれわれが意図的に操作した評価を下したわけではありません。

 毎回申し上げていますように、私は自分の目で公平さをもって、採点しています。応援合戦やパネルの評価は、もちろん個人差が大きく、決して自分の判定と全体が同じになるわけでもありません。ただし、ここの結果は書かないようにしています。(われわれが、自分への得票結果の個々人の判別をしないことと通じるものがあります)
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勝っても負けても涙 吉田つとむ - 2005/06/18(Sat) 00:29 No.5556

 「勝っても負けても涙」と言うのが、小川高校の体育祭の最終結果です。

 すでに表彰段階で泣き出す場合もありますが、団長とチアリーダーがそろって、壇に上がって挨拶する時には、決まって涙の二人が順に登場することになります。

 特に、競争も応援合戦も最下位ともなると、団長とチアリーダーは何も言葉を発せないこともあります。その場に居合わす、審査委員のわれわれはいたたまれない感じを受けますすが、励ましの拍手をするだけです。そうした時を含めて、私の役割は「拍手」のタイミングの0.5秒前にいち早く拍手を始めることです。思うに、それが来賓の最大の仕事ではないか、そのように思っています。

 大人になりと、負けたり、失敗したりした際に、涙を見せるわけにはいかない時があります。この時期、思いっきり、涙を流すのも友情の証かも知れません。

 悪コンディションの中、皆さん、最後までよくやりました。次回は、文化祭で会いましょう。

 いや、それ以前に、駅頭で会いだした生徒さんも幾人もいました。
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