まさかのコンピューターウィルス感染騒動
  

 可能性がある方には、全部ご連絡差しあけだと思いますが、吉田のコンピューターがウィルスに感染していました。自分が混乱したのみならず、ご友人の方にもご迷惑をおかけしました。私が持つ2台のコンピューターのうち、利用率が少ない方のものでした。幸い、私の後の方は賢明であったようで、ウィルスに感染は起きなかったようです。
 この度のことを反省し、一文をしたためましたので、ご覧下さい。

騒動の始まりは大阪に住む知人からのメールでした。それは、「あなたのメールはコンピューターウィルスがついている」と知らせるものでした。そのようなことを指摘されたのは、初めてでしたので、まさかと思いました。しかしよく考えてみると、近頃パソコンの様子がいつもと違うのです。ささやかな異変でしたので、自分が知らない間に設定を変えてしまったのか、または、パソコンに詳しい知人と会って操作をお願いした際、彼が設定したのかと思っていました。しかし、ウィルス感染を疑い、原因を追求して考えると、一通の添付メールが思い当たりました。それは、同日同時刻に送られた二通のうちのひとつです。普段でしたら、気をつけているのですが、知人からのメールということで気を許して添付文章を開きました。それには何も書かれてありませんでしたので変に思いました。そしてそれを送ってきた知人に確認しても、添付文章を送った記憶はないとのことです。知人もこれは変だと思ったらしく確認したところ、やはりウィルスに感染していたのです。
 パソコンは、吉田にとって情報発信と受信の手段であり、長年にわたり活用してきましたが、ウィルスのようなパソコンソフトウェア自体に影響を与えるもののこととなると、まったくといっていいほど知識に自信がありません。ですから本当に困惑してしまいました。それと同時に、本当に驚きました。「まさか自分が・・・」という心境です。コンピューターウィルスの存在は話に聞いて知っていましたが、別世界のものだと思っていました。今回は、パソコンに詳しい知人・親類縁者に頼み、あちこちかけずり廻り、何とか駆除することができました。すべてのデータを白紙に戻してしまう方法です。不幸中の幸い、今回感染したのは吉田が使用している二台のパソコンのうち、最近購入したノートパソコンの方で、まだあまりデータを入力していないほうのものでした。しかし、もう一台の主力としているパソコンがやられたらと思うと本当に恐ろしさがこみ上げてきます。
 今回のコンピューターウィルス感染騒動で学んだことがあります。それは、ウィルスは意外にも身近な存在であるということです。専門家でなくてもパソコンを使用している限りウィルス感染の危険にさらされているのです。パソコンはまるで人間がインフルエンザにかかるようにいとも簡単に他人からウィルスをもらい、そして他人にウィルスを感染していきます。コンピューターウィルスを別世界のものではなく、身近に存在するものとして認識しなければならないと考えました。そしてウィルスに備えていつも心構えが必要です。たとえよく知った知人からのメールでも、不用意に添付ファイルを開くべきではないのです。コンピューターウィルスから自分を守るために、まず疑ってかかる必要があるのです。
 パソコンのおかげで便利になったと同時に、パソコンを使用した犯罪、そして今回のようなウィルスによるパソコン破壊活動なども増えてきてしまいました。通信をしやすくなった分、友人でさえも疑わなくてはならない現代、何かわびしいものを感じてしまいます。
 人間は社会が発展して便利になるごとに、何か大切なものを失っていくような気がしてしまいます。今回の騒動は、このことが身にしみて感じられる経験となりました。

 
 いろいろ、ご心配賭けました、不幸中の幸い、今回感染したのは吉田が使用している二台のパソコンのうち、最近購入したノートパソコンの方で、まだあまりデータを入力していないほうのものでした。しかし、もう一台の主力としているパソコンがやられたらと思うと本当に恐ろしさがこみ上げてきます。