プロ野球、第2波スト回避、古田の貫禄
(04/09/25)

<見出し>
プロ野球、第2波スト中止 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2004/09/24(Fri) 08:50 No.4727
貫禄の古田敦也会長 吉田つとむ - 2004/09/24(Fri) 09:09 No.4728
--------------------------------------------------------------------------------
プロ野球、第2波スト中止 投稿者:吉田つとむ 投稿日:2004/09/24(Fri) 08:50 No.4727

 この週末(9月25、26日)予定されていた、プロ野球の第2波ストライキが中止となりました。

 ファンにとって何より喜ばしいことであり、選手(日本プロ野球選手会)と球団(日本プロ野球組織=NPB)にとっても、暗黒の状態からかすかな明かりが見え出したということでしょう。

 オリックスと近鉄の統合が確定し、他方で新規加入球団が来年度に誕生する機運が高まりました。もちろん、加入の審査で現在申請中の企業がそれを認められない可能性があるが、そうした決定自体が、日本プロ野球組織=NPBの信頼性を損なう可能性が出てくるものと思います。

 なくなる近鉄選手の将来、あるいは野球選手全体に対する年俸の削減も現実化しますが、球団経営と言うものは他の一般企業に準じた透明性が生じてくるでしょう。
--------------------------------------------------------------------------------
貫禄の古田敦也会長 吉田つとむ - 2004/09/24(Fri) 09:09 No.4728

 ヤクルトの古田敦也選手は、昨日の試合開始に間に合いませんでした。一連の野球界を揺るがす課題において、日本プロ野球選手会の会長として、日本プロ野球組織=NPBの代表と交渉を重ねていたためでした。

 チームは選手会長の不在を補う好プレーを発揮し、首位中日のマジック点灯を阻止しています。さらに試合結果記録を見ると、途中から試合に入った古田敦也会長は選手として、1打数1安打の実績を作り、通算打率も3割2分1厘という効率の打撃成績を守っています。

 ヤクルトの古田敦也選手は、日本プロ野球界の選手として、歴史の残る実績を示した選手といえます。そのミラクルさから神様と言われた鉄腕の「稲尾和久投手」と並ぶタフさを発揮しているからです。

 労組としての日本プロ野球選手会代表として、経営陣と真っ向から連日の交渉を重ねながら、他方で通常の試合もチームの大黒柱としてヒットを飛ばし、捕手としては投手のリードを支えると言う離れ業をこなしています。

 1年の年俸に換えがたい、プロ野球会に残る選手となりました。最も、この古田敦也選手を野球殿堂に入れるには早すぎます。
--------------------------------------------------------------------------------
  文頭に戻る  一覧に戻る HPメニューに戻る  吉田つとむHP全体に戻る