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                            2001年6月16日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.11
            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>のメールマガジン vol.11を発行します。
当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内です。

<吉田つとむのコメント>
 <都市環境常任委員会の論議は、工事発注問題が最大のテーマ>であった。
 昨年来、町田市では土木・建設業者の談合問題が発端で、公正取引委員会の立ち入り調査、
 課徴金、町田市と東京都による指名停止処分と続いてきた。
 その指名停止に、町田市は「業者を公募して」指名する方式を試験的に導入するものも発
 生した。その結果か、今回の議会採決案件では、「近隣大手業者」の工事受注がいくつも
 発生した。
 一般に議員は、「工事の発注は、地元の業者が、受注すべきである」との意見を、自民党
 から共産党まで持つ。しかし、今回の発注ではそうした事態に程遠い状況になったため、
 議員の不満が発生したものである。元来、自治体は自由な競争を行い、低いコストで工事
 を発注すべきものであろうが、そう、単純に言い切ると、中小業者は壊滅する。大手ばか
 りの状況と成り、自由競争が維持できるか、予測できないこととなる。
 いずれ、この問題を詳述する。
 
<ニュース>
1 都市環境常任委員会は、「葬儀場の建設反対(に近い内容)の請願」を賛成多数で採択
  すべきとしました。吉田は、そうした主旨の請願に賛成できずに、請願採択に反対した。
  総数意見の立場に組することになるが、反対討論は控えた。自民党会派以外は、全員賛成
  した。なお、この請願は、(民・民の事件のため)請願者によって、その内容が一部削除
  されたもの。
2 同様に、東玉川学園地区の土地開発問題で、「建設反対主旨の請願」を委員会は賛成多数
  で、可決した。自民党議員が全員が請願に反対したが、少数派となる。
  自民党会派の斎藤稔議員は、開発業者のその後の意向も不明だあるので、継続審査とすべ
  きであるとしたが、採決の結果、継続は自民党以外に賛成はなく、表決となり、請願は上記
  のように、採択すべきとの結論になった。
  委員会に審査の際には、渋谷軍治議員が、請願採択の結果、どのような意味があるか、再三
  指摘したが、効力が無かった。吉田を含め、自民党の意見が通る環境でないが、思うに、
  建築確認が下りる事が明白な「建設反対」請願を、議会が本会議で採択しても、どのよう
  な効力があるのだろうか。

<案内>
1 町田市議会の6月定例議会は、6月21日が最終日(表決) 

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編集 吉田つとむ
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