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                            2001年9月15日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.33

            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.33を発行する。
当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
● 町田市の2001年度公共基準点測量業務委託に伴う、重大な欠陥、あるいは疑惑

1 入札業者の選定の事前経過
  そのリストを作成したのは、契約担当の「契約課」でなく、日常業務を管理する
 「建設部道路管理課」であった。「契約課」は、10社程度の会社名を挙げるように、
 「建設部道路管理課」に依頼した。
2 実際に、リストを作成したのは、現場の<測量>担当者であった。
3 入札業者の選定にあたっては、
  1 特記仕様書の資格がある業者とした。
(測量士で、しかもGPS測量に精通した
    もの等が複数必要とする、厳しい条件をつけた)
  2 町田市と取引がある会社とした。
  3 絞込み作業として、日常的に連絡の不具合のある会社などを除いた。
  4 そうした会社をリストアップし、契約担当の「契約課」にまわした。
   5 契約担当の「契約課」では、そのリストをほとんどそのまま入札業者とした。
4 入札に関して、
  1 8月22日午後1時30分に、入札をする予定であった。
  2 同日の12時半頃、「談合情報」と町田市が判断した電話があった。
    a)町田市では,入札業者名をその入札が終了するまで公表していないのに、
      電話内容では、その会社名が知れていた。
    b)さらに、その入札では落札者が決まっているとし、その会社名を言い当
      てた。
その情報をもたらしたのは、市議会議員であった。
    C) 業者は、一切談合をしていないと言うので、入札を中止せずに実施し、
      電話で連絡があったものと同じ会社が落札した。
      契約担当の「契約課」は、問題点があると考え、公正取引委員会宛に、
      経過を文書で連絡した。
5 その後の追求と重大問題
  a) 追求によって、(3)の作業で、その資格を欠いた会社が、3社も含まれて
     いたことが判明した。
     全体で選定リストアプした数は、14社に過ぎなかった。
  b) 契約担当の「契約課」は、業者選定に関与していないと主張し、
     「建設部」およびその「道路管理課」では、業者選定に際しては、その担当
     者が間違って作成したと主張する。
     そうした上で、自分たちは、一切関与していないと主張している。
  c) なぜ、「建設部」や、「契約課」でそうしたチェックが、まったくなかった
     のか、その説明が一切無い。
6 これまでの経過は、
  a)入札時間の以前に、この連絡掲示板や、自分のメルマガ(マグマグ)などに、
    入札参加者リストを作成して、アップロードした。
    (以後に、役所が知らなかった言わせないため) 
  b)その後も、真相究明とその過程を、インターネット上でオープンにする方法で、
    明らかにしている。
    まだ、その真相と、責任は明らかにされていない。(以後、続報)
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編集 吉田つとむ
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