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                            2001年9月30日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.35号

            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.35を発行する。
当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
● 狂牛病問題の東京情報(第2回) 

<項目>
1 議論サイトでの私への反論要旨と、吉田の最反論
2 恐水病問題で最良の文書は、前代議士の笹山登生氏のネット記事
3 東京情報第2段(八王子市)

1 議論サイトでの私への反論要旨と、吉田の最反論

> 獣医師は、都の家畜保健所の職員であって、町田市職員ではありません。
> 都の職員である獣医師がてんてこ舞いで回っていると思います。
● 吉田
 町田市に「獣医師」が職務としていないことは、前に書いたとおりです。
 「都の職員である獣医師がてんてこ舞いで回っていると思います」とありますが、
 それは職務上、当然のことでしょう。
 (もちろん、その人々にお会いすれば「大変ですね」とお声をかけることはありま
 すが、・・・)
> 
> さて戸数の問題ですが、実際の方が多い、農家台帳の方が少ないことがあります。
> つまり牛乳を出荷していない(田畑を耕している)農家がありえます。
> いわゆる自家消費用ですね。
> 町田市の実情はわかりませんので、可能性だけ申し上げます。
● 吉田
 「飼養家としてカウントされていない農家も、東京都が点検してくれたのだ」と言
   う考えもあるでしょう。
  なぜなら、東京都にすれば、「東京都の職員は仕事好きで、熱心な働き手なのだ」
    とPRの方法もあることは承知しています。
> 
> 疫病のときは、とにかく探し出して全ての家畜の調査をする努力をしています。
> 調査戸数が多かった理由の一つとして、お耳にはさんで置いてください。
● 吉田
 では、他の自治体の様子も少し聞いて見ます。
 ですが、そうした時間をかけるより、東京都の調査がきちんとしていれば済むこと
  です。
 その内、東京都の関係者もこのやり取りを見ることになるでしょう。 

> HPのほうで、都の農家名簿が古かったと書いてありました。
> 農家の廃業の報告の義務は、市町村にはなかったと思いますので、都が把握して
> いながら削除してなかったか、念のため古い名簿でチェックに入った可能性も
> あります。
> (新規開業はないので、古いほうが漏れがない。
● 吉田
 はい、HPを見ていただいたんですね。
 念のために,古い名簿で調査に入ったとは、実に丹念というか、恐れ入ったことです。
 ただし、もし古い名簿を元に調査をしたとして、いざ発表する段階になれば、新しい
  数値で書き込むのが通常ではないでしょうか。
 それとも、ありもしないところでも、ご丁寧に数を多くしたほうが、いかにも仕事を
  したと言うように思えるのでしょうか。
> 
> どちらにしても、都の家保では農家名簿を市町村ごとに打ち出して、その用紙に
> 基づいて調査していると思いますので、町田市分を入手して町田市が把握している
> 農家名と照合するとよいかと思われます。
● 吉田
 東京都の個別名簿は、その具体的な所在地や飼養家名は,公開されないでしょう。
個別の飼養家名は「個人情報」と言うことで、東京都の場合はまず情報公開しません。
 一方で、町田市の乳牛を飼養する9戸については、その全部を私は把握しています。
私が担当の委員長を務めている時に、市内に「ミルクプラント」が完成しました。
ここのHPとは、以前から私のHPにリンクさせています。
相した経過があり、市内の飼養家に関しては、少しの知識があった次第です。

2 狂牛病問題で最良の文書は、前代議士の笹山登生氏のネット記事

 恐水病問題で最良の文書は、前代議士の笹山登生氏のネット記事と考えています。
 とにかく先見的、海外の情報入手も優れています。

  笹山登生氏(http://www.sasayama.or.jp/)
  アラカルト、掲示板をご覧下さい。

3 東京情報第2段(八王子市)

 <前置き>
   町田市の飼養家戸数で、乳用牛を飼う戸数が13戸とありますが、実数は9戸
     です。その相違は、東京都が調査で古い資料を使ったことにあるようです。
 <本文>
 八王子市では、東京都の牛の飼養家調査で、飼養家の全戸数はあっていますが、
 実数で乳用牛が1戸多く、肉用牛で1戸少なくなっています。(I‐CAS議員 
 両角議員に調べていただきました)
 すなわち、八王子市の乳用牛の飼養家数は、東京都の調査で26戸となっていますが、
 実数で27戸です。一方で、肉用牛の飼養家数は、東京都の調査で6戸のものが、
 実数では、5戸だということです。
 八王子市の場合は、農協を通じて八王子市が調べたものだとのことです。東京都
 に数字の違いを連絡したかどうかは、未確認です。

 町田市の例、八王子市の例を合わせると、果たして東京都の狂牛病対策調査と言う
 ものの中身はどのような調査レベルにあるか、大いに疑問です。

 <お願い>
 その他の市はまだ調べていません。各市で担当するのは、「農政課」もしくは「農
 業振興課」などと言う部門で、東京都から連絡を受けています。各市が把握してい
 るものと付け合せをしていただきたいのです。
 関係する市・区・町・村の自治体名は、次の通りです。
 練馬区・青梅市・羽村市・あきるの市・瑞穂町・日の出町・八王子市・町田市・
 日野市・稲城市・立川市・府中市・調布市・小平市・国分寺市・西東京市・清瀬市・
 東久留米市・武蔵村山市・三鷹市・大島町・八丈町・青ヶ島村・小笠原村(以上)
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編集 吉田つとむ
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