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                           2002年3月29日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.67号

            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.67号
を発行。
当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
1 「ユニバーサルファッション」って、聞いたことがありませんか?

 以下は、「町田福祉のかいらんばん」と言うサイトの掲示板でのやりとりです。

 「ユニバーサルファッション」って、聞いたことはありませんか?
町田市の市長以下、両助役・福祉部長も一切聞いたことが無い様子でした。
しかし、「町田市をファッションの街に」と言うテーマで、町田市が関わる高齢者の
ファッションショーの質問をやっていた中で尋ねたことです。何か、市の幹部が連
想されて当然と思いましたが、そんなものなのでしょう。
経済振興部でも、同様でした。

皆さん、どう思いますか?

<この私の記事に、二人の閲覧者が書き込みをしてくれました。一人は、ユニバ
ーサルデザインならば知っていると言う人。こんなサイトがありましたといって、
ユニバーサルファッション協会のサイトを書き込みしてれました>

<以下は、私が書いた続きの記事>
 [ユニバーサルファッション]って知っていますか、とこの掲示板に書くと、アナマ
マさんが早速、該当サイトを書き出してくれました。   
 これは、私が議会の一般質問の中で町田市の幹部に尋ねたことです。実際
に聞くと、一人も知らなかったということが判明しました。特に、寺田市長などは、
「そんな些細なことまで、知るか」って、開き直った感じがしました。(大変、残念
でした)
 ユニバーサルデザインの思想で作られた服飾品が、ユニバーサルファッション
というそうです。つまり、[ユニバーサルファッション]とは、年齢や体型、障害など
に関係なく誰もが同じように楽しむことができる機能的でおしゃれで、個性あふ
れるファッションのことだということです。
 NGO組織で、その協会があります。(以下、アナママさんの再掲)
 http://www.unifa.jp/
 こういう話の講演会を企画したいと思っています。

<ユニバーサルファッション協会の副理事長 鈴木淳さんの書き込み>
 ある方から紹介されて覗いてみました。ユニバーサルファッション協会の鈴木
と言います。

 これまで繊維やファッション関連の業界を中心に活動してきたので、ユニバー
サルファッションを知らない、というのは仕方がないかもしれません。
(逆に繊維・ファッション関係の振興に関わっていて知らないと不勉強かもしれ
ません)

 これまでのUDは、福祉の街づくり→バリアフリーの延長として捉えられていて、
どうしても都市・交通・建築が主役でした。

しかし、私はどんなに街がバリアフリー化されても、そこに住む人が豊かになら
なければ意味がないと考えています。
 生活を便利で豊かにしようというのがユニバーサルファッションの考え方です。

 生活者の不満や要望を業界に届けて、もっとよい商品、売場、サービスなどを
生み出していきたいと考えています。

<本物登場ーユニファ 吉田 つとむ>
ユニバーサルファッション協会の方に登場していただきました。

その説明をみると、さすがに専門家ですね。
ユニバーサルデザインの話が、より解かりやすく書いてあります。

 ここで話が飛躍するのですが、私は町田市をファッションの街にし、そうした産
業を興したいと思っていますが、「ユニバーサルファッション」が一つのヒントでは
ないでしょうか。この分野は、まだまだこれからですので、ユーザー・取扱店・製
造業者・デザイナー・素材業者が独自性を持って、新産業として取り組めるので
はないでしょうか。

<UFでの産業と町おこし 鈴木淳さん>
日本の産業が廃れてきているのは、ヨーロッパの高級ブランドとアジアの低価格
製品にシェアを奪われているからです。

 では日本では何をしたらよいか?と考えると
生活者の不満や要望に対して、きちんと配慮した商品を作っていくことだと思い
ます。
 日本の優れた素材、高度な生産技術、きめ細かな心配り、を生かしていくので
す。海外メーカーにはできないこと、それは日本人というユーザーに密着した商
品開発なのです。

 それから、町おこしの点で見ると海外では高齢になるほど「おしゃれ」になります。
お年寄りや障害を持つ人が「輝いて」「生き生き」している町には、将来に対する
安心感と希望が生まれます。
 たとえ体が不自由になっても、何でもできる。何でも楽しめる。という町があったら、
きっと他所からでも移り住みたいと思うはずです。

 ユニバーサルはそんな考え方を提示していくものになると思います。

* ユニバーサルファッションの話を出したとたんに、これほど早いペースで、会話
が進みました。町田市は「福祉」で伝統をもっていますので、その中から、「産業」
を生み出していく道があると思っています。(続く)
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編集 吉田つとむ
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