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                           2002年7月31日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.106
            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.106
を発行。当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
町田市中心市街地の変貌

 私の議論掲示板に寄せられた意見に答えたものです。ただし、私の見解と
呼べる代物ではありません。

 町田市中心街が随分と変貌してきました。
 JR横浜線町田駅そばに「ルミネ」が開館し、「旧大丸」は「ビー・ミー」
を経て「マルイの新館」に新装してきました。

 おそらくその時点で、町田市のぺデストリアンデッキの周辺は「若い女性の
ショッピング街」に変貌していたのではないでしょうか。それに続くものが、
今回の「109」新規オープンとして固まったのでしょう。

 こうした感じの中で考えると、「ジョルナ」の同系統の若い女性を対象にし
た店舗ですし、私には、東急デパートや小田急デパートのほうがむしろ浮いた
感じに受け止められます。

 今回の町田センタービルの建設に関して、町田市は大きな出費を講じていま
す。区画の再開発事業支援に留まらず、ビルの高層部を保留床を買い取り、公
民館としています。私は、このファッションビルに「公民館」は余りそぐわな
いと考えていますが、入館者が決まらないままの状況では、市街地再開発にな
りえなかったのでしょう。どちらかというと、新設ビルは中途半端なエリアに
なる可能性もあります。

 ところで、町田市の個性とはどういうものか?
 私は、十数年前に入植してきた「移民」です。町田というより、成瀬駅を中
心に生活しており、まだ「町田とは、こう言うところだ」、というものをつか
みきっていないのかもしれません。むしろ、これからは町田市を中高年ファッ
ションの街(中高年を主体とする、おしゃれを楽しむ街)にしたいと考えてい
ます。

 つまり、若い人だけのための街にしたいとは思っていません。しかし、町田
駅の中心街はそうした若い皆さんの街であっても、私自身はそれほど違和感を
持っていません。中高年は、別の場所に自分達の街づくりを構想すればよいわ
けです。

町田市中心市街地の変貌(続き)

 中心街の商店街にマンションが立ち並んだことについては、事実ですね。

 町田市の「市民フォーラム」が入居したビルも、実質は市街地マンションそ
のものです。その過程に対して、「市民フォーラム分として、さらに割増して
保留床を待ちだしが購入すること」に自分が賛成したわけですので、私自身は
大きなことは言えません。

 その他、遊技場などが中心部に増えてきたことに対して、憤懣やるかたない
印象をもつ方は大勢おられるでしょう。このことには、私自身も「町田市の中
心街がまとまりのない雑居地区になりかかってきたな」、と思っています。

 これは、町田市が周辺の人口増にもかかわらず、市街地を自然成長的に放り
出してきたためです。バブル時代がさり、マンションが利便性の高いところに
林立する、町田クラスの首都圏都市ではこうした状況に大半のところがなって
きたところです。

 ご指摘のように、「まちづくり公社」は株式会社ですが、公費を用いた天下
り組織と見られてまちがいないでしょう。施設も土地も全額公費、しかも固定
資産税も優遇される駐車場ですので、これで利益がでなかったら、一般の民間
駐車場に対して、「詐欺」みたいなものです。

 それらに比べて、成瀬などの市街地には、まるで公費支出がありません。自
前で頑張って下さい、という主旨に受け止めるほか有りません。
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編集 吉田つとむ
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