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                           2002年10月18日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.143
            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.143
を発行。当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
NLPは三宅島で

厚木基地の夜間離着陸訓練(NLP)による騒音

米軍厚木基地を利用する、第7艦隊航空母艦の夜間離着陸訓練(NLP)によっ
て、周辺(町田市)都市では、多大な騒音で悩まされています。ある時は、事前
に連絡がある時もあり、また別の時は突如としてその訓練が行われる時もありま
す。
この訓練は、本来はその訓練用の飛行場が設置されている「硫黄島」で行われて
いるものですが、天候等の理由で、近場の厚木基地や横田基地でその訓練地の変
更がたびたび行われています。しかも、その訓練飛行は深夜に及ぶこともあり、
地域によっては騒音の度合いが想像を絶するものであります。(元来、夜間離着
陸訓練は、こうした厚木基地などでは実施されることにはなっていないものです)
我々は、そうした夜間離着陸訓練(NLP)をなんとか中止してもらいた、少な
くしてもらいたいと、市長と議会が一体になって申し出していますが、一向にら
ちがあきません。むしろ、中東(イラク)情勢などが緊迫し、さらにその訓練が
増強されたのではないか、という印象も受ける昨今です。

夜間離着陸訓練(NLP)の場所について

上記のように、本来はこの夜間離着陸訓練(NLP)は、硫黄島でおこなわれる
ものですが、(現実的には)この島は、太平洋のはるか洋上にあり、米軍艦載機
の訓練場としては、決して適当な場所といえるものではないと、誰しも考えてい
るでしょう。私も、その可否を問われるとすれば、そこで訓練をするのが当然だ、
と断言できない課題だと思います。
では、この夜間離着陸訓練(NLP)をどこで行えば、良いのでしょうか。ここ
が絶好地と考えるところは、日本中のどこを探しても見つけることは困難でしょ
う。あえて、どこか1箇所をあげるとすれば、「三宅島」をその訓練場にする案
があるのではないか、と考えます。
その「三宅島」は2年前に火山の爆発があり、その住民の皆さんは、全員が島外
避難されました。その後も有害なガスを含む噴煙が止まず、未だに元島民のかた
は、住民としては一人も帰島出来ないでいます。公務員の皆さんは別として、島
民の皆さんでは、既に新しい仕事についておられる方、あるいは、都内の学校で
それぞれの教育を受けている生徒さん達もおられます。そうした皆さんにとって
は、新たに「三宅島」に帰って、従来の仕事につくのも大変な生活変換になるも
のでしょう。
東京都では、10年でこの島を復興する計画を立てていますが、いつから10年
なのか、現状では誰も答えられないでいます。その計画を忠実に実行するとすれ
ば、むしろ、「元島民」の皆さんに新規の生活再建を立てさせず、生活復興を無
限に先送りすることになりかねません。
私は、この「三宅島」に夜間離着陸訓練場を設置してはどうだろうか、都考えま
す。その代わり、我々関係自治体が主体となって、東京都内に居住されている
「元島民」の皆さんに、新しい生活環境を準備することが必要と考えます。

もとより、どうしても「三宅島」に帰島するのだという方は別として、それ以外
の皆さんには、「国」・「東京都」・「関係自治体」がそれぞれの立場で、「元
島民」の皆さんの生活再建に責任を持つ、という案が考えられると思います。具
体的には、住居を準備する、仕事を確保する、生活のネットワークを整備する、
こうした環境整備をクリアーにすることで、「三宅島」に夜間離着陸訓練(NL
P)の施設を導入可能ではないか、と考えます。

(2) ニュース
 市長からは、平成14年度の決算認定に関する臨時議会の開催に関する申し出が
議長宛てにありました。それに基づき、10月21日の議運に、その議会開催日程
の検討することになります。実質的に、1日限りの日程です。
 
(3)予定と案内
 10月21日は、議会運営委員会を開催します。
 国旗掲揚に関する請願の審査2件を、定例議会に引き続いて続行します。それに
先立ち、議会便りの編集のための協議を行います。
 その後は、議会ホームページの記事のあり方をはじめ、課題となっている事項の
協議に入ります。 
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編集 吉田つとむ
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