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                           2002年9月29日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.133
            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.133
を発行。当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
すったもんだの最終日

市長が再任する予定だった教育委員さんは、本人が固辞されて再任がなくなった
そうです。昨日、そうした情報が入ってきました。市長から直に聞いたわけでは
有りませんので、私はびっくりです。

なぜなら、その数時間前まで、市長が議員の中で問題が取り上げられていた、再
任人事があるものとして、翌日の議会進行プログラムを打ち合わせていました。
その全てが、ひっくり返った次第です。結果的に9月議会の最終日、本会議の開
催前の議運は、淡々と進行しました。また、全体的には思ったより、淡々と進行
しました。昨日までの喧騒がうそのようでした。私は見ていませんが、大手メ
ヂィアもそのことでカメラを持ちこんでいたようです。

ところが、上記の教育委員再任の人事案件(正式には、当日提案される)は提出
されず、申し出があった「緊急質問」も取り下げられました。当日のメインは、
各常任委員長の本会議報告ですが、それに重要度で匹敵するレベルでとらえられ
ていました。ところが、「人事取り下げ」で持って、その緊急質問も取り下げら
れました。緊急性が無くなった、と言う次第です。ですが、そうした事態は事前
に予想できず、下記のような、あわただしい時間帯を過ごしていました。掲示板
の閲覧者や、メールマガジンの購読者ならば、その経緯を理解しやすいでしょう。

周知のことですが、議会運営員会の議題調整で、議運開催日(本会議の最終日)
の前日、議運の事務進行を考える立場から、私などは議事調整をやっています。
審査の順序をどうするか、常任委員会が終了したことをもって、最終日のプログ
ラムを構想します。込み入った議事日程の時は、数時間かかることもあります。
誰しもそうしたポジションにある人物は必要です。前後して、その作業をスムー
ズに整理する事務局担当者も存在します。ある意味では、我々議員やその役職者
より、議会内では不規則で忙しい時間を過ごします。(背景説明)

 この間の経過に対して、読売新聞多摩版では、「町田市教育委員 江森氏が再
任辞退」と言うニュースを掲載しました。
ーーー以下、28日の朝刊多摩版記事の関係部分の全文ーーーーーー
 町田市教育委員に4年前に就任したジャーナリストの江森陽弘さん(70)が、
来月で任期切れになる委員の再任を、「仕事が多忙になった」と辞退したことが
27日わかった。
 江森さんは、昨年8月の教育委員会で、「新しい歴史教科書をつくる会」の中学
公民教科書にある北朝鮮による日本人拉致の記述について、「事実かどうかわか
らない部分がある」などと述べ、採用に反対。同会が26日、この発言に異議を唱
え、再任に反対する声明を出していた。
 江森さんは、「前前から考えていたことで、声明とは関係ない」と話した。寺田
和雄市長は、「教育問題には非常に熱心だっただけに残念」としている。
(これが、メヂィアが見る今回の理由です。極めて、クールな表現です)

(3)予定と案内
町田市議会は、決算委員会がスタートしました。
 9月27日、9月議会の最終日に人選(実際には、正副委員長を3月の議会役職人
事決定)をし、6月議会で決算委員予定者を内定しています。

 そうした皆さんが、既に資料要求をしていました。一般の議員には、決算書とその
説明書の範囲しか配布がありませんが、委員には他の議員が請求した資料も含めて配
布されます。

 構成では、委員長に友井和彦議員、副委員長に細野龍子議員がなり、うちの会派か
らは、3名の議員(黒木一文・渋谷武巳・熊沢礼里議員)が決算委員となりました。

 この決算委員メンバーは、9月議会が終了しましたが、引き続き会議を続きます。
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編集 吉田つとむ
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