::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                           2002年10月17日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.159
            http://j-expert.com/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.159
を発行。当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
お土産やさんの昨今 2

 30年前に沖縄を訪れた時と異なったのは、那覇空港が大変大きくなったこと
です。もとより、それは那覇空港に限らず、当時と比べ国内の空港数も増え、ど
この空港もその規模が大きくなっています。

 さらに、そうした空港においては那覇空港にかぎらず、どこの空港ターミナル
ビルの内部は、「一大ショッピングセンター」になっています。しかも、その店
舗は最大にスペースが、「お土産品店」に占められています。

 そのショッピングセンター内の店舗は、それぞれがコンパクトながら、実に充
実したお土産やさんが立ち並んでいます。30年前には、「空港には置いていな
い」と言う商品も有り、しかも空港に置かないことが、それがブランド1位の証
でもあったことがありました。(福岡の明太子では、トップブランドメーカーが、
空港売店には置いてありませんでした。ところが、今はどのような特殊なお土産
品でも、空港売店にそろっているのが特徴です。

 では、観光地のお土産品店は、どのような変化を遂げたのでしょうか。それは
何よりも、「発送品、宅配品形態の販売」に重点を置いているということです。
旅行の目的地のスタートかラスト地点で買い物をしてもらうのでなく、まさに旅
のまっただ中で旅行者に買い物をしてもらう、これがお土産品店の繁盛の原則で
す。これは、旅行先でバスツアーで回るとしても、最後は飛行機を利用します。
つまり、持ち帰り客がどんなに買い物をしてもその絶対量は限られます。これが
宅配便のサービスだと、無制限にお客に販売を進められます。
 
 30年前を振り返ると、個別販売品の発送方法は、「郵便小包」と「客車便」
が大半でした。その郵便小包は現在も一般にありますが、「客車便」は死語に
なっています。当時、そうした発送料がとても高額でした。そこで、販売者に
とっては、その料金を如何にお客さんに納得してもらうかが、「販売の腕」でも
ありました。そうした時代のあとに、現在の宅配便が普及してきました。

 修学旅行の時期でした。一次の海外旅行ブームから、リスク回避をめざした国
内旅行に転化しやすい状況にあるのでしょう。そこら中に、ノートとボールペン
を持った高校生の姿を目にします。

観光地の中でこの沖縄ともなると、最低でも2−3泊の旅行日程になります。1
学校で、2―300人の人数を見込める修学旅行は、担当の観光業者や飛行機・
バス会社、ホテル、食堂、お土産品店、それにお目当ての観光施設にとって、最
大のビジネスチャンスとなります。

 その中で、特にお土産品店に注目すると、年の集客状況、月の集客状況、一日
の集客状況をどのように把握しているのか、ということでしょう。少なくとも、
それらをデータ化して、それぞれのピーク時と底の時期を知る必要があります。
もとより、お土産品店にとっては、そうした人員の配置、時間配分は最も有効に
行われていることは前提の話しです。

そうした上で、その観光地に「特産品」を作り上げることが重要な課題になりま
す。観光地に行ったから、お土産を買うのでなく、その特産のお土産品を買うた
めに観光地を訪れる。これこそ、お土産品店の目標であります。ハードをしての
観光資源でなく、ソフトとしての「特産品」を開発することが、これからの観光
地における商工業者さん達の産業振興策策となるのではないでしょうか。 
  (続く)

(3)予定と案内。
11月17日 1 成瀬が丘自治会防災訓練参加
      2 小川地域のフリーマーケット
      3 高ヶ坂熊野神社の関係行事
      4 インターンシップ 中間報告会の懇親会
      このうちの全部に参加は困難。状況に応じて、個別に参加します。   
――――――――――――――――――――――――――――――――――
URL http://j-expert.com/ <本人が記事更新中>
<掲示版あり>http://j-expert.cn1.jp/yybbs/yybbs.cgi
i-mode http://j-expert.com/i/ <町田WALKER>
Mail master@j-expert.com <ご意見、ご感想はこちらです>
メールマガジンの登録・解除 
メールマガジンID 0000063930
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
編集 吉田つとむ
――――――――――――――――――――――――――――――――――
     まぐまぐ申込   リスト一覧   HPメニューページ