::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                           2003年2月17日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン vol.203
            http://j-expert.com/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジン vol.203
を発行。当面、週1回刊行。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
インターナショナリズムとグローバリズム

 発端は、自民党HPの暗さはなぜか? の質問を私が発したことでした。
 一方では、そのなぜかを追求することを進めています。

 他方で、世界の政党はどんなHPを作っているか? これをリンクした
サイトがあるそうです。世界の話になると、笹山前代議士の右に出る人は
ありません。
 さらに、懐かしい話で、政党ネットの中で、「インターナショナル」と
いう懐かしい曲を流しているアルゼンチンの社会主義政党HPまであるそう
です。

 翻って、インターナショナリズムとグローバリズムについて、少し書きま
した。
 内容は、笹山前代議士のサイト掲示板に書きました。
●3919 インターナショナリズムとグローバリズム 吉田つとむ(町田市議)
103/02/16(Sun) 15:15:32 No.3918へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
笹山さん いつも私のせいで、余計な時間を取らせています。
「インターナショナリズム」は世界史の中で消滅したものと思っていました。
いまや、世界は「グローバリズム」がスタンダード!
この「インターナショナル」を発祥せしめたフランスがですが、パリ・コン
ミューンと言い、1970年5月革命の「異議申し立て」と言い、われわれ
とはその背景の重さが違っているのでしょう。
さすがに、フランスのしたたかさも、重ねて感じさせます。
イギリスのブレア首相は、イラク攻撃から査察継続に、すでに方向転換を発
表したようですね。イギリスでは、ベトナム反戦運動以上の人を動員させる
デモが展開されたと言うニュースでした。私自身、そのニュースを新聞で見
るまで、そうした大きなアクションを知りませんでした。
またもや取り残された日本ですが、アメリカの戦費を黙々と代わって負担す
るのが、日本政府とわが国民にとっての相応しい「グローバリズム」の役割
でしょう。
それがいやなら、自分自身をはっきりと、グローバリズムを唱えるアメリカ
と対峙させる必要があるのでしょう。
長くなりました。

(2)ニュース
ルビコン川を渡る心境 
 サラリーマンの健康保険負担割合の問題がクローズアップされています。

 今年の4月1日から、診療の際、自己負担割合が3割にアップするもので
すが、国保ではすでに3割負担なので、当然とする一般的な見地もあるでしょ
うし、元来の国庫負担との割合で、不公平だとする意見もあるでしょう。

 自民党では、山崎拓幹事長が、地方議会議員に対して、この3割負担に反対
する意見書が出た場合、同調しないようにという指示を出したといいます。

 一方で、野中広務元幹事長は、国民政党として、地方の仲間が住民の声に耳
を傾けて行動するのは当然だと講演したと報道されています。

 もうじき、町田市議会は第一回定例会を迎えます。3割負担反対の意見書が
出るか、意見書提出の請願が出るか、いずれにしても、われわれ自民党所属議
員は、旗色を鮮明にすることを迫られることになります。

 こうした野中広務元幹事長のような発言以外にも、国旗議員ですでに叛旗を
翻した議員も登場しているようです。山崎幹事長は、国会議員で叛旗を翻すこ
とを認めて、地方議会議員にのみ縛りをかける手法は認められません。

 マンション問題を始め、毎日、ルビコン川を渡る心境です。
-------------------------------------------------------------------------------
次は、イラク攻撃問題 

 われわれの地方議会は、自分で発案するもの(議員提出議案)、市長提案
(予算案は、議員は出せません)、住民請願を審議します。

 住民請願では、国や国会などに意見書提出を求める請願と言うものがありま
す。われわれが、直接国政にタッチしなくとも、その見解をと言われる立場に
あります。

 今回のイラク攻撃問題では、米英が攻撃開始で突き進んでいました。日本は、
小泉首相が率先して、その支持を表明する方向でした。

 ここにきて、アメリカに追随してきたイギリスのブレア首相のトーンが変
わったようです。これでは、主要国でアメリカに追随するのは、日本だけにな
りかけません。

 諸外国のように、「ずるさ」を兼ね備えた政治選択をしないと、またアメリ
カにごっぞり、戦費負担のためのお金を巻き上げられる状況が迫ってきました。
パフォーマンス政治のツケが、こんなところにも出てきそうです。

 定例議会での審査までに、中東に平和が訪れておいていればよいのですが、
ここでのわれわれは、十分な判断材料が無いままに、自己の見解を示すことに
なります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
URL http://j-expert.com/ <本人が記事更新中>
<掲示版あり>http://j-expert.cn1.jp/yybbs/yybbs.cgi
i-mode http://j-expert.com/i/ <町田WALKER>
Mail master@j-expert.com <ご意見、ご感想はこちらです>
メールマガジンの登録・解除 
メールマガジンID 0000063930
『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
編集 吉田つとむ
――――――――――――――――――――――――――――――――――
     まぐまぐ申込   リスト一覧   HPメニューページ