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                   vol.225 2003年4月3日
   吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン 
            http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジ vol.225
を発行。当面、週1回刊行。 2003年4月3日
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

<吉田つとむのコメント>
(1)コメント
 効果の無い請願採択は、議会機能の自己否定か?
● 吉田
 「町田市がその土地を買ってほしい、土地の所有者はその土地を町田
市に売ってくれ」と言うのであれば、もっと話が分かりやすいものでしょ
う。

 あるいは、市がマンション建設を許可するな、と言う主張の請願であ
れば、議員にとって、もっと答えは簡単です。

 今回の請願は、その土地の所有者(マンション開発業者)に、土地を
開発してくれるな、そのままグランドの状態にしてほしい、と言う主張
です。

 自分たちの特定の価値観を押し付けるわけですが、それはその民間業
者と話すべきことです。

 それを議会に持って来て、われわれに建設反対との判断を下せと言わ
れて、それに同意できないと言うのが、私の意見です。

 仮に、その建設反対と言う判断をしても意味が無く、むしろ議会の権
威を下げるに過ぎないことだと考えています。

 しかし、議会の判断では、今回も請願は採択となりました。

 これまでの経過で、市長は住民から悪者になりたくなく、なにかとマ
ンション建設(業者)を議会であれこれ非難をしてきました。

 一方では、前の土地の所有者からの、この土地の買収申し出を断って
いたのです。

 そうした結果、後は、行政が建築確認の申請を許可するか、しないの
かにかかってきます。しかし、町田市は許可するに決まっています。

 今後も、住民の多数の皆さんは、マンション建設反対を唱えるでしょ
う。

 その声の大きさと、マンション建設業者の商売との損得勘定で、こと
が進んでいくことでしょう。

 私のHP掲示板には、その関係者から様様の書き込みが入ってきます。

 既に、議会では大多数の議員が請願に賛成したので、この住民の皆さ
んの問題は解決したはずなのですが、不思議な事態です。

 無視してよいはずの少数意見なのですが、なぜか私の議会での発言や、
HP記事がターゲットにされています。


● この問題での、請願者のサイト記事の紹介をいたします。


 念のために申し添えますが、この南大谷マンション建設反対運動を推
進されている、「玉川学園南自治会」のHPサイトです。
http://gakuen-minamidai.hp.infoseek.co.jp/jichikai.shtml
 そのサイトの「TOPICS」には、『IBMグランド跡地の有効活
用』請願、本会議で可決、と言うメイン記事が紹介されています。

<以下、その本文の引用>
例のごとく、吉田議員が請願反対の弁、『適法なんだから長谷工になん
ら責任は無い。
ハセコーを責めるのは筋違い。
むしろ不手際だった町田市が交通安全、教室対策をもって責任を取るべ
し』(開いた口がふさがらさい。
お前はハセコーの社員か、と野次が飛ぶ。
)斉藤議員が賛成の討論、市長、行政の怠慢を糾弾。
傍聴席から大きな拍手が沸く。
採決、結果は賛成33、反対3で請願は可決された。
<以上、引用>

 この請願では、この問題の土地(旧総合グランド)を所有する開発業
者に対して、マンション建設させないように求められています。
しかし、その土地の所有者は、正当にこの土地の取得しています。
 しかも、、この土地は元の土地の所有者が、一度は町田市に購入を打
診した物件です。
 
 ところが、町田市は、その申し出を(お金が無いという理由で)断っ
た次第です。
 しかし、こうした経過を町田市は情報開示を一切しなかったため、今
回の議会開催時期まで、その土地の移転経過の状況を、議員も住民も知
りませんでした。
(うちの会派の議員が、今度の議会の最中に、「公有地拡大法」と言う
法律で、民間土地所有者が大土地の売却する場合、優先的に公共自治体
に売却することに決まっている、と言うことを発見しました)

 町田市が、あえて、その土地を買わなかったため、その民間土地の売
却相手は開発業者であったわけです。

 そうした経過を踏まえると、この民間マンションの建設反対を議会で
決定することは根拠が無いと言うのが、私の主張です。

 責任を取るべき相手が違っているということになります。
 地元の自治からからは、市が攻められないで、こうしたことを議会で
述べた議員の私のその批判の矛先が向かってきます。

(2)ニュース、
 4月4日からは、統一地方選挙の前半戦でる「道府県会議員」、
「政令指定都市市議選」がスタートします。

(3)予定と案内。
 ニュースの記事で書いたように、統一選議員選挙がスタートします。
 幾人かの関係者のところを訪問します。

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編集 吉田つとむ
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