2003年8月16日 vol.285
吉田つとむはインターネットを武器とする！メールマガジン
http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート＜吉田つとむ＞の週刊メールマガジンvol.285
を発行。当面、週１回刊行。 2003年8月16日
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3）予定と案内。
(1)コメント
おもてなしの心と商売繁盛
このところ、「おもてなし」の精神というものが、接客業を中心に、急
にもてはやされ出しました。物販業における徹底した合理化策がそろそろ
いき詰まりを見せる中での、リニューアルモードの志向でしょう。
「ここにしかない」、「これしかない」、「これ以上のサービスは無い」
そうした中に、消費の喜びを求める人達が確実に誕生しているか。これが、
ポスト価格競争時代の、新商法にまで成長していくのでしょうか。それと
も、瞬時のミニバブルなのでしょうか。
私が思うに、大企業と中小・個人企業では、おのずとその指針が異なる
べきではないでしょうか。なぜなら、大企業にあっては、個別の事業自体
が本業で、大量に高度な品質のサービスを提供できますし、新規参入分野
事業として、個別コストを無視した事業展開も可能です。
そうした中で、中小・個人企業とりわけ、個人の事業家などは、自分自
身をかけた事業をやることになります。寝食を忘れ、労苦をいとわず、
事業の成功＝人生の価値という価値観で、大勢の個人事業家が、その事業
に取り組んでいることでしょう。
そうした努力が基本にあって、ささやかな領域で、大企業と張り合える
分野も発生するものと考えます。
おそらくどこにも無いであろう商品と、だれにも達成できないであろう
サービスを提供する。これが個人事業家のなすべき役割と考えます。少な
くとも、頑張っているだけでは、消費者は満足してくれない。
消費者が、そのサービスが「自分一人のために準備されたものであり、
そのサービスで時間が過ぎ行くのも忘れてしまった」ということであれば、
満足が達成されたと理解しても良いでしょう。（続く）
(2）ニュース
停電あれこれ、生活感
アメリカ北部では、大きな停電があり、大騒ぎの様子でした。もう、全て
が回復したのでしょうか。
関東では、東電の原子力発電所の故障隠し以降、原発が一斉に停止され、
電力不足による停電が心配されていました。その後、地元の好意と理解があ
り、原発の一部運転再開でこの懸念が遠のきました。
ところで、このアメリカ北部とカナダの大停電は、外国ではどう見られた
のでしょうか。
こうした話題も世界的でして、早速ベトナムでは、おなじみの「ありさ」
さんが、次の様に書いています。
全文、転載します。
http://www.diary.ne.jp/user/21959/
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2003/08/15 (金) 停電の影響力
北米で大規模な停電だと。そんなこと日常茶飯事のここでは、恐らく人々
はそのニュースを聞いても、何とも思わないだろう…。機能がストップする
事に対して何ら焦りもないここの庶民は、むしろ「停電くらいで？」なんて
不思議がるかもしれない。
4時間経っても、復旧の見込みなしだと。大した長さではない。ここは朝か
ら夕方までが通常の停電日。
ただ、ホーチミン市全体がとなると、話は別かもしれないけど。
いや、同じか。
夜に見たいテレビ番組があったりしたら、人々は怒り出すかも。
いや、外で涼みながら隣人と愚痴る程度か。
そうかぁ、都会では「停電」も過去のモノかぁ。そうだよなぁ。
いわゆる先進国よ、ベトナムを見習えー！
（と、叫んでも無理があるなぁ、悔し紛れ、だなぁ。）
好評の「亜理佐のベトナム日記」は、Alisa in WonderLandのサイトにありま
す。
http://mexgros.com/alisa/
(3) 予定と案内
終末は、やはり盆踊りが続きます。
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