2003年9月17日 vol.300
吉田つとむはインターネットを武器とする！メールマガジン
http://j-expert.com/
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情報公開のエキスパート＜吉田つとむ＞の週刊メールマガジンvol.300
を発行。当面、週１回刊行。 2003年9月17日
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3）予定と案内。
(1)コメント
吉田つとむのメールマガジン vol.300達成
情報公開のエキスパート 吉田つとむ（町田市議）のメールマガジン
発行が、vol.300に達しました。週1回の発行予定で発行したものですが、
2年半の間に、この回数となりました。
ちょうど、このメールマガジンのスタートは、前回の自民党総裁選挙
時期にあたりました。その際も総裁候補では、私は小泉候補を支持して
いませんでした。しかし、その人気が落ちないまま、その再選を迎えよ
うとしています。私は、現在もその空虚な構造改革路線なるものに信頼
が置けないでいます。
小泉候補は、既に再選確実と言われていますが、自分では支持をする
考えは今もありません。投票では、別の人に投票します。経済と地域の
活性化では、亀井静香候補に託すのが最良と考えています。
(2）ニュース
議会採決の賛否公表請願は取下げ
昨年９月議会に提案されていた、＜町田市議会における（本会議・委
員会）採決の賛否者の公表等を請願を持てる請願＞は、２，００３年９
月９日、取下げられました。
この取下げは、９月１６日の本会議に上程され、即決で「異議なし採
決」をはかり、異議なしでこれを承認しました。
こうしたケースでは、それまでの委員会の審議内容は、本会議で一切
触れません。私としては残念なことですが、それがルールですし、それ
なりの根拠も理由もあることです。
議事録の中にのみ、残っています。
＜和解で合意の銀行税＞
９月１３日の報道によると、銀行税の導入で東京都と大手都市銀行間
で争われていたものが、和解が成立したというニュースでした。
その和解内容では、双方が銀行税の存在自体は見とめるものですが、
実施的にはその廃止に近い税率となりました。その税率は、わずかに
0.9%を見とめるに過ぎず、過去に大手銀行から徴収した3、1,1730億円の
中から、東京都は2,344億円もの莫大な金額を返還することになります。
（毎日新聞などの数値による。2,000〜2,001年度の銀行税収納税額は
3,173億円であり、税率を0.9％に引き下げた場合、銀行に戻すべき金額
は2,221億円に達する．さらに、この金額にペナルティーとして、年利
4％の還付加算金分123億円を上乗せして支払うことなります）
最高裁の和解ということで、石原都知事は自分の失政を批判する声を
自己に向かないようにさせる目的です。しかし、すでにこの銀行税の増
収見こみ分を、都区部の固定資産税の減税に充当するという、人気取り
政策に消費してしまっています。
本来の固定資産税の徴収業務は、一般には基礎自治体の職務であり、
市町村が扱うべき分野です。たまたま、都区部の場合は自治体機能が全
面的に適用されていないために、東京都が管轄するものです。その結果、
東京都が管轄する範囲で固定資産税を減額しても、多摩地域にはまった
く影響しません．銀行税の徴収は、大手銀行の都内全部の店舗を対象に
した税制にしておいて、その還元措置は多摩地域が該当しないという、
問題を持っていました．そうした意味からも、この石原都知事の施策は、
実に大衆迎合主義のきわみといえます。
結果として、この銀行税で徴収した分を都市銀行に返還する時点で、
多摩地域在住都民、及び固定資産税の減税に浴しなかった区部都民から、
石原都知事は、住民監査請求を受けることは避けられないのではないで
しょうか。
(3)予定と案内。
明日は、文教生活常任委員会の開催日であり、午前10時から開始の
予定です。
19日の議会運営委員会は、審査予定であった請願が取り下げとなり、
その開催を中止しました。
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