2004年2月6日 vol.365
吉田つとむはインターネットを武器とする！メールマガジン
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情報公開のエキスパート＜吉田つとむ＞の週刊メールマガジンvol.365
を発行。当面、週１回刊行。 2004年2月6日
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3）予定と案内。
(1)コメント、
町田市職員の対応について
先日、町田市の施策や関連する事柄に関して、その実施規定を聞く必要が
生じた。事前に電話をして、こちらから簡単な説明をしたことに関する回答
であったが、その答えと答え方が非常に不適切なものであった。
職員の回答では、ルーチン的な説明ばかりで、私が求めた質問とはずいぶ
んかけはなれた回答内容であった。○○の書類を添付しろ。その書類がない
と審査できない、うんぬん。というものであった。
元来は、私の質問は住民から相談を受けたものであり、状況がその時点で
せっぱづまったものであった。そのためか、私は質問をしているのに、相手
の諸君は「口利き」をしているものと、錯覚したものかも知れない。その理
由として推測されることは、その職員の言葉使い自体が、非常に不遜な言い
回しであったことからも判断できる。
思うに、町田市の職員は、非常に難しい試験を突破してその職についてい
るはずであり、一般の事務において、それがたとえルーチン的な仕事であった
てしても、常に問題意識を持って、様々の事例に接しているはずです。
そうであるならば、住民の相談事の背景に、尋常でないことが発生し、そ
のことで、忙しく話に不慣れな住民に代わって、ことの説明をする議員の
姿とその言葉を理解できるはずと考えます。
「十分に話を聞く」、これが自治体職員の「住民相談」の基本ではないで
しょうか。
ともすれば、当該住民に「お金」を支給する担当者は、その対応について、
非常に不遜だとされる対応を感じる時がある。
わたしたちは、そうした事例において、議員がどのような立場を取るのか、
決して、職員の説明を鵜呑みにしないように気をつけたいと心がけていきた
いと思っています。
(2)ニュース、
町田市議会への視察について
このところ、町田市（議会）への他自治体からの視察が多くなっていると
のことで、大変うれしく思っています。特に、「議会運営」に関する視察が
多いと聞くと、自分が担当していることもあって、その思いはひとしおです。
今日は、長崎県大村市議会議会運営委員会の視察が行なわれました。長村
議長、佐藤副議長が公務のため不在で、議運の私がその応接を担当いたしま
した。
視察の中心は、議会のインターネット中継に関するもので、実際にはその
説明は事務局より行なうことになっています。私のあいさつでは、その説明
を十分にお聞きいただき、何でもご質問をしてくださいとお話いたしました。
町田市議会は、このインターネット中継の導入に関して、富山県魚津市議
会の視察で初の知識を得ることができ、北海道室蘭市議会でリアル中継と録
画中継の両方をセットにした方式を学ばせていただいたものです。
自分たちが先進地の事例を学習し、それを自分の議会に反映する。さらに、
研究を重ねた点を、新たな自治体議会に情報提供をする。これが、議会の相
互関係であろうと考えます。
この視察が、大村市議会にとって、インターネット中継導入の契機になって
いただければ、望外のことだと考えます。
(3）予定と案内。
明日は京都市の市長選挙。
その京都市では、東山区で電子投票が行なわれます。その状況を現地見学し
ようというわけですが、この間の期日前投票の実績で、東山区は他の区より
はるかに投票率が伸びているようです。
この成果が、当日の選挙の投票率につなっげってほしいと願っています。
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