2004年2月20日 vol.371
    吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン 
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    情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジンvol.371
    を発行。当面、週1回刊行。 2004年2月20日

    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

    (1)コメント、
    庁舎移転議案に対する、私の賛成討論の内容

     第123号議案、市庁舎移転の議案に対して、行った賛成討論の趣旨は、下記
    の通りです。
     事前にメモをしていたものですが、文面を読み上げたわけではないので、全
    部の趣旨を述べたわけではありません。実際には、より簡単に内容を話した記
    憶があります。

     さらに、重要な点では、「移転場所の十分な地盤・土質調査を求める。」と
    いう趣旨を割愛した可能性があります。その理由は、今日の(最終)質疑で、
    それを強調した意見が述べられていたためです。

     (以下、当初予定していたメモの全文)

    相模原市との業務核都市の関係をさらに発展させる立場をとる

    あわせて、町田駅西側から森野方面への、新たな面整備の充実を図ることが必
    用とする見地に立つ

    <公共・公益用地の早期活用>
    すでに、この用地である、公共・公益用地の購入から約5年が経過し、大半の
    意見がこの土地の「高度な利用」を求めている。今日まで、この土地の活用策
    に関して、当初からの「新庁舎移転地」以外の適当な案がない理由からも、新
    庁舎移転以外の施策は見当たらない。

    <庁舎の機能・行政と議会>
    庁舎の機能に関しては、電子政府時代に対応して、本庁舎と支所とのネットワ
    ークの考えを重視するべきである。
    同時に、行政と議会は別物であり、議会は行政の付属物ではないと言うことを
    再認識したい。

    <住民サービス機能の充実>
    その立場から、新庁舎は、出来るだけ電子化を図り、本庁者職員人数の削減を
    見越した構造とするべきである。つまり、大きな建物を即時的に必要とする見
    地は、適当でないと考える。
    一方で、「支所・センター」では、証明書等の発行業務から、総合的な住民相
    談業務を可能とさせる機能に目的変化をさせる必要がある。
    そうした意味で、「新市庁舎」と新しい「忠生支所・センター」の建設では、
    その機能分担の例示としてもらいたい。

    <防災>
    新庁舎建設にあったっては、移転場所の十分な地盤・土質調査を求める。
    また、防災対策では、立派な情報センターを作れば、それでよしとすることで
    なく、マンパワーを重視すること、住民との双方向システム機能を取り入れた
    思想が必用である。
               (以上)

    (2)ニュース、
     庁舎移転議案は委員会可決

     庁舎等検討特別委員会で審査をしていた、第123号議案(市庁舎移転の議
    案)は、本日質疑が終結し、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しま
    した。

     賛成は、自由民主党(大塚信彰・吉田つとむ)、公明党(岩下正充・川畑一隆
    )、社民ネット(伊藤泰人・田中修一)市民派クラブ(井上正行)の7名の議員
    でした。

     反対は、市民派クラブ(大西宣也)、新世紀・自民(渋谷武巳)、
    共産党(高嶋均)の3名でした。

     なお、反対討論を新世紀・自民(渋谷武巳)と共産党(高嶋均)が行い、自由
    民主党(吉田つとむ)は最後に賛成討論を行ないました。

    (3)予定と案内。
     特別多数議決の案件

     この市庁舎を移転させる議案は、重要案件でその可決には、「特別多数議決」
    と言って、出席議員の3分の2以上の議員が賛成する必要があります。

     3月27日に、次の定例会が開催されますので,そこでの表決となります。具体
    的なことは、今日の議会運営委員会で協議します。

     なお、その議運は、午後1時の開催です。

     町田市議会では、議会本会議を欠席をする議員はほとんどおらず、先ず全員が
    出席をしています。そこで、この「特別多数議決」の案件が可決するには、定数
    36名の内、24名以上の賛成を得ることが必要です。

     特別委員会の採決は、過半数の賛成で可決しますが、実際には7×3と言う結
    果で、3分の2を上回る人数の委員が賛成でした。

     さて、本会議では、どのような結果となるでしょうか。

     もとより、賛成討論まで行った身としては、この特別多数議決の案件が、是非
    とも本会議で可決となってほしいと考えています。

    <参考記事>
    表決 採決 裁決 議決
    http://www.interq.or.jp/neptune/waxn/council/c_31.htm
    元記事:地方議会の用語集
    http://www.interq.or.jp/neptune/waxn/council/index.htm

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