2004年3月17日 vol.382
    吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン 
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    情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジンvol.382
    を発行。当面、週1回刊行。 2004年3月17日

    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

    (1)コメント、
     ビジネスマン出身の政治家について

     今から、すでに20年以上前になりますが、参議院議員の木本平八郎(ペ
    ンネームーー八木大介)氏は、当時の政党で、サラリーマン新党からの立候
    補で当選しましたが、退職の直前まで、三菱商事の副部長でした。

     木本議員は、サラリーマン時代に海外でのビジネスが長く、米国や南米で
    の勤務をしていたとのことでした。
    企業的には、「組織」の三菱、「人」の三井と称されますが、自由闊達なタ
    イプの人で、個人的にはそうした三菱的な感じはありませんでした。

     選挙では、当選は1回でしたが、取り上げた問題ではサラリーマンの生活
    問題(通勤、単身赴任問題)に限らず、
    1. 当時、行政指導で禁止されていた「ガソリン輸入の自由化」
    2. タクシー料金の自由化
    3. 東京都心の排気ガス規正、
    4. カジノエリアの設定
     等など、当時としてはあまりにも飛躍した話題を投げかけました。

     メディアからも、国会でも余り相手にされませんでした。
    私は、その第一秘書として、残念な思いを何度もしたものです。

    <参考> 三菱商事の本
    http://i16.jp/j/jp/books-jp/ALPHAXBBB0C9A9BEA6BBF6.html

    <客観的な記述>

     私が、その第一秘書をしていた(と言っても、2年ばかりです)木本平八郎
    元参議院議員(昭和58年の比例区当選、当選は1期のみ)の紹介をしました。

     短い紹介ですが、客観的に記述しています。
    取り上げた問題もそうですし、当選が1回であることも同様です。

     木本元参議院議員が取り上げた問題で、実現されたのは「ガソリンの自由
    化」、「タクシー料金の自由化」などがありますが、それはその当時の議論の
    延長上に実現したことでなく、別の動きからのことでした。

     さらに、上記で取り上げた問題等の指摘は、その先見性を評価できても、実
    行性で有効な働きをしませんでした。

     今、日本では新しい政治家が数多く誕生していますが、「松下政治経済塾」
    などと言う政治家養成機関(インキュベート)から、出てきたばかりの人達が、
    その「新鮮さ」と「頭の良さ」でもてはやされています。
    さらに、そうした政治家のネットワークが構築されかかっています。

     こうした事態とその人達が、日本を効率的でスピードアップした社会にして
    くれるのか、それとも短絡思考の隘路に立たせるか、その答えが出るかさえ、
    不明です。

     以上は、「電網政治の時代」掲示板で議論している内容の一部です。

     ビジネスマン出身の政治家が少ない、という問題に対する回答として、書き
    込みをしたものです。

     以降、松下政経塾出身の政治家を評価する意見が出ていますが、それへの回
    答はこれからです。

    (2)ニュース
    企画総務受任委員会審査の決着

     企画総務常任委員会の予算審査は、大スピードで進展しました。
     しかも、庁舎建設の基本計画予算が入っており、その歳出にいろいろクレー
    ムがつくかと考えていましたが、予算案の反対は共産党の高嶋均委員のみでした。

     移転反対派が多数を占める委員会ですが、3月の当初予算にこの庁舎建設費を
    盛り込んだことのみの批判決議が提起されたものでした。

     我々を除く4名の移転建設反対派議員が賛成し、委員長裁決でその決議が可決
    となりました。もちろん、委員会で採決されたのみです。

    (3)予定と案内。
     委員会審査が続く

     今日は、委員会審査の3日めです。1日に2委員会開催しているため、本日
    の開催委員会は、文教生活と都市環境の常任委員会の開催となっています。

     そうした常任委員会を開催し、その常任委員会で分散して詳細な審査を行い、
    それらを最終日に本会議で表決する方式で、条例や予算を決していく方法が、
    町田市議会では取られています。
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