2004年5月3日 vol.401
    吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン 
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    情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジンvol.401
    を発行。当面、週1回刊行。 2004年5月3日

    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

    (1)コメント
    大阪府高槻市のHP 

     大阪府高槻市、人口 男173,300人・女181,995人・合計
    355,295人の人口であり、
     東京都町田市、人口 男199,098人・女202、588人・合計
    401,686人の人口であり、町田市のほうがやや大き目といえます
    が、関東圏と近畿圏と言う全体的な規模の違いを勘案すれば、ほぼ同都
    市と見なされます。

     さて、その高槻市のHPですが、大変優れた特徴を持っています。http://www.city.takatsuki.osaka.jp/

    1.市長のスタンスの違い

     高槻市の市長は、自分が前面に出てきています。市のHPには小さなもの
    ですが、市長の顔写真と市長のコーナーがトップ記事です。内容は、次の
    通りです。
     例1. 市長フォトスナップ
     例2. 市長の主な予定を記載

     それに比べ、町田市長はHPの中では、目立たない存在となっています。
    寺田市長の「自分はあまり目立たないほうが良い」と言う、見地からのHP
    構成だと思われます。

    2.顔の見える幹部職員(部長職)

     「こちら部長室」というコーナーがあります。その説明では、「このコ
    ーナーでは、高槻市の各部長が、それぞれの部の事業や課題などを、自分
    の言葉で分かりやすく紹介します。いろんな想いがこめられ、個性が色濃
    く出ていると思います。そんな想いの中から、各部のさまざまな仕事を皆
    さんに知っていただければ幸いです。」と記されています。

     部長全員の顔写真と最新記事がアップされています。もちろん、バック
    ナンバー記事もあります。全員のメールアドレスが記載されています。実
    に、オープンです。

     極めつけは、「市長公室長の部屋」でしょうか。膨大な記事の累積が残
    されていますが、このポジションは、町田市では企画部長に相当すると考
    えられます。

     どうぞ、ゴールデンウィークをご自宅でお過ごしの方は、この高槻市役
    所のHPをご覧ください。再度、アドレスを掲載しましょう。
    http://www.city.takatsuki.osaka.jp/

    参考:町田市
    http://www.city.machida.tokyo.jp/

    (2)ニュース、
    米英軍のイラク人捕虜虐待報道

     米英軍による、イラク人捕虜の虐待が報道されました。時あたかも、両
    軍による捕虜虐待が同時期に報道されたと言うことは、広報の時期が見は
    かられていたか、報道が抑えられていたかのいずれかです。

     米軍のものは、メディアに配信されたものでなく、上官に提出された資
    料とのことですので、今まで「報道が抑えられていた」と解釈するのが通
    常の考えでしょう。

     さて、今回の捕虜虐待は具体的な写真もあり、その捕虜を侮辱する行為
    の「撮影」と、それに「自分が一緒に写る」ことを自体をアメリカ軍人が
    楽しんで行っているという、軍人としてはもっとも恥ずべき行為と見なさ
    れるものです。

     アメリカ政府と軍は、今回の事態が限定的な事件として、その責任所在
    を正すとしていますが、果たしてどこまで実行するのか、その真価が問わ
    れます。

     イラクの独裁政権を取り除き、そこに民主主義を打ち立てる手伝いとす
    ると言う大目標が、軍事的にも・政治的にも危うくなってきました。

     そうしてみると、この間で唯一正しかった行動は、ファルージャからの
    米海兵隊の撤退(転進再配置)ではなかったか、と思われます。

    (3)予定と案内、
    5月5日、大塚信彰議長、就任報告会

     「ホテル・ザ・エルシー」で開催です。自由民主党会派では、全員が
    出席します。

    * 今回、コメントとニュースの両方を、掲示板記事からの転載としました。

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