---------------------------------------------------------------
    町田市議会議員・自由民主党会派幹事長・発行2004年9月28日 vol.461
    吉田つとむはインターネットを武器とする!メールマガジン 
                 http://j-expert.com/
    ---------------------------------------------------------------
    情報公開のエキスパート<吉田つとむ>の週刊メールマガジンvol.461
    を発行。当面、週1回刊行。 2004年9月28日

    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。

    (1)コメント
    ユニファ定例会報告(草稿) 中奥文絵さん作

     下記は、九月のユニバーサルファッション協会の定例会の講演報告の
    草稿です。会員の中奥文絵さんが書かれたものを、事前に掲載させてい
    ただきました。いずれ、会報に掲載されると思いますが、記事のスペー
    スもあって、加筆・削除部分があるかも知れない段階の文章であり、つ
    まり草稿です。

     この掲載の目的は、NPO邦人 ユニバーサルファッション協会のことを
    広く知っていただこうと考えてものです。
    http://www.unifa.jp/

     以下、中奥文絵さんが書かれた原稿草稿の全文です。

    講演:「ユニバーサルファッションにおける色彩」

    講師:日本ユニバーサルカラー協会理事長 南涼子 氏

     九月のユニバーサルファッション協会の定例会は、日本ユニ
    バーサルカラー協会理事長の南涼子氏を講師に迎えました。
    南氏は97年文部科学省ファッションコーディネート色彩検定
    1級を取得後、高齢者や痴呆症に対する色彩の研究を開始。
    高齢者施設の色彩計画、講演、執筆のほか、老人ホームなど
    で色彩レクリエーション、カラーアドバイスやメイクをされ
    ています。このような活動を始められたきっかけは・・・

     色彩の資格を取ってそれを生かす道を考えていた時、福祉
    施設よりカラーコーディネートをしてほしいという依頼があ
    りました。そこで入居されている多くの方があまりにも地味
    な格好をしていることに気付き、こういう人たちにこそ色が
    必要なのではと思い、お洒落に色を取り入れていくためのカ
    ラーアドバイス・レクリエーション活動を始めました。

     ファッションにおいて色は重要な視覚情報のひとつであり
    、意志や情緒を表す情報でもあります。その日の気分で着る
    色を決めたり、イメージを変えるためにいつもと違う色を身
    につけたり。色で気分の調節や自己暗示が出来ます。また、
    色は見えている人だけのものではありません。知り合いのメ
    イクアップスタジオに月に一度来られる全盲のお客さんがい
    ました。彼女自身は色は見えないのですが「今日は赤で情熱
    的に」「青でまとめてクールな感じにして」というように、
    色を語感で理解していました。そして服もそのイメージの装
    いで来られるそうです。一昔前は色のお洒落は若い女性のも
    のと思われていましたが、美しく装いたい、自分をこんな風
    に人に見てもらいたい、という思いは誰にでもあります。

     しかし、年齢や障害などのため、様々な理由でお洒落に消
    極的になってしまう人も多いのです。高齢者に好きな色を聞
    いてみると、女性はピンクや紫、男性は青、緑といった明る
    い色やはっきりした色が人気でした。ところが「高齢者を色
    に例えると何色ですか?」というアンケートをしたところ、
    過半数が灰色、茶色といった変化に乏しく不活発なイメージ
    の色を挙げました。周囲からそう見られることで自らもレッ
    テルを貼ってしまい、色のお洒落が楽しめなくなってしまい
    ます。そこで、カラークロスを体にあててその人の肌に似合
    う色を判断するパーソナルカラーを取り入れることにしまし
    た。自分に似合う色が分からない、自信がない、色を着るの
    が恥ずかしい、という人もカラーコーディネーターのアドバ
    イスにより「こんな色も似合うんだ」という新しい発見があ
    ります。そしてその色を身につけそれに合ったヘアメイクを
    すると、不思議と誰もが表情が明るく自身に満ち、きりっと
    した顔になります。色はお洒落の幅を広げます。日常生活で
    スカーフやアクセサリーなどワンポイントで色を身につける
    だけでも目に力が生まれ、言葉遣いや仕草、歩き方まで変わ
    ってきます。こうして色をまとうことによって気持ちが活気
    づき、そこにコミュニケーションが生まれることで社会参加
    のきっかけになるのではと考えています。

     「ユニバーサル」というと、未だに福祉やバリアフリーと
    混同され、どちらかというとネガティブな意味で捉えられ、
    そのことがユニバーサルファッションの幅を狭くしている気
    がします。それを打開する方法のひとつが色だと思います。
    以前「親子で楽しむカラーコーディネート」というイベント
    をしたところ大盛況で、本当に様々な年齢の多種多様な親子
    の参加がありました。色は年代を超えて共通するもので、馴
    染みやすく誰もが関心のあるものです。色が「ユニバーサル
    」の枠を広げ、ユニバーサルファッションを広げることにつ
    ながると思います。
     
     質問コーナーでは、赤緑色盲の方から色を勉強する際のコ
    ツについて質問がありました。
    ・・・色盲とは自分が見ている色と他の多くの人が見ている
    色が違うだけのことです。色に正解はないので、自分が見え
    る色で好きな色から入っていけばいいと思います。そこから
    何を感じ取っていくかが大切です。ただ、表示や標識などの
    色が見えにくいなどの不都合もあるので、ぜひ色を表示する
    側に加わって、誰もが見やすい色づくりに参加してほしいと
    思います。

    最後に参加者の一人をモデルに実際にカラークロスを当てて
    パーソナルカラーの実演をして頂きました。色によってこん
    なにも顔映りが違うのかと驚きました。自分のパーソナルカ
    ラーも知りたくなりましたが、まずは自分の中のレッテルを
    取り払って色んな色に挑戦してみようと思いました。

    (吉田注:色盲と言う用語の使用については、様々の意見が
    ありますが、この日の講演では質問者自身がその用語を使わ
    たものです。また、ネットで検索しても、多数の意見があり、
    即時的にその用語が不適当とは言えないと考えるものです。
    あくまで、吉田がつけた注です)

    (2)ニュース、
     小泉内閣 内閣改造実行

     小泉内閣は、今回の参議院選挙の終了に伴って大幅な改造を行いま
    した。合わせて、党三役が一新しました。新幹事長に武部勤議会運営
    委員長が就任しましたが、不思議なのは安部晋三前幹事長が「幹事長
    代理」につくと言う、降格人事があったことです。間違いなく、参議
    院選挙敗北の責任を取った退任ですが、実質的には今までの仕事と同
    じ内容の職務を行う可能性が高くなっています。

     これは妥協の産物であり、他に方法がなかったのでしょう。ともか
    く、主要閣僚や入閣や党三役就任を期待した人たちが大勢取り残され
    たことは事実です。そのことがプラス方法に向かうか、マイナス方向
    に向かうか、これはそうした職務についた人たちに双肩にかかってい
    ます。

     党人としての思いは、小泉内閣がここまでくれば、あとはとことん
    突き進んで、改革なるものの成果が発揮されるか、あるいは立ち往生
    となるか、はっきりした結果を示してもらうほかありません。

    (3)予定と案内、
    「東京ねっとわーく」の勉強会を開催

     地方議員の自主的な勉強会である「東京ねっとわーく」の勉強会は、
    明日29日に迫りましたが、今回は「富士通ショールームの見学と映像
    を活用した最新の行政システムに関して勉強します。

     今回は申込みが多くなっており、すでに参加者予定が20名に達して
    います。ただし、気がかりは定例会中の議員もあり、会議の終了時間が
    どうあんるでしょう。
    ---------------------------------------------------------------
    URL http://j-expert.com/ <本人が記事更新中>
    <掲示版あり>http://j-expert.cn1.jp/yybbs/yybbs.cgi
    Mail; master@j-expert.com <ご意見、ご感想はこちらです>
    メールマガジンの登録・解除 
    メールマガジンID 0000063930
    『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
    編集 吉田つとむ
    ---------------------------------------------------------------
         まぐまぐ申込   リスト一覧  メルマガバックナンバー一覧  HPメニューページ  吉田つとむHP全体