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吉田つとむはインターネットを武器とする！　メールマガジンvol.638
    
町田市議会議員・自由民主党会派幹事長・発行2006年06月09日
    
情報公開のエキスパートが、週2回刊行する。
    
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3）予定と案内。
    
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(1)コメント、
    
市長の廃プラ処理施設白紙撤回表明と議会
    

    
　石阪市長は、その選挙の前後において、小山ヶ丘に建設予定の廃プラス
    
チックの中間処理施設に関してその白紙撤回を表明していました。
    

    
　そのことを、6月9日に行われた市議会本会議における河辺康太郎議員の
    
一般質問に際して、改めて表明しました。
    

    
　質問に対して、町田市が廃プラスチック中間処理施設を小山ヶ丘に造る
    
ことを白紙撤回する方針旨を、東京都と建設業者に伝えと答弁しました。
    

    
　そのことで、業者は東京都と（買戻しの）話し合うことになること、
    
さらには町田市とも話し合いになる見込みを述べました。すなわち、
    
「弁償」の話になることが予測されました。その裏づけは、東京都はこの
    
土地を一般廃棄物処理施設建設の条件で販売しており、その売却条件に
    
よって、産業廃棄物処理施設には転用が困難であるとの答弁を行いました。
    

    
　今後は、新設予定の「ごみゼロ市民会議の委員会」で検討されることに
    
なりますが、市長の諮問がどのような内容になるか、まるっきり白紙の
    
状態でこの廃プラスチックの中間処理施設問題が議論されることはないと
    
の見通しが推測されました。今期の予算に、「ごみゼロ市民会議委員」
    
関係分が計上されており、その中で市長からの諮問事項が議論される見込
    
みが出るでしょう。ただし、理事者側がその予算説明でどこまで明らかに
    
するかは不明でした。
    

    
　あわせて、河辺康太郎議員の質問では、「多摩ニュータウン環境組合」
    
にその廃プラスチックの中間処理を依頼することの是非を尋ねていました
    
が、石阪市長は「自区
    
内処理」の原則を述べました。八王子市と隣接するとの批判を浴びた
    
「廃プラスチック中間処理施設」を多摩市内にあるゴミ処理場内で処理す
    
る方法で代替することは、とても多摩市側に受け入れられないでしょう。
    

    
　全ては、「ごみゼロ市民会議委員」の判断にゆだねられることになるで
    
しょう。皮相的に言えば、結論の内容によっては議会はいらないとの判断
    
を下されかねないでしょう。
    
 
    
(2)ニュース、
    
議会の一般質問者数について
    

    
　町田市議会では、今期定例議会の一般質問人数が32名に達しました。記
    
憶にある中では最高の質問者数ではないでしょうか。通常では会議の進行
    
役である正・副議長にあっては質問を控えていますので、議員の人数割合
    
でいうと、34名中で32名が質問したと言うことになります。
    

    
　質問は町田市議会において全てが議員個人の一般質問形式となっていま
    
す。つまり、他の議会にある「代表質問」制度は採っていませんので、
    
党人であっても会派に所属をしていても、（会派所属の）個人として質問
    
しています。
    

    
　そのことは議会便りの掲載に当たっても同じであり、所属会派名と個人
    
名でその質問事項内容と市長の答弁内容のメモ程度の紹介を行っています。
    
つまり、議員本人がどのような関心を持っているか、どのようなスタンス
    
かはその記事によって比較されるわけです。しかも、今では自分の発言と
    
その様子は、インターネット中継を通じてリアルタイムとオンデマンドで
    
視聴することが可能になっています。
    

    
　こうした状況下、議員個人にあっては必ずや議会で発言の場に立つで
    
しょう。いえいえ、ごく少数の議員の皆さんは、なにも本会議の質問には
    
頼らなくともことは成就するし、そのことを支持する住民は十分にいると
    
確信される人もおります。
    

    
　もちろん、私は毎回こまめに登場して、その存在証明をしておきたい
    
タイプです。質問者が多すぎると言う批判があっても無理からぬことと
    
納得しています。
    

    
(3）予定と案内。
    
　議会は、一般質問が続く
    

    
　本会議は一般質問の日程に入っており、ちょうど半分の議員が質問を終え
    
ました。月曜日は３日目となり、私の質問は火曜日（最終日）の７番目です。
    
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