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    吉田つとむはインターネットを武器とする! メールマガジンvol.732
    情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2007年4月28日
    週2回刊行する。
    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、(3)予定と案内。
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    (1)コメント、
    ごみ施設談合の裁判で不当利得の返還を業者に命じる

     町田市も参加する、多摩ニュータウン環境組合のごみ施設建設に関する談合に対し
    て、工事代金が不当に取りあがったとして、住民裁判が行われていた。最高裁まで争
    われ、その裁判でついに返還決定に判決がでた。

     工事受注した日立造船を訴えていたもので、判決では談合有りと認定し、
    約12億86百万円の返還を命じることになった。日立造船の工事受注額は
    約257億円で、工事金額のつり上げを5%に算定している結果である。

     行政機関として、本年度に思わぬ高額の収入となり、そのお金は大切に使われるこ
    とになる。

     思うに、今の時代に談合をやる余地は無く、談合が発覚した時点でその談合企業は
    手厳しい処置を受けることになる。そのうち、企業の存立を危うくするような談合に
    よる上乗せがあったと認定されると、より高率の損害賠償金を支払うことになるだろう。

     建設業界、建設関連業界の皆さんは、このことを肝に銘じていてもらいたい。今の
    時代に、この談合にかかわると言うことは、その損害賠償金を課せられることで企業
    を倒産させる可能性もあり、この認識でいてもらいたい。

     自らが、談合には飲酒運転並みの罰則が待っていると言う考えに立ち、業界のあり
    方を見直す時期にある。
     
    (2)ニュース、
    ジェネリック医薬品の優先使用

    ジェネリック医薬品(後発医薬品)の優先使用問題は、厚生労働省が医療費を抑え
    る目的で、大きく前進しそうである。読売新聞の4月22日記事によると、医師の
    処方箋の様式を変え、医師が新薬を選ぶ場合にその理由を明記する方式に切り替える
    と言う。

     今日では、ジェネリック医薬品の使用に関して、「ジェネリック(後発品)可」と
    されているのみで、現実のジェネリック医薬品使用の普及はままならないのが実情で
    ある。

     医療費抑制は待ったなしの状況であり、国民医療費の個人負担も限界がきており、
    他の選択肢は無かろうと考える。

     私は以前に、主宰する、議員の自主的な勉強会「東京ねっとわ−く」の会合で、
    (06/09/05) 9月例会 タイトル ジェネリック医薬品の現状と展望
     を開催した。

     講師は、富士製薬工業 株式会社
             学術情報課 草塩英治 氏 、マーケティング部MR 角川英己 氏 
    にお願いした。

     そうした話も参考に、町田市議会において、初めて「ジェネリック医薬品
    (後発医薬品)」の話題を取り上げた。まだまだ、町田市民病院での使用は限られて
    いたが、質問をした事のみでも、このジェネリック医薬品」の存在がタブーでなく
    なり、「ジェネリック(後発品)可」の発想を持ち込めた。

     果たして、厚生労働省の意気込みは、どこまで浸透するのだろうか。

     ともあれ、その時に参加した自治体議員のメンバーによって、各自治体議会におけ
    る質問が多数提起される可能性が出てきた。

     今年は、「ジェネリック」が大きな関心を呼ぶことになる。

    (3)予定と案内。
    連休日程は、体育館などでスポーツ観戦

     連休は、市内のアマチュア団体の各種スポーツ観戦をする予定。特に、決まった
    日程はほとんどない。
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