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吉田つとむはインターネットを武器とする！　メールマガジンvol.759
情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2007年9月8日
週2回刊行する。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、
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(1)コメント、
＜報道＞「選挙公約の都民税減税、石原知事が断念」に関して

読売新聞（９月８日・ネット2007年9月7日14時33分）によれば、「東京都は、低所得者の
住民税（都民税）を一部免除する独自の減税策について、実施を断念する方針を固めた。」
とある。さらに、「この減税策は、今年４月の都知事選で石原慎太郎知事の掲げた公約の
一つ。生活保護を受ける人と所得がほぼ同水準の人を対象に、都民税の所得割り部分を
全額免除するとしていた。」と続けている。この内容は、石原都知事の記者会見で明らかに
していた。

　私は恥ずかしながら、こうした内容の公約を都知事がしていたことを全く知らなかった。
自分自身が同じ時期の都議会補欠選挙に立候補し、またその選挙では石原都知事の推薦を
受け、さらに、当方は石原都知事選挙の実質的な応援をした関係であった。しかし、私は
自分の政策部分にそうした都民税に関する見解や公約には一切入れていなかったし、
候補者として石原都知事は町田市の演説ではそれには触れていなかったと記憶している。
そうは言いながら、石原都知事選挙の選挙ビラにはその文面が入っていた可能性があり、
知事の方針をよく学んでいなかったことは、支援を受ける立場としてはかなり気恥ずかし
い立場になる。

　先の読売新聞記事によれば、「都が検討した結果、〈１〉免除額は、１世帯当たり最大
で年１万９０００円、平均すると月数百円程度で、減税効果が小さい〈２〉所得を基準に
した場合、低所得ながら貯金などの資産を持つ人を除外できない――などの問題点が浮上
した。今後は税制以外の分野で、来年度から独自の就労支援や資金貸し付けなど低所得者
を救済する施策を検討する。」と記している。

　要するに効果を考えて公約を撤回して、別の施策に振り替える訳で、政治的には賛否が
起き、議論の対象となるものである。この減税が行われると、市町村の立場では市都民税
納付書作成のソフトを書き換えたりしなければならず、混乱のもとになるコンピューター
操作が入り、余り歓迎されない施策であろう。

　とは言え、ともかく、この公約で都知事の選択をした方もある可能性も否定はできない。

私自身は、各種の就労支援（高齢者、障がい者等）やNPO法人への資金貸し付などの施策に
一貫して関心を持ち、その種の施策を取るべきと打ち出している。その自分の立場から言
えば、石原都知事の方針転換を否定的に見るより、就労支援や資金貸し付けの具体化策の
提起を歓迎するものである。

(2)ニュース
台風の来襲が近い中で１６号バイパスを走る

　昨日は、関東地方に台風の来襲が近い中で１６号バイパスを走った。

　この道路は自動車専用道路で準高速道路クラスの仕様道路であり、車の通行が少ないと
快適である。ただし、日常的に大型のコンテナーなどを積載した通過車両が多く、慢性的
に渋滞が目立つ道路である。

　私の車は、車両が看板を背負ったキャブオーバータイプの車であるので、この日は台風
の来襲でやや風にあおられる傾向にあった。車の通行は日ごろと違ってかなりの少なめで、
車上の回転灯をまわしながら走るパトカーの通行が目立ち、その姿は頼もしい。

　横浜での用件を済ませ、早々に地元に戻った。７日の朝は外にもでず、傘貼りをするで
もなく、自分は平穏にありながら、各地の台風被害を気の毒に思って過ごしている。
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