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吉田つとむはインターネットを武器とする! メールマガジンvol.758
情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2007年9月2日
週2回刊行する。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、
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(1)コメント、
すでに、遠藤農相が辞任意向の報道

 すでに、この時間のネットには、遠藤農相が辞任意向の報道が出ている。野党のみな
らず、公明党からも厳しい批判が起こっていた。国の補助金の使い方で会計検査院から
不当支出とされたものが3年間も放置されていたことが、その共済責任者として農相
就任の立場を含めて責任を問われているのである。

 総理も今回は発言が慎重で、状況を見てからのことにしたい旨がありありであった。
与謝野官房長官が遠藤農相の説明を求めることになっていたが、そうした話の総合判断
で「農相辞任」の意向になったのであろう。

 安倍内閣にとって遠藤農相はすでに3人目の大臣であり、これから選任する農相が
どのような人物になるか、さらに厳しく問われることになる。

農相、組合長を務める共済が不正受給を放置

 話題は新内閣のメンバー選定がその身体検査のなるものでどの程度クリアーに成ってい
たかと言うことです。特に、農相がどんな人物であるか注目が集まります。

 そうした中で、遠藤武彦農水相(山形選出)が組合長理事を務める地元の農業共済組合
(山形県米沢市)が、自然災害による農作物被害の補償掛け金について、水増しし、
約115万円を不正に受給していたことが発覚した。すでに、会計検査院から平成16年
の調査で水増しを指摘していたが、いまだに不正受給分を返還していないという。この
事件をメディアは一斉報道している。

 さらに、遠藤武彦農水相は、この問題が発覚する段階になって、急遽地元に帰って、
組合長の役職辞任をしたという。

 就任時の記者会見で、農相就任を必ずしも歓迎していない旨の発言があったが、そのこ
とが頭に会ったのではないか、そのように邪推をされても仕方が無いことである。

 翻って、今の内閣は自公連立であるので、自・公・保政権の時代に保守党の代表を
国土交通大臣に据えたように、このポストも公明党にゆだねるか無所属議員、あるいは
思い切って民間人にゆだねる方法もあったろう。そうした大きな選択肢で考える必要が
あるのが、この農水大臣のポストではないかと密かに思っている。昔花形の農相ポストは、
今となっては自由民主党議員にとってまさに鬼門である。

(2)ニュース
 坂本外務政務官も辞任 政治資金報告の領収書を二重計上

 昨年分の領収書を次年度にまで、内容を修正して使用していたとして問題となっていた
坂本由紀子外務政務官(参議院議員 静岡選挙区)は辞任の意向を明らかにしたという。
留まることを知らない内閣の交代ドミノ状況。
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