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吉田つとむはインターネットを武器とする! メールマガジンvol.767
情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2007年10月5日
週2回刊行する。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、新規に(0)小さな話題を追加
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(0)小さな話題
現代版「風林火山」は菓子の登録争い

「裏日本ニュース」と言うかなり斜めにかまえているようなサイトがありました。
紹介記事はやや前のものですが、<2007年07月22日「風林火山」菓子の商標めぐり
山梨と長野の業者対立>という表題です。
大河ドラマ「風林火山」にちなんだ菓子の商標をめぐり、関連商品を売り出した
山梨県と長野県の業者が対立している。2001年に、「カステラ焼 風林火山」
の名称で商標登録を済ませている山梨の業者が、長野県の業者を訴えたのだそうです。
 歴史は平成に到るも、商売の世界ではあくなき戦いが繰り広げられています。
 紹介サイト、「裏日本ニュース」ファイル
http://blog.livedoor.jp/tknmst/archives/51559258.html

(1)コメント、
「公園の噴水遊び」を裁判所が騒音と認定したことに疑問

 東京都西東京市内の公園の噴水で遊ぶ子供の声がうるさいとして、近隣住民の一人が
騒音差し止め措置の仮処分を申し立ていた。東京地裁八王子支部は噴水を使用しては
ならないとする決定を出していたという。この経過は(ネット記事として)各紙が
10月5日に報道している。

 もとより、この噴水は公園に子どもが楽しく遊ぶ施設として行政が設置したもの
だが、訴訟の相手が不眠の症状があって精神的な苦痛を受けるとのことで行政と裁判
になっていた。裁判所の判断理由は、子どもの声が東京都の都環境確保条例の騒音
規制を超えるとのことであり、その噴水の構造(断続的に噴水が起き、その間を
子ども達が楽しく走り回る)に裁判所はクレームを付け、子どもに大声を出さない
ようにさせる立場をとったわけである。

 町田市でも子どもの遊び場施設で同じような経験が過去にあり、やはり裁判の相手
の人は病気を持っていた。幸い、町田市の場合は、相手にその住居を越してもらう
ことで和解が成立した。その際にも、他の家からは訴訟に同調するクレームは一切
なく、一所帯との間でトラブルが起きていたのである。

 確かに、声を出す子どもが悪いのか、その施設をつくった行政が悪いのか、裁判所
が悪いのか、具体的には難しい事柄である。ただし、今回の裁判事例を是とすると、
子ども達を健全に育てようとする幼稚園や保育園の運営に支障を来すことが起きよう。
こうした事態を憂慮する立場から、都会においては生活騒音の許容基準を緩和するべ
きではなかろうか。
 他の意見を求めたい。

(2)ニュース
市町村(議会)と舛添要一厚労相発言 

舛添要一厚労相が国民年金保険料の着服問題を巡って「市町村は社会保険庁より
もっと信用ならない」と発言した。これに対して、倉吉市の長谷川 稔 市長を始め、
いくつかの市町村から、抗議の声があがった。もっともなことである。

 なぜなら、国民年金保険料の納付に関して、その納入先が地方自治体から国の社会
保険庁に変わったとたんに、その収納率が著しく低下し、一挙に国民年金制度の維持
に関する国民の不安・不信が高まった事は記憶に新しいことである。

 その国民年金保険の納付率低下と拡大が、そもそも民主党がいう「全額税負担」
政策提起につながったものであり、保険制度維持を前提とする与党への支持に大打撃
を与えているのである。

 さて、この舛添要一厚労相の地方蔑視発言はさらに続き、抗議の自治体首長に
向かって、「小人(しょうじん)の戯れ言」と評している。つまり、
「地方自治体」×「中央」の構図に持ち込もうとしているが、よもや、先の参議院
比例代表選挙で舛添要一候補の公選ポスター貼りをした地方自治体議員はこんな
しっぺ返しを受けるとは思っていなかったろう。関係各位には、お気の毒なことで
ある。
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